文化逍遥。

良質な文化の紹介。

練習用の椅子購入

2015年02月03日 | ギター
 椎間板ヘルニアで、今年に入ってからギターの練習もままならない。
先月撮ったレントゲン写真では、背骨が曲がっているとの指摘も受けた。曲がった背骨の形を見ると、座ってギターを長時間練習するのを長年続けてきたので、それに伴い背骨が変形したようにも思える。それとヘルニアと関係があるのかどうかは定かではないが、ともかく無理のかからない姿勢でギターを弾けるように工夫して改善を試みることにした。
 まず、今まではプロフィールの写真のように右脚の腿の上にギターを置いて構えていたが、それを止めて、クラッシックギターのプレーヤーのように左足の下に「足台」を入れて左の腿の上にギターを置いて構えるようにしてみた。ブルースマンの中でも、ブッカ・ホワイトはこのような構え方をするが、どうもしっくりこない。
 結局、ストラップをつけて立って弾いていたのだが、長くなってくると辛くなってくる。そこで、仕方なく近所のホームセンターで座高の高い椅子を探して買ってきた。


座面の高さが49~65cmに変えられる、主に製図などに使われる椅子だろう。値段は税込みで6000円弱。しっかりした作りで値段分の価値はある、と感じた。これで、ストラップを使い少し腰をかけた状態で腰に無理がかからないよう弾ける。もともとは、ロバート・ロックウッド・ジュニアーの構え方を参考にしてみたのだが、ハイポジションも楽に弾けるので思いのほか具合がいい。

 さて、ヘルニアもひと月が経って少し楽になってきた。当初は、軟骨が神経に当たって刺激しているだけなので大したことはないだろう、とタカをくくっていたが、そんなに甘いものではなかった。痛みが激しいと不思議に力が入らなくなってしまう。足を上げたつもりが引きずっているような歩き方になってしまい、思いどうりに動けない。手すりに頼らなければ着替えもママならない。高齢になってヘルニアになると、そのまま寝たきりになる場合もあるらしい。また、排尿障害から感染症や尿毒症にかかれば、命の危険すらあるという。

 肝心要の腰。普段から大切にしたい。

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