King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

ジャス対ネッツ

2013年11月07日 13時55分40秒 | バスケ
TUESDAY, NOVEMBER 5, 2013
7:30 PM ET - Barclays Center, Brooklyn, NY

    1  2  3  4  T
UTA 18 20 23 27 88
BKN 28 26 31 19 104

Arena: Barclays Center, Brooklyn, NY
Officials: #7 Derrick Stafford, #31 Scott Wall, #29 Mark Lindsay
Attendance: 17732
Duration: 2:18

昔からビックスリーといういい方で、主力の中のスター選手が揃うチームが
注目されてきました。

近くは、ヒートのスリーキングス。セルティックスのビックスリーとか
一番印象に残っているのは、バックスのレイ・アレン、グレン・ロビンソン、
サム・キャセールでした。

これは中継がある度にビック何々といわれて何か特別な人たちなのかと
思わせたからです。

しかし、昔からスター選手を集めたチームが強いかというとピッペン他高
サラリーのスターばかりを集めたブレイザーズがメンバーはすごいがチームとして
機能しなかった例のとおり、いい選手を集めれば強いかというと必ずしも
そうならないのがNBAだったのです。

ところが、コービーとシャックとなりふり構わぬ補強はその後も行われ、
それなりの成績を残すようになり、セルティックスのビックスリーでは
優勝を飾るなど結果を伴うビック何々も出てきたこの頃でした。

しかし、それにしてもこのネッツのオールスターチームは度を越している
というのが誰もが感じるところでしょう。

オールスター選手に加えて、ヘッドコーチに引退したばかりのキッドが
いるとなるとこれはもうどんなことになっているのか早く試合を見たいと思うのが
人情です。

ガーネットとピアースが揃って移籍という彼らはまだ満足しきれず、同じ道を
行くのかという猜疑的な気分とニューヨークと冠してはいても今までホームが
ニュージャージー時代には目立たぬチームも昨季からは続々とスター選手を
獲得し、今季はさらなるビックネーム獲得でヒートの三連覇にどこまで抵抗
してくれるのかという期待も膨らみます。

ただ、やはり新ヘッドコーチの手腕の不透明さやあまりにオールスター過ぎて
みんなお互いをなあなあで過ごしてしまうような風潮がすでにみてとれ、必死に
ならなくてもそこそこ勝てるという感じはあまり期待できないかもしれないと
すでに思ってしまいます。

というのも、昨季のプレーオフでヒートを一番苦しめたのはペイサーズで、
今年もその様相はあり、ヒートのビックマン不在を突くにはスピードのある
センター陣というのが不可欠で、守りに強いチームが一番プレーオフでは
強いというのもベテランチームではあまり期待できないのです。

セルティックスでの優勝は、若手の伸び盛りのロンドやパーキンスとベテランが
強い守りでマッチしたというヘッドコーチの手腕もあったわけで、ベテランをも
いうことを利かす指導力がないとガーネットとピアースはもうすでにリングを
手にしているし、誰のためにチームを勝たすのかという使命感がなければ
ヒートの完成度と戦法に勝るところが見いだせないのではないかと思います。

とはいえ、ネッツはずらりとそろうスター先発陣のほかにもエバンスなどという
職人的な守備の人もいるし、若手もなかなかいいのがいます。これらの融合が
今後進めばひょっとしたらヒートおそるるに足らずという感じにもなり得るのかと
感じました。

次回は、ペイサーズなどの守備的強豪とどんな形で戦うのか見てみたいもの
です。


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