「定家様(よう)」が題材になった回があるということで
知ったドラマ。
シーズン2だけアマプラに入っていたので視聴。
「文書」が題材、しかも女性同士のバディもの。
絶対好きじゃん……と思っていたのだけども、
意外なことにnot for meだった……。
シーズン1をパスして、登場人物に愛着がない状態で
見始めたというのもよくなかったのかもしれないけど、
1話めから、
「言わなくてもわかることを、さも重大そうに主人公が言う」
「警察が無能すぎる」
「そういう演技指定をされているのだと思うけど、
演技がうまくない……というか、いかにも『演技してます!』という人物が多い」
と、気になる点が続出で、「長いな~」と思いながら見ていた。
(実際、1話めは88分もあった)
ちょっとだけフォントに言及はあったけれど、文字要素も思ったよりなかった。
筆跡とか紙についてはそこまで重視されていない。
定家様が出てくる第2話では、
「食べ物の上で和本をそんなふうに扱うな~!!」
とめちゃくちゃハラハラしてしまった
(和本に詳しくない人物がやっていたので、おかしくはないのだが)。
燃えるのを見守らずに、ジャケットではたこうぜ??
「和泉式部日記の定家本」という設定は、
詳しい人が制作に関わっているんだな、とわかるものでよかったけれど、
犯人を庇った人物を叱りつける主人公に、
「え、怒るとこ、そこ??」
と思ってしまった。
そりゃあ、警察なら隠蔽したことをまず責めるべきだろうが、
犯行に至る背景を描いたわりに、そこはスルーなんだな。
警察内部の対抗意識はお約束だけど、
3話見ただけで「もうそろそろやめて、ちゃんと仕事しろ!」と
うんざりしてしまったので、やっぱりnot for meなんだと思う。
好きな要素は多かったのにな~。