自身の留学体験や文芸翻訳の実例をふまえながら、
他言語に身をゆだねる魅力や迷いや醍醐味について語り届ける。
「異文化」の概念を解きほぐしながら、
読書体験という魔法を翻訳することの奥深さを、
読者と一緒に“クエスト方式”で考える。
読書の溢れんばかりの喜びに満ちた一冊。
平日に休みが取れた友だちの誘いで、
犬山寂光院へ行くことに。
ここは、紅葉の名所なのだそう。
同じように紅葉目当てにやってきた人は多いようで、
平日にもかかわらず、犬山駅10:55発のコミュニティバスは満員で、
乗れなかった人もいた(バスのキャパが小さいからだけど……)。
バスで15分ほどかけて、寂光院に到着。
山の中にあるお寺なので、坂道や階段が結構ある。
ぜいぜいはあはあ言いながら、
展望スポットらしいエリアに到着したけれど……
紅葉してたの、ほんのちょっとだけだった。
まあ、そんな気はしていた……ベストシーズンに見られたことないから。
上からの眺めを堪能し、歩いて犬山城のほうへ。
たまたま二人とも最近読んでいた『夏目アラタの結婚』の話などをしつつ、
木曽川沿いに歩き20分強、犬山城の城下町エリアに到着。
以前、鵜飼を見に来たのはいつだっけ? とこのブログを調べたら、
2018年のことだった。
城下町は店が入れ替わりつつも、
インスタ映えしそうなスイーツがちらほら。
犬山城は赤の矢印のところにあり、
こうしてみると結構距離がある。
ランチとして食べた「蕎麦正まつい」の自然薯蕎麦(一日20食限定だそう)。
蕎麦の嚙みごたえがすごい。
奥に映っている蕎麦チップがおいしかった。
おなかいっぱい……だったのだけども、
犬山駅まで歩いてきたら、犬の形をしたアイスに惹かれて、
近くのカフェで再び休憩することに。
皺や肉感が結構リアル。
私はナッツタルトとコーヒー。
二回目なので、休憩入れても滞在時間3時間くらいで
さくっと帰名(高島屋の大東北展に行った)。
午前のうちから活動開始して、しかも体を動かすと、
達成感がすごい。
いや、いつも遅くとも10:00には仕事開始してるけど、
「遠出」と「運動」が加わると、
それだけでたいへんな偉業をなしとげたような気になるのであった……。
【今回のご当地マンホール】
犬山城と鵜飼
ついに三条天皇が退場。
我が強くてギラギラしてて、道長の意のままにならないしたたかなところも、
糟糠の妻を最後まで大事にし続けた愛妻家なところも、
とってもよかったよ~。
木村達成さん、このドラマで初めて知った俳優さんだけど、
テニミュでデビューした方なのか。
役に合っててとってもよかったよ~。
ここ数回の描き方から予想はしていたけれども、
全然ハッピーじゃない「この世をば」。
孫が帝になり、娘三人が三后に並び立ち、最高権力者となるものの、
娘三人は皆「自分は父親の犠牲になった」と思って冷ややかな態度。
廷臣たちには煙たがられてるし、
もう「民のため」なんて考えはなくなってしまっている。
「遠いところへ来てしまった」という感慨が、
まひろだけでなく、見ているこちらにも伝わってきたよ。
そして、夫の愛だけが手に入らなかった倫子さまただ一人が、
心から夫の栄華に満足しているのがまたよい。
たぶんもう、まひろと道長の関係には気づいているし、
道長に影が忍び寄っているのもわかっているうえで、
まひろに「枕草子のように、殿の生涯を書き留めてほしい」と依頼するの、
強すぎる正妻ぶり……。
来週、「栄花物語」を衛門先生が書くことになるんだろうけど、
またまひろが勧めるって展開なのかしら……?
【その他いろいろ】
・道長に「左大臣辞めろ」と率直に忠告してくれる公任。
まだこうやって言ってくれる友だちがいて良かったね。
前回の行成くんへの仕打ちはひどすぎた。
・道長「三条天皇の要求を呑みたくないから、仮病にしよう。
伊周の呪いってことで」
死んでからなおひどい目に遭わされる伊周。
呪詛しまくってたから因果応報だけどさあ……。
・道綱くん、君は最後まで癒やしキャラでいて……
・「いったい何のために出てきたんや」と思ってた松下洸平、
再登場するんか?
⬛日本ハム
11月6日
昨年と同じでっかいロースハム
【賞味期限】
2025年1月11日
■カネ美食品
11月16日
プリマハムのハンバーグセット
【賞味期限】
2024年12月26日
アマプラにて。
静岡県三島市が舞台だというのを知って見始めた。
見たら面白いし、毎回笑っちゃうんだけども、
先が気にならないのと、微妙に嫌な要素があるのとで、
第4話で視聴終了。
宗教も偏差値も異なる私立高校の合併とか、
わざわざ受験を控えた3年生で試験的に男女混合クラスを作るとか、
面白ければ帳消しになる「?」な設定が帳消しにならなかった。
下ネタとか女性の描き方にちらつく「微妙に嫌な要素」は、
10年前のドラマだから仕方ないかな~と思うところもあるんだけども、
第4話は揃いも揃って発情しすぎだろと思っちゃった。
蜂矢先生にはがっかりだよ!
嫌いになりきれないので、続きは機会があれば見るかも。
前々からそんな気配はあったし、
賛同できないという意思表示もしていたのだけども、
病の三条天皇を追い詰めて譲位させようとする道長に、
ついに「もう、私、ついていけない……」状態になってしまった行成くん。
行成「太宰府に行かせて」
道長「俺のそばを離れたいのか?」
行成「私、役に立てないし、財産も作りたいし……」
道長「わかった、考えとく」
(目を患った隆家も太宰府行きを希望、隆家のほうを太宰府に行かせちゃう)
行成「私をなんだと思ってるの!?」
道長「お前は俺の側にいろ……」
なんやこの少女マンガ風パワハラ彼氏……
事前に事情を話して行成を説得しておくこともしない道長、
やっぱり行成くんを軽んじてるんだよな。
優しく真面目な人は、損するよね。
実資に政治上の「志」についてもの申され、
頼通くんにも「妻に産め産めハラスメントすんな!」と抗議され、
前回に引き続き、皆の心がどんどん離れていく中、
根っこの部分は道長を信じてるまひろと、
正妻の余裕で道長を許せる倫子さま。
倫子さま、初期は、道長とまひろの関係を暴いて追い詰めるラスボスかと思ってたけど、
「第三の女」のことはもうどうでもいいってさ。
高貴な血筋と、財力と、大臣である父の後ろ盾と、子に恵まれたこと、
そして娘も子を産めたこと。
作中屈指の恵まれキャラの彼女が、唯一手に入れられなかったのが
「夫の愛」だというのがなんだか心憎いね。
恨みをエネルギーに生きていた清少納言も、
勝手に胸の内に整理をつけて落ち着いてしまい、
終わりが近づいているのを感じさせる。
【その他いろいろ】
・幼いころの恋に区切りをつけた敦康親王と彰子さまの語らい、よかった!
・三条天皇、せっかく実資を味方につけかけて、
実際に動いてもらっていたのに……
自分から言った「お前の息子を蔵人頭に」というオファーを反故にしたせいで
実資を怒らせちゃった。悪手すぎだよ~。
・三条天皇、我は強いけど、権力者の娘である年若い妻よりも、
長年連れ添った糟糠の妻をずっと大事にしてるところ、
すごくいいんだよな~。
親王時代はアカン言動が結構あったけど、
帝になってからは結構好きだよ。
道長に屈しないところもよし。
・双寿丸、松下洸平と同じくらい、
「いったい何のために出てきたんや……?」
になりそうなんだけど、これまで常にあっけらかんとしていて
賢子に色目を使ってないところはよいと思った。
友人宅で録画を見せてもらった。
原作は最初のほうしか読んでいないのだけども、
結構オリジナルのエピソードや要素が入っているのかな?
職場に似たタイプ(おそらく発達に特徴がある)の人がいる場合、
コメディとして楽しめないところもあるのかなあと思う。
でも、ちゃんと登場人物に「自分たちがあいつの給料分働いてる」と言わせていて、
客観的な視点もちゃんと持って作っていますよ、というアピールもされていた。
私は幸いにも職場の人の振る舞いに苦労させられることがほとんどないので、
ベタなコメディ展開にも笑い、屈託なく楽しめた。
そこにいてくれるだけでよい……と思わせる菜々緒の美しさが
鷹野役に合っているし、他のキャスティングにも文句なし!
鵜飼さん主役のエピソードが特に好き。
私はなぜか昔から静岡が好きなのだけど、
「気になるな」と思いつつも行けないままだったのが
忍野八海。
正確には山梨県だけど、静岡のよく行くエリアが忍野八海へのルート上にあって
いつか行こうと思っていたのだった。
平日に連休が取れたので、今度こそと行ってみることに。
今回は、
名古屋→(新幹線)→三島→(バス)→河口湖→(バス)→忍野八海
のルート。
スムーズに接続して、4時間弱で到着。
富士山に降った雨雪が湧き出した八つの湧水池。
平日なのに、結構なにぎわい。
外国の旅行者らしき人たちが多い。
「八つの湧水池」と書いたけれども、そのうちのいくつかは
あまり水がきれいじゃなかったり、草に覆われていたりして
全然人が寄りつかない様子だった。
人が集まっていたのは3カ所くらい。
ピーカン晴れといった天気でもなかったから、
ベストコンディションでもなかったのかも?
所要時間は1時間くらい。
ちょうどこの日、ショッキングな知らせがあって気もそぞろになっており、
目の前の風景に集中できなかったのは残念。
返りは御殿場経由でバス→電車→三島。
御殿場駅は思ったより寂しい感じ。
ご当地マンホール。
【おまけ】三島駅近くの「みしまや」さん
道長「源氏の物語ももはや役には立たぬのだ」
道長にとって源氏物語は政治のための道具でしかなく、
そこに託されたまひろの矜持も情熱も、理解してはいない。
そのことを思い知らされて、源氏物語を書くのをやめたまひろ。
権力に傾倒していく道長に対して心の距離ができていたのもあって、
宮仕えのモチべーションも低下中。
そんなときに道長が倒れ、百舌彦の頼みで
道長のもとへやってきたまひろ。
倫子さまもいるのに来ちゃうの~!?
とハラハラしたが、場所は本宅ではなく宇治の別邸。
安心したよ……作中でいちばん怖いのは倫子さまだから……!
今回は、宇治での道長との語らいが続編を生んだ、という
宇治十帖誕生譚であった。
好きじゃないところもいっぱいあるのだけども、初回から一貫して
この大河は「上手い」んだよね~。
【その他いろいろ】
・俊賢と明子はずっと仲が良いんだよな~。
父親という後ろ盾を失った兄妹、寄り添って生きてきたのだな。
・三条天皇、我が強く思い通りにならない。
歳を重ねてきただけあって、駆け引きも報復の仕方も上手い。
・三条天皇の愛するきさきの立后の日に、
自分のイベントをぶつけて嫌がらせをしようとする道長
(この大河では、友人の発案ということにしていたが、受け入れたのは道長)。
難色を示した行成くん、君だけがこの集団の良心だよ……!
実資と隆家は帝のもとへ。
・千古ちゃん出てきた~!!
・病に倒れた道長を看病する倫子さま。
予告でもちらと言っていたけど、出世のために大事にされた妻であって、
明子さまより重んじられてはいても、愛されてはいないの、
本当に切ないね。
・道綱くん、相変わらずのアホ可愛い癒やし枠。
君もそのままでいて……!