King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

『アメリカンスナイパー』鑑賞

2015年03月11日 23時56分10秒 | 映画
いつもの上里のシネコンでみました。

日経夕刊で五つ星とアカデミー賞作品賞に
ノミネートなど話題の作品で期待してみました。

しかし、見終わった後に去来しただから何は
払拭しがたいものでした。

アメリカには武力で攻撃する権利があるということ
なのか、万民なら安全つな位置から獣を狩るように
撃ち殺してもいいという事なのかそれとも最後の
シーンから番犬もときに羊から攻撃を受けると
いうことなのかまったく釈然としないのです。

一番の主張は攻撃されたら守という意思と武力で
攻撃を排除するという意思なのでしょう。

その前にその混沌と暴力の連鎖がなぜ生まれたか
という解析は必要ないのでしょうか。

最近よく言われる格差の拡大や特別な思いと
絆というのもその前にとにかく武器を持ち立ち上がれ
という簡単な論理の前にかすみがちですが、日本と
しては立ち上がる前にやるべきことをもっと
主張し解決策を提示すべきでしょう。

しかし、最近行われている緊急事態法制の整備
などアメリカと同じように武器を取る道をすすんで
いるかのようです。

私としては、この映画の示したものは武器により
威を借る者は武器により滅ぼされるという事と
最後のシーンから理解したいところです。
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おじさんが読んだ『カフーを待ちわびて』

2015年03月11日 13時58分32秒 | 読書


第一回ラブストーリー大賞最優秀受賞作だともしらず、
夷狄を待ちながら、ゴトーを待ちながらを連想して
似たものと思っていました。

舞台は沖縄、そして元いじめられっこがユタのおばあと
ゆるゆると暮らすところにロマンスが舞い込むという
若い女性が夢中になってしまいそうな筋立てです。

ところがこちらは勘違いしたおじさんです。

ストーリーの矛盾とか無理な展開とか破滅的な
終わり方とか不満なところも沢山あります。

現実的でないというのは一番納得がいかない
ところですが、ラブストーリーとしては身近に
おこり得ない方が無難なのかもしれません。

大人のドロドロとしたものを色々とみてしまった
物にはSFとかファンタジーの世界かも
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