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★★★★☆3.5
【Amazonの内容紹介】
歌人・木下龍也さんが「お題」を受けて作歌する、
短歌の個人販売プロジェクトが一冊の本になりました。
これまで作歌した700首の中から「100題100首」を収めています。
歌人がひとりの想い(お題)と向き合うことで生まれた短歌が
詰まった歌集です!
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インプットしたいけれども、まとまった文章を読む心の余裕はない、
というときに思い立って読んだ歌集。
詩歌の世界には全く詳しくないので、失礼ながら作者のことも全く知らず。
詩歌のコーナーでたまたま目についたから、手に取った。
57577のリズムで読もうとするとうまく読めない歌が多く、
それはなぜかというと、句の区切れと文節の句切れが一致しないからなのだった。
ネットで調べたところ、こういうものを
句またがり(一つの言葉が二句にまたがっている)や
句割れ(一つの句の中に二つの文がある)と言うのだそうだ。
ひとつ賢くなった。
好きな歌、心揺さぶる歌、思いもかけない視点で切り取られた歌、
いろんな歌があって楽しかった。
歌集もいいものだなあ。
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