文化逍遥。

良質な文化の紹介。

38.5度

2015年08月08日 | 日記・エッセイ・コラム
 昨日8月7日、ついに出ました千葉市での観測史上最高気温となる38.5度。驚いたねえ、どうも。風邪を弾いての発熱じゃない。大気の気温だよ、念のため。

 ただ、乾燥した熱風の中にいる感じではあったが、体温を超える気温の中にいる感じは無かった。家の中にある寒暖計も36度ほどで、実際には気象庁の観測データと体感的には差異があるような気がする。逆に東京都心では37.7度だったということだが、今夏は大手町の気象庁ではなく、そこから歩いて15分位の所にある涼しい北の丸公園で観測しているとのことなので、実際は40度近い体感温度だったのではないだろうか。殺人的な暑さ、と言っても過言ではない。実際、昨日の夕方、船橋では55歳の男性が熱中症で急死している。わたしより若いし、まだ老人と言える年齢ではない人だ。人ごとでは無い、不要・不急な外出は控えたい。

 立秋の今日8日は、昨日とは一転して涼しい北東の風が入っている。この風は、北国では「山背(ヤマセ)」と言って、時に冷害をもたらすので恐れられている。今の時代、冷害よりも酷暑で亡くなる人が出たり、農作物の生育に悪影響が出たり、と温暖化の影響が心配される。自然のバランスを崩さぬようにするのが何より肝要だ。

 暦の上では、今日から残暑。体調を崩さずに、この厳しい夏を超えたいものだ。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする