文化逍遥。

良質な文化の紹介。

花見川サイクリングコース2020.4.6

2020年04月07日 | まち歩き
 新型コロナウィルスの感染拡大により、ここ千葉を含めた地域に今日にも緊急事態宣言が出るようだ。死亡率が高いヨーロッパなどのように、罰則規定があるわけではないが、個人的にはこういった人権に関わるような宣言が出ることは「必要悪」で、本来は自主規制で改善して行ければ理想的と考えている。しかし、この際可能な限り外出を控え、専門家の指示に従うことにしよう。

 とはいうものの、地元の映画館やライブハウス、更には楽器店などにも行けないとなると、けっこうストレスが溜まる。推奨される運動としては、他の人と2メートル以上距離を置いた屋外の散歩など、ということなので、花見川サイクリングコースまで4/6(月)午後、ママチャリで行ってきた。まだ桜も咲いているし、気候も暑からず寒からず、で気持ち良かった。


 こちらは、上流方向。ここまで、景色を見ながらママチャリをゆっくり走らせて千葉市中心部の我が家から45分くらい。こういうのを「ポタリング」というらしい。


 こちらは、下流方向。東京湾に至る。写真の右奥には、幕張メッセ、更には千葉マリンスタジアムなどがある。


 河口より東京方向を撮影。遠くにスカイツリーが見えている。


 カモメ。

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2019/11/4、千葉市稲毛人工海浜

2019年11月07日 | まち歩き
 11/4(月)、自転車で稲毛人工海浜まで行ってきた。穏やかな秋晴れで、振り替え休日だったので排ガスなどで空気が汚れておらず、見晴らしが良かった。


 撮影位置から北の方向で、写真右奥に幕張メッセなどがある。


 こちらは、もう少し西に当たる東京の方向。良く見ると中央上にスカイツリーが写っている。撮影したのは午後2時過ぎだったが、平日だと午後にこのようにスカイツリーが鮮明に見えることはほとんどない。

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JR御茶ノ水駅、2019/10/19

2019年10月21日 | まち歩き
 10/19(土)、久々に御茶ノ水に行ってきた。駅の改修工事はだいぶ進み、かなりバリアフリー化が進んでいた。



 夕方4時近く、お茶の水橋上から聖橋方向を携帯で撮影。曇っていたので、光が少し足りない感じ。写真手前が新宿方向、奥が東京方向で、左下が神田川。
 
 以前は、お茶の水橋口から入るとホームへ降りる階段があったが、今はすでに撤去されている。改札を抜けて、そのまま直進して新たに作られた階段を下りるようになっていて、エレベーターも使えるようになった。この周辺は病院も多く、エレベーターがあるだけでもずいぶん助かる人も多いだろう。学生時代から馴染んだ駅が変るのは寂しいが、これも時の流れだ。いずれ、この上に高い駅ビルが完成する予定だが、見てのとおりで、まだしばらく時間がかかりそうだ。

 この日は、岩波ホールで映画を観たが、それについてはページを改めて書くことにする。

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JR御茶ノ水駅、2018/10/18

2018年10月19日 | まち歩き
 御茶ノ水駅の改修工事もだいぶ進み、新たな駅上部が形になってきた。


 聖橋上から、御茶ノ水橋方向を携帯で撮影。写真右側、工事車両が止まっている下には神田川が流れているが、今は端にかすかに見えているだけだ。


 この古い駅舎も、もうすぐ無くなる。懐古趣味は無いつもりだが、やはり寂しい気がする。写真左側が中央線の東京方面。

 この後、例によって岩波ホールへ。映画の話はページを改めよう。

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5/19、神保町

2018年05月21日 | まち歩き
 5/19(土)午後、お茶の水から神保町へテクテクと歩いた。


例によって延々と改修工事中のJR御茶ノ水駅。聖橋上から携帯で撮影。写真の手前側に見えているプレハブなどの建物の下は、神田川が流れている。


岩波ブックセンターのあった所に先月4/11に開店した「神保町ブックセンター」。UDSという小田急グループ傘下の組織が運営しているらしい。中は、カフェになっていて岩波書店発行の本約9000冊が展示販売されている。コーヒーなどはだいたい500円位で、展示されている本を読むこともできるし、買った後に読むのももちろん可能。奥は、会員制の会議室のようになっていて、ゼミなどにも活用できるようだ。
 が、貧乏学生だった頃を思い出し、500円払ってコーヒー飲みながら本を読む気にはなれなかった。安い食堂なら1回分の食費に充てられるし、コーヒー代を本代に充当した方が良いだろう。でも、まあ、とりあえず岩波書店発行の本が揃っている書店が復活したことは良かった。

 この日は、この後三宅坂の国立演芸場での口演「国立名人会」に行った。噂に聞いた新書店が見たくてお茶の水で降りて神保町に回った次第。名人会についてはページを改めて書くことにする。

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花見川サイクリングコース、2018年桜の季節

2018年04月02日 | まち歩き
 前回の続き。

 3/31(土)午前、自転車に乗って犢橋(こてはし)貝塚から花見川サイクリングコースへ。花粉症だが、あまり気にし過ぎて外に出ないと運動不足になる。この日は、気温が18度ほど。風も穏やか、桜も満開で、自転車に乗って走るのには最適な気候だ。撮影地点は、花見川区役所近く。


こちらは、上流方向。カミツキガメが多い事で有名になった印旛沼に至る。


こちらは、下流方向。東京湾に至る。

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お茶の水駅

2018年02月28日 | まち歩き
 2/27(火)、久々にお茶の水を歩いてきた。


 延々と改修工事が続くJRお茶に水駅。聖橋からお茶の水橋方向を携帯で撮影。すこしブレ気味。手前の黄色いクレーンの下がホームで、停車しているのは中央線上り東京方向(写真手前)に向かう電車。
 すごい工事だなあ。しかし。車などが停まっている下に神田川が流れているが、ほとんど見えない。土手の補強工事がやっと終わって、いよいよ駅の工事にたどり着いた、というところか。学生時代から、かれこれ40年以上お茶の水周辺に親しんできたが、まさかこんな工事を目の当たりにするとは思わなかった。事故等なく竣工するよう、十分注意して工事して欲しいものだ。

 この後、岩波ホールで映画を観たが、それについてはページを替えて書くことにしよう。

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秋の海

2017年11月10日 | まち歩き
 すでに立冬は過ぎたが、自転車に乗って街並みを眺めながらゆっくりと走らせるには良い季節だ。「ここも変ったなあ」などと独りごちながらキコキコと漕いで、11/10午前、千葉市の稲毛海岸まで行ってきた。我が家から、30分ほどで着く。


東京湾の、南の方向。逆光になっているが、千葉県の東京湾岸に位置する工業地帯が見える。お世辞にも、風光明媚とは言えないが、海を渡る風が心地よかった。


こちらは、西側で対岸は神奈川県、川崎あたりになるだろうか。


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2017/8/2、神保町

2017年08月03日 | まち歩き
 最高気温が25度にとどかず初秋を感じされる日だったので、東京まで足を伸ばした。目的は、例によって神保町の岩波ホールで映画を観ることだったが、それについてはページを改めて書くことにする。

 神保町も、行くたびに街が変わる。特に、新刊本を扱う書店が急速に無くなってゆく。あるいは、店が残っていても店内は改装されて雑貨売場や喫茶などのスペースに変っていっている。無くなった、と言えば、やはり昨年11月に閉店した「岩波ブックセンター」がショックの大きいものだった。岩波書店の発行した本を中心に人文関係書の充実した揃えで、ここに来ると欲しいと思うものが多くて困ったものだった。特に岩波の全集本は、全巻予約しなければ買えないものも多かったが、ここでは一冊ずつでも別々に、予約なしで購入出来たのだった。今でも、閉鎖された入口を見ると胸が潰れる思いだ。岩波書店と資本提携していると勝手に思い込んでいたのだが、完全に別資本だったという。経営者が亡くなった事もあるだろうが、岩波書店が援助して店を続けて貰いたかった。もっとも、出版社数が、ピーク時の半数になっているとも言われる現状では仕方ないか。むしろ、古書店の方が頑張っているようだが、こちらもネットで探して買える時代になり苦戦しているようだ。代替わりで閉店していく傾向は止められそうもない。
 行くたびに、街が面白くなくなってゆく、と感じるのは歳のせいばかりでもなさそうだ。


 別れを惜しんで、昔の栞。

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花見川サイクリングコース、その3下流域

2017年05月04日 | まち歩き
 先週に続き、5/2(火)午前、再び花見川サイクリングコースへ行ってきた。今回は、国道14号脇に沿って続く歩行者・自転車道を通って花見川に至り、下流方向へ向かった。


下流方向。写真右奥に見えるマンション群の向こう側には幕張メッセなどがある。


花見川河口。橋の向こうは東京湾。


河口から神奈川方向を撮影。この日は、連休の谷間だったが、休みの工場なども多かったのか空気がきれいだったようでかなり視界が良かった。遠く山梨や神奈川の山々とおぼしき峰々が見渡せる。


こちらは、東京方向。右端にスカイツリーが見える。


こちらは南の方向で、房総半島南部の山が見える。

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花見川サイクリングコース、その2上流域

2017年04月27日 | まち歩き
 前回の続きで、4/25午前の話。花見川サイクリングコースをさらに上流へ。


 道はこんな感じで、花島橋から北側は非舗装。平日なだけでなく、この辺りはマンションなどが多い下流域と違って、民家が少ないので静かだ。


 弁天橋。ここまで来ると、千葉市の北端になる。この辺りの開削工事が、最大の難所だったという。幕末の天保14年(1843年)、この地域の掘割普請を老中水野忠邦に命じられたのは庄内藩だった。写真を見ても明らかなように、橋はかなりの高さがある。つまり、丘を切り開いて水を通そうとしていたわけだ。あの高さを人の力だけで、つまり鍬で掘り、掘った土を畚(もっこ)で担ぎ運び上げたわけだ。天保の当時、川の掘割普請を命じられたのは、北側から、沼津、庄内、鳥取、貝淵、秋月、の5藩だったが、自国の領内から人足等を派遣したのは庄内藩だけだったという。それだけ、大掛かりで、困難を伴う工事だったのだ。人足たちは、現在の山形県から、遠くこの地まで歩いて来たのか。その数は推定で、1500人程ではなかったか、と言われている。その中には工事中に亡くなった人もいて、当地に葬られている。故郷や、残してきた家族から遠く遥かな地で、死んでいかねばならなかったのは、さぞ無念だったにちがいない。


 橋近くにある横戸元池弁財天。橋の名は、ここから取ったか。写っている自転車は、わたしの愛車。赤い鳥居が3基見えるが、これらは、かつての競輪の名選手で八千代市出身の瀧澤正光氏が奉納したもの。
 

 さらに上流。この辺り、写真右奥はすでに八千代市になる。調子に乗ってここまで来たら、かなりバテてしまった。重くなった足で、ヒーコラ云いながら自転車をこいで帰ってきた。歳だなあ。でも、また来たい。体調を整えて、印旛沼サイクリングコースまで行ってみたいなあ。


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花見川サイクリングコース、その1中流域

2017年04月26日 | まち歩き
 4/25(火)午前、久々に花見川沿いにあるサイクリングコースまで自転車で行ってきた。気温は20度ほどで、風も穏やか、ウグイスなどの野鳥のさえずりが響く中をゆっくりと自転車で走るのは気持ちの良いものだ。花見川は、江戸期には一方は印旛沼に、もう一方は江戸湾に流れる2本の川だった。舟運の為、現在の中流域を掘って印旛沼と東京湾を結ぶように開削された、いわば人工の河川。江戸時代から、なんども試みられた工事は困難を極め、結局、現在のような河川になったのは1969年になってからという。
 この日は、我が家から川の中流近くに行き、それから上流の八千代市方面に向かって進んでいった。今回は、取りあえず中流域の写真を載せることにしよう。なお、史実については『古文書でよむ千葉市の今むかし―近世編』(2016年崙書房刊)を参照した。


 こちら側は、下流に当たる東京湾方向。写真右側が川。


 川沿いに広がる野原。以前は田畑だったが、今はごらんのとおり。でも、ここに来ると不思議な安心感がある。千葉市にも、こんな風景が残っている。あるいは、湿地なので宅地になりにくく残っているのかも。


 こちらは、上流にあたる印旛沼方向。写真左側が川。ここを進んでいった。


 写真右上に見えている建物はお寺で、天福寺。県指定重要文化財の観音仏があるので、この辺りの地名をとって通称「花島観音」と呼ばれて親しまれている。
 この辺りは泥土層で、開削工事の難所のひとつだったという。幕末の天保14年(1843年)、老中水野忠邦に命じられた鳥取藩は、掘ると水が湧き出すような状態で工事は困難を極めたという。

 続きは、ページを改めて書くことにしよう。

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千葉市稲毛人工海浜

2017年03月23日 | まち歩き
 3/22(木)、春の陽気に誘われて自転車で稲毛の人工海浜まで行ってきた。


 我が家からここまで自転車をゆっくり走らせて35分ほど。


 高いビルの向こう側は幕張メッセ。写真中央、ビルの左に低く見えているのは千葉マリンスタジアム。わたしが子どもの頃、このあたりは遠浅の海で、潮干狩りによく来たものだった。少し掘っただけで簡単に摂れるので、帰りはアサリなど貝を持って帰るのが重くて大変だった。その自然な貝は、身がしまっておいしかった。50年たった今でも、その味が口に残っておりスーパーで売っている貝は食べる気にならない。


 東京方面を200㎜ほどのズームレンズで撮影。スカイツリーが、右端に見える。ビル群は東京都江東区あたりだろうか。


 けっこう、水鳥がいた。鴨類だろうか。北へ帰る途中で、羽根を休めているのカモ。


 今年に入って買った丸石の自転車。腰や眼が悪くなってきて、以前のっていたドロップハンドルのスポーツタイプ自転車には乗りづらくなってきた。スピードはあまり出せないが、街並みを眺めながらゆっくり走る(ポタリングと言うらしい)にはこういうタイプの方が適している。安全基準を満たしたBAAで、6段ギヤ、普通に走っている分にはほとんどパンクしない肉厚タイヤが付いて25000円ほど。千葉―東京間の通勤定期券が一ヶ月20000円ほどだから、相対的に安くなったものだ。
 この道は、基本的に車両は入れない道で、ここを真っ直ぐに行くと花見川サイクリングコースに至る。次に来る時は、もう少し先まで行きたい。

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神田明神の人波

2017年01月09日 | まち歩き
 1/7(土)、たまには電車に乗って出かけてみるか、と思い立った。
 行くとなると、やはり東京方面になる。秋葉原で降り、湯島方面へぶらぶらと歩いた。秋葉原の変化には、驚きを通り越して一抹の寂しさを感じた。駅前のラジオ会館は建て替えられて「ラジオ会館」というのは名ばかりのトレンディーな店が多く入ったビルになり、かつて石丸のレコードセンターがあったビルはカプセルホテルになっていた。街のところどころに残るパーツショップやオーディオショップがかつての名残を留めるだけだ。

 その後、甘酒を買うため神田明神前の「天野屋」という麹を作っている店によった。亡き母は、ここの甘酒が大の好物だった。神田明神は、正月も一週間が過ぎているので、さほど人も出ていないだろうと思ったが、すごい参拝の人だかり。


 写真右奥に門(「隨神門」というらしい)があるのだが、そのあたりまで列が続いている。わたしは、この人波を見てうんざりしてしまい、甘酒だけ買ってさっさと帰ってきたのであった。

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高滝湖

2016年12月14日 | まち歩き
12/13日(火)、千葉県市原市にある市原湖畔美術館に行ってきた。とりあえず、そこまでのルートを紹介。

まず、JR内房線で五井まで行き、小湊鉄道に乗り換える。


小湊鉄道五井駅。懐かしいディーゼル車だ。ここから目指す高滝駅までは約40分。自販機で切符を買うよりも窓口で「上総舞鶴・高滝周遊乗車券」を買うと割安だし途中下車も自由だ。ここは旧国名では上総の国で、その国分寺があったところ。なので、奈良・平安頃の行政府のあった所とも言えようか。ちなみに『更級日記』は、菅原考標(たかすえ)の娘が父の任地であるここ上総から帰京することから始まる11世紀に書かれた回想記だ。


高滝駅。写真奥に高滝ダムがあり、ダムによって出来た湖が上流方向に広がっている。目指す市原湖畔美術館までは、歩いて20分ほど。


高滝ダム。


高滝湖。

湖畔を歩くだけでも気持ちがいい。レンタサイクルもあったのだが、土・日・祝日しか営業していなかった。釣りをしている人も多く、休日はけっこう人出がありそうだ。千葉駅から小湊鉄道高滝駅までは1時間ほどで着くのだが、随分遠く感じるのは列車の本数が少ないためだろう。こういう所に来るには、時刻表を頭に入れて行動する必要がある。もっとも、今は車で来る人の方が多そうだ。この写真左奥に市原湖畔美術館があり、来年1/9まで「ワンロード|現代アボリジニ・アートの世界」展が開催されている。それについては、ページを改めて書くことにする。


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