
★★★☆☆3.5
【シネマトゥデイの内容紹介】
ロンドンにある高級スーツ店「キングスマン」は、
実はいかなる国の干渉も受けない屈指のエリートスパイ集団だった。
ブリティッシュスーツを小粋に着こなす紳士ハリー(コリン・ファース)も
その一人で、日々極秘任務の遂行に務めていた。
そんなある日、仲間が何者かに暗殺され、
彼は街で不良少年エグジー(タロン・エガートン)をスカウトする。
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以前、映画館で見た予告編が面白そうだったので見た。
不謹慎きわまりない、愛すべきバカ映画。
殺しのシーンが多すぎてグロいし、
終盤の王女の申し出が下品だし、で
好きじゃない要素も多いのだけど、
不謹慎だから笑っちゃいけないと思いつつ笑ってしまうし、
アクションシーンは爽快で、「俺TUEEEE!」の良さが理解できる。
いったいどういう仕組みなんだよ!! と
突っ込みたくなるスパイ用ツールにもわくわく。
感心したのは、主人公の母親を赤ん坊と隔離したうえで、
ストーリーに緊迫感を出す演出。これ、すごく怖かった。
もう少しコメディ色が強かったら、もっと好きになっていたと思う。