文化逍遥。

良質な文化の紹介。

HANNABACH―ナイロンギター弦

2012年06月19日 | ギター
久々にナイロンのギター(ソニード)の弦を換えた。
普段はスチール弦のギターを弾いているので、ナイロン弦はどこのメーカーが良いのかわからない。
ソニードの山本さんが推奨していたダダーリオを張っていたのだが、どうも高音が弱い。そこで今回は少し値が張るが、ドイツ製の「HANNABACH」を使ってみることにした。「ハンナバッハ」と発音するのだろうか。

Hannabach

けっこう高音域の抜けが違う。ナイロン弦でも品質にずいぶん差があるもんだ。
ナット幅が狭いスチール弦のギターを弾く時には左手の親指を使ったりして、いわゆるセーハという押さえ方はあまりしない。
それに比べてクラッシックギターでは大なり小なりセーハすることが多いのだが、綺麗に音が出ない。それもあって、ロウ‐テンションのセットにしたのだが、やはりイマイチだ。どうも押さえ方が、基本的に良くないらしい。まあ、何十年もフォークギターを弾いてきたのだから無理もない。そもそも、左足を台の上に置いて抱えて弾く事には違和感があって、ギターにピンを打ちストラップを使って弾いている。クラッシックのギター奏者がみたら笑われそう。

押弦のしやすさ、ということでは以前使ったことがあるSAVAREZが良かった。が、この弦は高音弦がアリアンス(alliance)低音弦がコラム(corum)となっていて、材質を特殊加工したものらしい。あまり、こだわるべき事ではないだろうが。


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