でお気に入りの銘柄として有名なブルンジですが
昨今ではカップオブエクセレンスも実施され積極的に
輸入されてこの本が書かれた当時からすればこの銘柄を
巡る環境も様変わりで本で紹介されたような野生の味も
今はするのかどうか疑わしいところです。
というのも今ではフルウォッシュの清潔で最新の設備で
生産されなおかつCOEのお墨付きでスペシャルティの
仲間入りとなってしまい、かつての野生の味は失われて
しまったのではという感じです。
そんな感じのあまり面白味もない感じでしたが、今回
さらに焼きを深くしてみたらこれまた味の特長が強まり、
甘さと苦さと持ち味が強調され気が付かなかったところも
今回は奥行まで見えた感じでした。
アフリカの豆はどれも個性的であり、ケニアやタンザニア
のように古くから知られたところもこれからのところも
その個性をより競って行ってもらいたいものです。