King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

夢に出てきた豆

2019年06月28日 09時58分37秒 | 珈琲

怒涛の月末。何か夕方になると立ち上がるのもやっとという疲れ方をしていて

それなのにそれからまたいつものランニングに出かけるというハードな日々です。

 

それならもっと走るのを減らせばいいようなものですが、なぜかこればかりは省けない

人生の重要なアイテムとなっています。この雨が突然降る季節でも雨を理由に走るのをやめる

のも月に一度くらいで、なんとしても走る時間は作るのでした。

 

そして、今の季節なら夏の匂いが辺りに漂います。

 

サクランボやプラムの季節。この夏の夕方の匂いはそんな果物を予想させる甘い香りが

辺りに漂います。

 

もちろんそんな畑があるはずもなく、店頭に並ぶ八百屋さんが多いわけでもないのに、

走っていると夏の匂いがそこはかとなく漂っていてああこの匂いはと思うのです。

 

でも、昔はプラムなんて食べなくて李だったなあという思い出もあります。

 

八百屋の店先に並ぶのも青梅だったけれど、今では青梅なんか漬けるうちないだろうと

思いますが、スーパーには瓶とホワイトリカーが目立つところにまとめて置かれています。

 

しかし、町に漂う香りはやはり夏の果物の匂いがします。

 

ここで夏の罠についていつも考えるのですが、皆さんはそんな経験がないでしょうか。

 

夏休みというと八月が本番ですが、いざ八月になると暑すぎて何もする気にならず、

いつも大量の宿題に四苦八苦したというような、もしくは充実した八月を過ごすために

宿題を夏休み突入とともに爆速で片付けて八月はとにかく遊ぶという計画でいざ始めると

ずっと宿題だけして終わってたとか最後の二日くらいしか遊ぶ日がなかったとかそういう思い出。

 

そもそもずっと雨続きでやっと晴れたと思っても暑くて何かやるような気温でもなく、どこも

出かける予定もないというそんな夏はつまらないというような海に出かけても悲惨な思いでしか

ないとかとかく渋滞と混雑という日本のレジャーの貧しさを象徴するようなことしかないような

そんな夏でも家族で行った千葉や新潟の海は様々な思い出があり、その後海辺の温泉という最近の

思い出でもほんわかとした思いもあるもののやはり夏とは裏切りの季節というイメージです。

 

それに冬のスキーのために夏は一生懸命働くという心持のここ十年ですが、思い返すと浜焼きだ岩ガキだ

温泉だと出かけており、夏は夏の楽しみも多いことを認めないわけにはいきません。

 

ただ人と違うのは人混みの中に出かけていきたくないとか昔のようにお祭りだと浮かれなくなったことは

確かで、人と違うような体験とか本物を味わうというこだわりは増したかということです。

 

とんでもなくミーハーなことをしたり、俗っぽいことに浸る楽しさも時にはありますが、やはりある程度

人生を経てくると当然残した結果が気になるものです。

 

まあそんなわけで、後悔や裏切りの夏に少しでも潤いをということで夏は夏でできることを最大限考えるわけで

今朝の夢ではなぜかその夏の豆にスノートップを焼いて備えようという夢を見ました。

夏の豆ならというのがいくつかありますが、これはかなりレアな部類かな。でも昔から喫茶店などでもアイスに

深煎りの豆として定番の物でもあります。

 

ただ、スノートップくださいと来るお客様の多くは昔のキリマンジャロの酸っぱい味をイメージしており、

そこに氷とガムシロをドバドバと入れ、ミルクを後からトロリと入れるようなイメージでいます。

それにあがなう気もありませんが、当店の試飲でミルクも砂糖もありませんから。

でもアイスの試飲もできますよ。

水出しのアイスパックも受け付けています。

コメント
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