このところ、図書館でCDを借りてきてショスタコービッチの『プレリュードとフーガ』を聴いている。
バッハの平均律にならい全ての曲調を使って作曲されているので、24番まである。それぞれにプレリュードとフーガ1曲ずつあるので、全48曲の大作だ。ピアノはアシュケナージ。1950年から1951年にかけて作られたというが、ここまでくるとジャンルを飛び越えて純粋に近代の音楽として聴ける。あるいは、伝統的なクラッシック音楽が調和を重んじているのに比して、より現実的な生活世界とでもいったものを表現しているように感じられる。
調和と混沌、その中にある不安がないまぜになった現実世界。
幻想から現実―生活世界への回帰。それは、ある意味苦痛でもあるが、そこを通ることでしか先へは進めない道。
近―現代音楽にはそれほど馴染んではいないが、このショスタコービッチの『プレリュードとフーガ』は、音楽史の中で重要な作品と感じている。
バッハの平均律にならい全ての曲調を使って作曲されているので、24番まである。それぞれにプレリュードとフーガ1曲ずつあるので、全48曲の大作だ。ピアノはアシュケナージ。1950年から1951年にかけて作られたというが、ここまでくるとジャンルを飛び越えて純粋に近代の音楽として聴ける。あるいは、伝統的なクラッシック音楽が調和を重んじているのに比して、より現実的な生活世界とでもいったものを表現しているように感じられる。
調和と混沌、その中にある不安がないまぜになった現実世界。
幻想から現実―生活世界への回帰。それは、ある意味苦痛でもあるが、そこを通ることでしか先へは進めない道。
近―現代音楽にはそれほど馴染んではいないが、このショスタコービッチの『プレリュードとフーガ』は、音楽史の中で重要な作品と感じている。