文化逍遥。

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廃業届

2015年01月18日 | 日記・エッセイ・コラム
 30年以上続けてきた文書情報管理士の仕事だが、眼病を得たこともあり昨年いっぱいで廃業することにし、一昨日、所轄の税務署に「廃業届」を出してきた。感無量だ。母の介護を15年以上続けられたのも、取引先始め仕事仲間の理解があったればこそで、感謝に堪えない。
 人の命は、はかないもので、わたしが介護の日々を送っている間に仕事を共にした何人かの方が病に倒れ、亡くなった。それだけの歳月が流れたとも言えるが、仕事の上で無理をしていたようにも見えた。母の介護を通して実感させられたのは、命のはかなさと強さ、だった。人は元気な時は「大丈夫、平気、へーき」と、つい無理をしてしまう。が、生きとし生けるものは必ず衰え、死ぬ。今は、それを忘れずに生活することが大切と痛感している。

 これからは、読み残した本を読み、乞われる事があれば音楽活動をしていきたい。

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