高樹のぶ子『マイマイ新子 (新潮文庫)』(宝島社)
★★★☆☆
昭和30年の山口を舞台にした著者の自伝的小説。
さっきAmazonを見ていて初めて知ったのだけど、
これ、アニメ映画にもなってたのね。
子どもの目を通して見た「もはや戦後ではない」時代の
農村の世界。
著者と同年代の人が読んだら、ノスタルジーを感じるのかな。
大きな事件ではないけれど、子どもにとっては気持ちの揺れ動く
日常の出来事の数々を、すくい取って描いている。
起伏のある物語ではないので、退屈に感じる人もいるかも。
帯には日本版『赤毛のアン』とあったけど、
『赤毛のアン』ではないな。
昔読んだ氷室冴子の『いもうと物語』に近い印象を抱いた。
★★★☆☆
昭和30年の山口を舞台にした著者の自伝的小説。
さっきAmazonを見ていて初めて知ったのだけど、
これ、アニメ映画にもなってたのね。
子どもの目を通して見た「もはや戦後ではない」時代の
農村の世界。
著者と同年代の人が読んだら、ノスタルジーを感じるのかな。
大きな事件ではないけれど、子どもにとっては気持ちの揺れ動く
日常の出来事の数々を、すくい取って描いている。
起伏のある物語ではないので、退屈に感じる人もいるかも。
帯には日本版『赤毛のアン』とあったけど、
『赤毛のアン』ではないな。
昔読んだ氷室冴子の『いもうと物語』に近い印象を抱いた。