King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

月のきれいな夜

2022年09月13日 11時35分33秒 | 珈琲
久々朝から晴れた爽やかな日になりました。最近の珈琲ではケニアのスペシャルティに和み秋の深まりを味わう感じになっています。朝のテレビで新宿御苑の萩の花が映されましたが、なぜ毎年この花なのかと思うのは私だけでしょうか。というのはその新宿御苑の花は白い萩の花でそれはうちの周りには咲いてないのです。これは一般的にも同様で萩の花といえば紫と思います。それなのに毎年白い萩の花を映し、何もコメントしないで秋の花が咲いたというのです。それでも夜走りに行くと秋の虫の大合唱の中お店の店先のすすきの花瓶をみたり大きな月が周りの雲を照らしながら現れる様をみたりすると季節の醍醐味を感じるのです。ふと栗蒸し羊羹を食べたくなったり、知らない土地にぶらっと出掛けてそこにある美術館や博物館にぶらっと入って思いがけない美術品にであったりしたいという欲求がふと頭をもたげたりします。ネットでみたり雑誌の紹介記事をたどるように以前は美術館巡りを秋にはしていましたが、最近の美術展なんてのはただ行列に参加するようなものではいるところから美術品の前から出口と売店の図録を買うのさえ行列です。世の中ブームだとか今世紀最後とかなにかとあおられ世の中に乗った結果なのですが、いい加減気がついてもいいころです。それでもゴールデンタイムにテレビをつければ旅番組やグルメ番組に人々はのせられ人のインスタをみては真似するような脳のないことをしているのです。そういう世の中の最先端の情報を得て行動することに喜びを見いだすことは私にはできません。しかしケニアの味に心酔わせふと旅立ち、それと出合う人やものはたまたなにも出合わない景色だけでもそんなことを思います。そして帰りに買ってくるであろう栗蒸し羊羹やアップルパイ、なだ万のお弁当などと思いは続きます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする