King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

マンデリンの完結

2012年08月03日 10時02分18秒 | 珈琲
最近よく聞こえる鳥の鳴き声がありますが、
何が鳴いているのか正体がわかりません。

その鳴き声が『ケトルケトルケトル』と高音で
せわしなく鳴いていて何かせかされているような
不安定な気分にさせられます。

のんきそうな鶯の鳴き声とセミのバックコーラスに
時たま高音のケトル連続を聞くとああまた今日も
暑いやという感じです。

昨日が完全な満月でした。

まだこの時期の月は高い位置にあり、吸い込まれ
そうになるということはないのですが、つい目を
止めてしまう完結性は雲の少ない空でより輝いて
みえました。

マンデリン系の豆はあまり好きではなく、お客さんには
マンデリン好きが多くいるのが不思議な思いでした。

マンデリン好きとすっぱいのが嫌いという表現と日本の
コーヒー事情を如実に表している味嗜好ではないかと
感じます。

先日見た映画にニューヨークの街の良さを表す姉の
言葉に、自家焙煎の珈琲屋がありその古い焙煎機から
町中に珈琲の香りが溢れた朝は幸せにつつまれると
いうのです。

町の魅力の一つに自家焙煎珈琲屋があるというのが
要素になりえる現実に世界も注目しているのだと
思うと日本料理屋や寿司屋がゲテモノ食いとして
注目されているのでなくグルメに愛されて町に日本料理屋
があるという幸福度のバロメーターになりつつある共通を
思います。

さてそんな幸福度に至福至福とむさぼり食べる今の果実群の
豊穣があります。

昨日もいただきものの岡山白桃をいただき、享受する喜び
と生きる上にある喜びをかみしめてみるのでした。

マンデリンの喜びもこの味なら好きと言える人が多いという
ことで、それが完結したのがマンデリンゴールドトップでは
ないでしょうか。

大粒豆のうまみと醍醐味は季節のフルーツに似た至福感を
たたえています。

夏に最上位のマンデリンが似合うと思います。
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