なぜブロメテウスを見たのか。それはエイリアンの前日譚を作るという触れ込みでいて創造主に会いに行き、なぜ人間を作りその生きる意味とはという哲学的命題を直接創造主に問うという主題に置き換わっていたこと。主役の考古学者がその答えを得る確証があるとプレゼンをするのですが参加者の他の科学者や兵士やエンジニアはそんなのはどうでもよく二年間冬眠してたどり着いた現地が辺境な宇宙というだけで宇宙船が二年でたどり着く距離感について具体的な数値は示されず相変わらず宇宙船は重力があり広々して酸素や食料も豊富な様子です。エイリアンというとあの頭の長い格好が今では当たり前のようににすぐ浮かびますが最初なかなかその全体像は示されず最後のラストシーンでやっと見られたのです。
最近ネットのニュースなどで南米のミイラのはなしの記事を見ていてその頭が長い形に人類の新種の可能性とか遺伝子的に解明が進んでいるんだとか。
この頭の長い人間は世界各地で見つかっており、文化として人体改造が昔から世界各地で確認されています。それは頭を板で挟んで長くするというもので纏足とか首長族とかの範疇とされていましたがそれにしては世界あちこちでその痕跡はあり、頭が長い人に人類の憧れがあったのではと思えてきます。それは太古人類が遭遇したエイリアンか新人類の類いで彼らの能力の高さに憧れて肉体改造を施したのではないかと思います。
そんなこともあり映画を見てみたのですが、展開するのはエイリアンと全く同じ展開で今までと違うのはエイリアンが最初蛇のような爬虫類型だったのが最後はイカの形で最後の人間を襲うシーンの口からまた口が出てくるのは同じなのです。また最後考古学者のエンジニアを止めろというメッセージにエルバが体当たりで止めるという展開や最後はアンドロイドの首とエリザベスが生き残るというのも同じ展開ながら違うのはエンジニアの星に乗り込みエイリアンで奴らを退治してやると言って終わるのです。
当然第二のリプリーとしてノオミを使っていこうとしていたところなぜか主役交代が起きアンドロイド中心に話を作ることになったのでした。つまりは第二のシガニーウィバーに育たなかったのがシリーズ途中消滅の原因ではないでしょうか。コヴエナントが発表になる前ネットで予告編のようなビデオが発表されなぞの解明に期待を持たせる展開だったのに実は消滅していたとは残念です。
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