最近、著作権の切れた名画がDVDで安く手に入るので、買ってきて少しずつ観ている。
上の画像は、クリックすると拡大して見られる。
先週観たのはは、溝口健二監督の『雨月物語』1953年白黒作品。もちろん、原作は上田秋成の怪異小説集よりの一話。
傑作だ。
とにかく手間暇がかかっている。
わたしは、コンピューターグラフィックスによる人工的な映像は嫌いだ。
濃い味付けに慣れてしまっていると60年以上前の白黒の映像は物足りないかもしれないが、多くの人に観てもらいたい作品のひとつだ。9枚セットで1980円で買えるが、この作品一枚だけでもそのくらいの価値は十分にあると感じている。