今日はひょんなことから映画『スターゲート』をみました。これは私の映画史上色々と意味のこもる映画なのです。とはいえすっかり筋など忘れていて出ている人も歴史じみた人ばかりなのです。主演はカートラッセルですが、科学者のダグラスはなんとジェイムススペイダーなのです。ドラマ『ブラックリスト』のあの禿げた人です。
私が最初にみた洋画は『素晴らしき飛行機野郎』です。石原裕次郎が出ていて帰りにパンフレットを買ってもらいそれが飛び出す絵本のようになっていたのを覚えています。しかし、物はもう手元にありません。昔友達と幽霊映画を見に行くといったら親父が許可しなくて変わりにこの映画と『ナポレオンソロ』映画版の二本立てに連れていってくれたのです。なぜ幽霊映画がダメで洋画はOKなのか今でも親父の真意は不明です。戦争にも行ってアメリカと兵士として戦いその文化にも触れどのように思っていたのかも今では解りません。しかし、私が洋画好きになったのはこの最初に行った二本立ての影響が強いのです。そしてその経験から子供たちにも同じように映画体験をさせようと池袋の文芸坐に連れていったときにやっていたのがこのスターゲートなのです。そうすると色々歴史的なことを次々に思い出しそういったことで人生はできていると感じることができる時間となるのでした。
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