King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

復活の痕跡

2015年04月09日 23時32分16秒 | スキー

宿に着いて色々な発見をします。

よく湯沢に来ると宿の駐車場は狭く近くの宿と共用だったり、
除雪のため鍵を預かるところがほとんどです。

ちゃんと専用のスタッフが常駐してかんりが行き届いている
ところならいいですが、全体的に季節限りの臨時スタッフの
多いところは避けたいところです。

今回の宿本陣さくら亭はそんな意味では利便性と機能性で
優れ、温泉街にも徒歩で行けます。

それにいつもは駅の送迎スペースに停めてお土産などを買うのですが、
この駅の駐車場があるのも宿にきて発見。

一番賑やかな通りはコンビニにも駐車場がなく利用に不便を
感じていましたが、この駐車場利用で格段に機能性と利便性は
向上し、またここに来ようという気にさせました。

宿の食事が7時半と遅く、ガッツリ滑りたい派はいらいらと
する時間帯ですが、もはや新雪を滑る時期でもなし、のんびりと
でかけます。

まだ、かぐらの時期ではないとNASPAに向かいました。

すると昨年同じ時期にはやっていたのに、今日は休みの
ようです。

気を取り直して、さてどこに行こうかと考えましたが、すぐに
今季復活した神立にしました。

ここも斑尾と同じでマックアースが買収し、復活したところ
です。それなのに昨季は町の賃貸権否決で営業されませんでした。

今年は無事オープンとなり、そうなれば斑尾が変化したように
今まで幻となっていたオリオンなどより楽しめるように変化して
いるはずです。

それを探すべく行ってみるかとなりました。

ともあれ今の時期では神立の湯は休み、リフトも三本だけの
営業でした。

それでもコースの半分だけ圧雪し、後は非圧雪で残してと
いう姿勢らしく、コブラインもあちこちにあります。

ただ、モーグルコースはロープで囲って新雪が残っている
状況でした。

一番の懸念はオリオンですが、これは予想通り今季はオープン
したらしく、今でもはっきりとコブラインが刻まれて復活の
狼煙のように鮮やかにメッセージを放っていました。

ここ数年リフト上での会話というのが非常に少なくなり、
私も自分から話しかけるということが無くなっていました。

かつてはあった共通のテーマがあり、齢もボードも関係なく
一緒になればどちらともなく話しかけああだこうだという会話
があったのですが、基礎スキーヤーとかモーグラーだとか
一目で解るカラーが明らかだったころからすると今はなんとなく
目的も思うことも判然としないような感じになり、会話の
行く着くところもいつも同じで話しかけることもされることも
なくなっていたのです。

ところが今日は何年かぶりに何度も話しかけられ色々な情報に
接しました。

印象的だったのは深雪用の板をはいた年配の男性が絶好の
春スキー日和になりましたねとフレンドリーに話しかけて
きて、話すうちに彼があのローブで囲われたモーグルコースの
管理をしている人物だと知れ最近のモーグル事情を知りました。

そして私としては一番興味のあった昔のモーグル滑りを今
やりたいというその原理の究明でした。

そのヒントをもらい一日コブ作りを手伝ったり、色々なコブを
滑って過ごすことになりました。

かぐらのモーグル用、基礎用、バンク滑り用のコブを作ったのも
彼で神立が終わったらガーラ、ガーラが終わったらかぐらに行くと
言っていました。

私は昨年同様志賀とかぐらに後行けたらなあという思いを強くして
早めに宿の温泉に浸かりに行きました。
コメント
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