金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
★の数は「好み度」または「個人的なお役立ち度」です。
現在、記事の整理中。

133-140:最近読んだ漫画

2024-07-06 13:10:51 | 24 本の感想

天井フィナンシェ『白紙の上でさよなら〈1〉・〈2〉』

 

話を忘れてしまうから、完結してから読もうと思っていたのに、

途中で読んじゃった。

絵がとても綺麗。

毒親の話が続いて辛い……。

 

 

今井大輔『恋と地獄〈1〉~〈5〉』

 

タイトル通り、まさに地獄。

男と女の業よ……。

不倫される女、不倫する女。

恋の楽しさではなく、その地獄ぶりを

これでもかと見せつけてくる。

 

『魔法少女・三十路〈1〉』

 

ヒロインが理不尽な目に遭わされたり、

年齢や外見ネタにディスられたりしすぎてて、

ギャグとして消費するには、きついな~。

 

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132:まるやまひとみ『日本全国 しあわせ喫茶&カフェ探訪』

2024-07-06 13:02:17 | 24 本の感想
まるやまひとみ『日本全国 しあわせ喫茶&カフェ探訪』
★★★★☆
 
【Amazonの内容紹介】

珈琲、フルーツパフェ、パンケーキ、ナポリタン…
「喫茶愛がとまらない」イラストレーターによるカフェめぐりガイド!

本書では、私が実際に全国を回って、
わざわざでも行ってほしい、
心惹かれたカフェ・喫茶・珈琲店・ベーカリーを
イラストで紹介しています。
この1冊を持って、さあ出かけましょう! ……「はじめに」より

(後略)

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仕事の資料本として読んだ。
絵がとっても素敵。タッチも色使いも好み。
そして、本当に喫茶店が好きなんだなぁとわかる知識と表現。
特にコーヒーについて、私は全然詳しくないので、
淹れ方の種類や味の描写に「ほお~」と感心することしきり。
 
住所は生活圏のうちなのに、聞いたことも見たこともないぞと思った店があり、
確認してみたら今も存在している。
ただし、二つ隣の駅に移転していた。
最初にあった場所でも何度も通りかかっていたはずなのに、
名前すら認識していなかった。不思議。
 
著者は旅をして各地のお店を巡ったので、旅の要素は強いのだろうけども、
読んでいる側としては、その要素を強く感じないので、
最初と最後の旅やお土産に関するページは不思議な感じがした。
本編とリンクしている感じがしなかったため。
 
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131:木下龍也『あなたのための短歌集』

2024-07-06 12:55:01 | 24 本の感想
木下龍也『あなたのための短歌集』
★★★★☆3.5
 
【Amazonの内容紹介】
 
歌人・木下龍也さんが「お題」を受けて作歌する、
短歌の個人販売プロジェクトが一冊の本になりました。
これまで作歌した700首の中から「100題100首」を収めています。
歌人がひとりの想い(お題)と向き合うことで生まれた短歌が
詰まった歌集です!
 
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インプットしたいけれども、まとまった文章を読む心の余裕はない、
というときに思い立って読んだ歌集。
詩歌の世界には全く詳しくないので、失礼ながら作者のことも全く知らず。
詩歌のコーナーでたまたま目についたから、手に取った。
 
57577のリズムで読もうとするとうまく読めない歌が多く、
それはなぜかというと、句の区切れと文節の句切れが一致しないからなのだった。
ネットで調べたところ、こういうものを
句またがり(一つの言葉が二句にまたがっている)や
句割れ(一つの句の中に二つの文がある)と言うのだそうだ。
ひとつ賢くなった。
 
好きな歌、心揺さぶる歌、思いもかけない視点で切り取られた歌、
いろんな歌があって楽しかった。
歌集もいいものだなあ。
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