King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

秋に起こったことと今月のブレンド

2020年10月01日 14時11分47秒 | 珈琲

今日から衣替えです。

テレビに出てくるキャスターや政治家は皆赤い羽根を胸につけ

おためごかしも毎度のことですが、我市内の町会のほとんどは

この寄付を町の行事の一貫とし町内会費で寄付に回すとしています。

中には新たに町会で役員が回り寄付を募ることもありますが、町会の

仕事がこのような毎回の寄付の徴収なのです。

 

毎月数百円の会費の他、社協とか愛の募金とか消防団とか

PTAとか育成会とか必ずひっきりなしに回ってきます。

つまりこれだけ来ると町会費ともども市民税の追加にほかならず、

なぜ町会がその様な市の下請けのようなことをするかといえば

集めた額により還付があったり補助があったりするからです。

 

考えてみると寄付なのでとられても自分が受ける恩恵はなく、

働き盛りの世代はずっと徴税のような苦痛を感じるのみなのです。

しかし、この町内会のシステムも昔のように誰もが進んで参加するもの

からアパートのような一時住まい的意味合いの地だと加入が任意だったり、

そもそも入会の説明すら出向かないケースが目立ち、集合住宅が増え

地域の活動も昔のようにいかない状況と不公平な感じは増しています。

入っても寄付ばかりで恩恵はないので誰も入りたがらないし、祭りに参加と

いうことなら別に入らなくても困らないということで地域の交流もなかなか

昔のままでは進みません。

 

是非ともこのようなただの形骸化したシステムもより合理性のあるものに

変化させていくべきです。

 

それも行政が介入するなら今やっているマイナポイントのようなポイント還元で

市民参加の姿勢を後押しする必要もあるでしょう。すべての国民の権利と義務も

これにリンクさせ、選挙に投票も納税もポイントがかかわることにすればいいのです。

 

そんな細々とした制度設計や厄介なことというのはなかなか誰も見て見ぬふりで後回し、

でもそれも社会的に余ったものを再集結すれば可能です。

 

まあそれは置いておくとして深まる秋は今日の十五夜と秋らしいものが続きます。

昨夜は走りながら月を見るとさしてまあるくなってもいず、ずっとパソコンをみていたので

月が二重に見えていました。不思議なもので走り出すとすぐ近所で強く感じたきんもくせいも

影森辺りで一番香りが強くなりそれも場所により香りが違うのが解ります。

 

まだ半そで短パンですが、すれ違うランナーでは私だけです。他の人はもう既に長袖と長いトレパン

です。歩いている人もつい何日か前は半そでと半ズボンでしたが今は上着を着ています。

 

はっきりと認知されて必ずあいさつされる方もいてそう言った場所ごとのポイントが増していくのが

こういった毎日のことのイベントです。

 

深まる秋を感じるのもこういう夜の風を受けて走る時と毎日の珈琲を飲んでふと考えるときです。

最近の来店客の会話からやはりこの秋に感じる珈琲の魅力というのがまだ足りていない感じがして

最近のように寒くなってくると豆の深く焼いて出る甘みに感じた人や珈琲の甘みについて語る人の

少なさで今月のブレンドもそんなところをテーマにしなくてはと思いました。

 

今月のブレンドは『秋麗』です。

 

これは先月末に続けてみた夢のイメージから作られました。

どんな夢だったかはおいおい書いていきます。

ひとつは過去にも見た夢でボレロがテーマになっています。

もうひとつはホテルでの出来事です。これも私の夢の中では続き物の一つです。

日々の珈琲タイムに感じることとこの夢のイメージが私のブレンドの源泉です。

過去には秋にどらステックに変わる空気感や実りの秋のイメージなどでしたが

今年はこの空気の感じに強く感じたものがあり、それを大事に表現してみました。

お楽しみに。

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