金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
★の数は「好み度」または「個人的なお役立ち度」です。
現在、記事の整理中。

20:さとうさくら 『スイッチ』

2008-03-30 20:00:20 | 08 本の感想
さとうさくら『スイッチ』(宝島社)
★★★★☆

日本ラブストーリー大賞「審査員絶賛賞」受賞作。

人の首の後ろに、押すとその人が消えるスイッチを
想像する26歳フリーターの苫子。
就職活動もうまくいかず、
人間関係をうまく築けないためにバイトも長続きしない。
友だちもいない、恋人もできず、処女。
自らのスイッチを押し続ける苫子は、
ある日「ドンマイ」という名の喫茶店に出会う。

**********************************

メインはラブストーリーなのかもしれないけれど、
結衣との関係のほうが印象的だったな~。
仕事、恋愛、友人関係等々、日常生活に付随する
20歳女性のコンプレックスや苛立ちを切り取った物語。
日記ブログでよく見かけるような日常で、
突出した印象もないのだけど、
その分多くの人にとっては受け入れやすいのかも。
表面的なところでさらさらっと読めてしまうので、
特別に心動かされたりしなかったけれど、
基本的にわたしは、なんでもない日常だとか
平凡な話が好きなので、おもしろく読めました。


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四度めの岩手⑥

2008-03-23 19:47:36 | おでかけの記
2日め-4

早池峰古参道の鳥居。
伝承園は行ったことがあるのでパス。
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四度めの岩手⑤

2008-03-23 19:42:15 | おでかけの記
2日め-3

常堅寺の奥のカッパ淵。
こんなお知らせがありました。
遠野にはいたるところに
キュートな河童のキャラクターがおりますのよ。
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四度めの岩手④

2008-03-23 19:34:15 | おでかけの記
2日め-2

追分の碑→遠野八幡宮ときて、しつこく常堅寺
(来るの3回め)。
ここは安倍氏の菩提寺で、カッパ淵が流れてます。

写真は境内の河童狛犬。
頭が河童。
そしてよく見るときゅうりのお供えが……

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四度めの岩手③

2008-03-23 19:29:32 | おでかけの記
2日め-1

早起きして8:42発のJR快速はまゆりで、
盛岡から遠野に移動。
はまゆりに乗れると早い!

さて遠野……
前回も前々回もレンタカーだったのだけど、
遠くの見どころはすでに見ているので今回は自転車で。
駅のレンタサイクル、ガイドブックには3月まで休みと
書いてあったけど、暖かかったせいか借りられました。
石橋製のオレンジの自転車でした。
写真は追分の碑。
自転車は小回りが聞いてよい
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四度めの岩手②

2008-03-23 19:12:33 | おでかけの記
1日め-2

午後は博物館から市街地へもどり、
ホテルに荷物を置いて、
岩手公園を散策しつつ、
岩手銀行中ノ橋支店を見て帰りました。
早起きしたせいで眠くて気力なし

ホテルはツアーで飛行機とセットになっていた
盛岡グランドホテルアネックス。
きれいだったけど、やはりビジネスホテル。
なんだかリラックスできませんでした
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四度めの岩手①

2008-03-23 19:04:55 | おでかけの記
年のせいか、3日前の旅行の記憶がすでにおぼろ……

1日め-1

驚異の5時起きで、中部国際空港→いわて花巻空港へ。
空港バスで盛岡まで行き、バスを乗り継いで、
まずは岩手県立博物館に行ってきました。
東北史の好きな人は楽しめるところでは?
漆紙文書と柳御所の井戸から出土した『人々絹給日記』に
ときめきましたわ。
トイレから発見された寄生虫から予想される食事内容とかね。
本で読んで知ってたことなのだけど、
なんだかその場所に行って見るとちがうのです。

特別展は、『北の黒船』。
盛岡藩が駆り出された蝦夷地警備の顛末。
身分や立場によって日記に書き記している内容、
興味の対象がちがっておもしろい
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映画:『さくらん』

2008-03-23 18:43:30 | 映画の感想
映画:『さくらん』(蜷川実花 監督)
★★☆☆☆

吉原の遊郭に売られた少女・きよ葉は、
閨での花魁・粧ひを見て花魁になるのが恐ろしくなり、
脱走を図るがすぐに捕まってしまう。
粧ひの挑発に乗せられ女郎の道を突き進むことになるが、
客の惣次郎に心奪われ……

**********************************

これもソフィア・コッポラの『マリーアントワネット』と同様、
公開前に女性ファッション誌で大プッシュされてましたね。
原作は漫画だし、雰囲気を楽しむための演出というのもあるので
時代考証はどうでもいいんですが、見ていて疲れました
わたし、原作はコミックス1巻しか読んでないので、
後半、原作をどうやって処理してるのかわからなかったのだけど、
いまいち盛り上がり欠け、退屈……。
映像のインパクトばかりが強くて、
ストーリーが手薄になってしまってる印象。

菅野美穂はやはり可愛い。
そして特に好きな女優さんではないのだけど、
木村佳乃のラブシーンには驚きましたわ。


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行ってきました。

2008-03-21 15:51:25 | おでかけの記
結局、別コースで盛岡→遠野→三陸海岸に
行ってきました。
気温を調べてみたら、しゃちほこ村と
そう変わらないようだったので
コートを冬物にするか春物にするかで迷ったのだけど、
冬物にして正解でした。
三日目の天気が悪くて寒かった……
でも地元の人は薄着なのね~。
そして東北の電車の、あのドア開閉ボタン……
押してたら、ジェルネイルで作ってもらった爪に
ヒビが入ってショック

旅行の日記は、余裕があったら書きます。
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映画:『永遠のマリア・カラス』

2008-03-21 15:07:23 | 映画の感想
映画:『永遠のマリア・カラス』(フランコ・ゼフィレッリ監督)
★★★★☆

監督の思い出と空想を交え、
オペラ歌手マリア・カラスの晩年を描いたフィクション。
日本公演での失敗を機に、
隠遁生活を送っていたマリアのもとを、
かつての仕事仲間であるラリーが訪れる。
ラリーの提案に心動かされ、
マリアは再び舞台に立つことになるが……

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恥ずかしながらわたし、マリア・カラスのことは
名前と歌手だったってことしか知りませんでした。
オナシスと恋愛関係にあったのも
この映画で初めて知りました

彼女のラストの決断は、それにかかわった
あらゆる人にとって大迷惑だったと思うけれど、
ひとりの芸術家としての矜持、
妥協できない不器用さがせつない。
今年1月から『マリア・カラス最後の恋』が
公開されていたようなので、DVDで見てみたい。


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