King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

しばらく春路

2015年03月31日 13時59分31秒 | 珈琲
来月のブレンドは『卯月』を予定していましたが、
一昨日から桜が咲きだし、今日などは半袖でも暑い
陽気となり、イメージが狂い、どうも整いません。 

春になる予定が突如の初夏のような変化と桜も他の花も急いで
咲いてしまおうという勢いです。

その桜についても街の中の木は年々いじめられ少なくなり、
市役所裏の秩父公園には今や三本ぐらいの木しかなく、
かつては市民の憩いの場で花見の宴を張る人も多くいた
かつての風情を知る人にはとても寂しい光景です。

これは羊山の桜も同様で、姿の池も昔のボートが浮かび
釣りをする人がいた頃の賑わいからはとても想像つかない
いまの寂びれた姿も街の設計という都市計画の無さを感じ
観光の秩父としての売り出しも根本のところで失敗している
ように感じます。

合併して広くなった秩父市ですが、道路を走り山に入って
行っても何もないただの山がずっと続くという感じです。

人がいなくなりかつての畑なども他の地域では太陽光発電
などに使われていますが、秩父はなかなか使われないままの
荒れ地の所が多いのです。

その時その時の補助金を利用した事業は行われるものの
トータルのマネージメントやシステム設計がなく根本理念も
持ち合わせず、受けられる補助だけはもらってるという
その場しのぎの姿勢しか感じないのです。

そんな年度末で諸々の終わり方を見せられた三月も今日で
終わり、三月は別れの季節でもあり、終わり方から別れ方
を今度は新しいスタートに向け芽吹きの季節へつながる
卯月へのイメージはあったものの、まだ春路で揺蕩う駘蕩の
気持に少し浸っていたいような気もするのです。

ストレートではブルンジ、バカマラ、はパナマバルマウンテン
があります。

コメント
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