川西政明『文士と姦通』(集英社新書)
★★★☆☆
「姦通」というスキャンダラスなテーマで、文士の恋愛遍歴と
その作品への影響をダイジェスト的にまとめた一冊。
登場するのは、北原白秋、芥川龍之介、谷崎潤一郎、宇野浩二、
宇野千代、岡本かの子、佐多稲子、有島武郎、志賀直哉、
島崎藤村、夏目漱石の11人。
ほとんど予備知識のない人物についての部分は
まったく気にならずおもしろく読めたのだけど、
作家研究に触れたことのある人物の箇所では、
「えっ、断定しちゃっていいの?」
と読んでいるこちらが不安になってしまうところも。
漱石先生の姦通相手がだれか、真剣に議論する学者たち。
学者って……。
そして谷崎潤一郎は文句なしのヘンタイだと思いました。
★★★☆☆
「姦通」というスキャンダラスなテーマで、文士の恋愛遍歴と
その作品への影響をダイジェスト的にまとめた一冊。
登場するのは、北原白秋、芥川龍之介、谷崎潤一郎、宇野浩二、
宇野千代、岡本かの子、佐多稲子、有島武郎、志賀直哉、
島崎藤村、夏目漱石の11人。
ほとんど予備知識のない人物についての部分は
まったく気にならずおもしろく読めたのだけど、
作家研究に触れたことのある人物の箇所では、
「えっ、断定しちゃっていいの?」
と読んでいるこちらが不安になってしまうところも。
漱石先生の姦通相手がだれか、真剣に議論する学者たち。
学者って……。
そして谷崎潤一郎は文句なしのヘンタイだと思いました。