恩田陸『蒲公英草紙―常野物語』(集英社)
★★★★☆
『常野物語』の続編。
東北の農村の旧家の人々と、そこにやってきた常野の一家をめぐるできごとを
少女の視点から追憶の形で描いた物語。
聡子の決断のところで泣いてしまった……。
20世紀初頭の、急激な時代の流れとその中にいる人々の戸惑いや悲しさ、
常野一族と激変する日本社会の対比が印象的。
でもやっぱり『常野物語』ほどのインパクトはないなあ……ということで
★4つ。
好きな女の子をいじめてしまう、典型的悪ガキの廣隆様にときめき。
お約束のロマンスに弱いのです。
★★★★☆
『常野物語』の続編。
東北の農村の旧家の人々と、そこにやってきた常野の一家をめぐるできごとを
少女の視点から追憶の形で描いた物語。
聡子の決断のところで泣いてしまった……。
20世紀初頭の、急激な時代の流れとその中にいる人々の戸惑いや悲しさ、
常野一族と激変する日本社会の対比が印象的。
でもやっぱり『常野物語』ほどのインパクトはないなあ……ということで
★4つ。
好きな女の子をいじめてしまう、典型的悪ガキの廣隆様にときめき。
お約束のロマンスに弱いのです。