金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
★の数は「好み度」または「個人的なお役立ち度」です。
現在、記事の整理中。

ドラマ「滅相も無い」♯6

2024-05-22 20:36:52 | 2024年に見たドラマ
TVerにて。
 
私も佐藤の葬式には行かんわ~!
佐藤にムカつきすぎて、
「こんなやつと仕事せんでええ! やめろ!」
と思ったし、
しつこく葬式に行かせようとする方を異常に感じてしまった。
今回のテーマは「他者への恨み」だったのかな?
穴に入る前に、自分を恨んでいる人がいれば話したい、と思うの、
ちょっと面白かった。
その心理はわからないけど。
 
穴に入ろうとする理由でしっくり来たのは、
第3話と第5話だけ。
でも、「穴へ入る=死」だと考えるとそれ相応の理由が必要な気がするけど、
「穴へ入る=苦痛もなく現在の人生を終わらせられる」と考えると、
「なんかイヤになっちゃったな~」くらいで入るかもしれない。
 
今回、主人公だけでなく、話を聞く若者たち4人の心理についても
初めて言及されていたけれど、まとめに入っているのだろうか。
それとも、別の意図があった??
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドラマ「95」♯7

2024-05-21 12:41:57 | 2024年に見たドラマ

突然思い出したのだけれども、

このドラマ、以前わたしがドはまりした台湾映画「九月に降る風」と

登場人物配置・ストーリーラインがよく似ている。

「勉強はできるがヤンチャグループに属している主人公」、

「グループのリーダーとしてみんなをまとめ、

 主人公にコンプレックスを抱かせつつも強く惹きつける親友」、

「親友の彼女で、主人公の片想いの相手」。

前半のキラキラ青春感と、

親友の死をきっかけにグループが崩壊していくやるせなさ。

こちらの舞台は1996年。

もちろん、「95」のほうが尺が長い分、エピソードの積み重ねがあって

キャラ立ちしているし、

1995年の渋谷が舞台だというのもあって背景が圧倒的に不穏。

でも、同じ文化圏に属しているのもあって、1990年代の雰囲気というか

トレンドみたいなものは似ていたのかな。

 

さて、第7話。

襲撃事件におけるセイラの関与をかたくなに否定して事情を話さない翔に、

Qの不満が募る。

他のメンバーは、付き合いが長いのもあって「翔がそう言うのなら仕方ない」という

翔に対する信頼がある(あるいは、盲従している?)が、Qは飲み込めない。

付き合いが浅いのもあるし、セイラを挟んで三角関係にあるというのもあるよね。

ドヨンに愚痴をこぼすだけだった彼が、はっきり翔に物申せるようになったことと、

中国拳法を再開して強くなり、自信を持てるようになったことを

リンクさせて描いているのがいい。

まだ翔に対して長々と喋ったりはできないんだけども、

話し方もだいぶん変わった。

一人でチーマ―と戦ったり、薬を売ってた宝来にいきなり襲いかかったり、

かなり危うさを感じさせる様子に。

 

一方の翔は、怪我をしたQに謝ったり、駆けつけたQの両親に頭を下げたり、

ヤンチャぶり・王様ぶりがなりをひそめている。

おそらくセイラと牧野のつながりが関係しているのだろうけれども、

翔が大人にならざるをえない事情を、Qは知らないからね……

翔の態度にイライラカリカリしているQだけれども、

彼のことが好きなんだよね。

いきなり宝来に襲いかかったの、姉の一件もあるのだろうが、

翔を襲撃したのが宝来だと思っているからというのもあるだろうし。

そこへ、

「自分が好きなセイラが、おそらく翔を好き。

二人の間にある事情を、自分は知らせてもらえない」

という状況も影響して、こじれている感じ。

こういうの、大好き!!!! もっとお願いします!!!

 

予告がまた不穏。

第1話でチラ見せされていたクライマックスであろうシーンの

拳銃が出てきちゃった……

 

【その他いろいろ】

・セイラに「アイタイ」とベルを打つ場面の翔の切ない顔よ……

 安定と信頼の中川大志くん。

 

・久々にセイラと話すQが、ベルの返事をもらえなかったことに対して、

 「暇だから適当に打っただけだし」と強がるのが、痛々しい。

 

・宝来、「鈴木は俺にやらせてほしかった」と言っていたのに

 あっさりQにやられて伸びてるの、笑ってしまった。

 適材適所を語った牧野に、人を見る目があるということが

 証明されてしまった。

 

・ここへ来て、

 「レオは翔とは4歳のころからの幼なじみ。翔のことを一番理解している。

 オウムにはまりそうになったのを止めたのもレオ」

 とレオの掘り下げが。

 政治家の孫と、暴力団幹部の息子、その萌え設定はなに……

 

・高橋海人くん、格闘技の動きがビシッと決まっていてさまになる。

 本格的にダンスをやっているからなのね。

 エンディングのメイキング、彼のキュートな笑顔によって

 本編のギスギスヒヤヒヤが中和される。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大河ドラマ「光る君へ」♯20

2024-05-19 21:33:22 | 大河ドラマ「光る君へ」

一条天皇が、「ちゃんと政治やりたい!!」と思ってたタイミングで起きた

伊周&隆家の「院に矢を射かけたあげく従者を殺しちゃったよ」事件。

帝は毅然として、両者の謹慎、ついで定子の内裏退出を命じる。

ひそかに内裏に戻り、寛大な処分を懇願するものの、

帝の意志の強さをみて引き下がり、別れを告げる定子さま

そして、やっぱり耐えきれずに、彼女を抱きしめてしまう帝

帝は君主にふさわしい振る舞いをしたいと願い、

道長が「抑えきれない」と言うほどの激情を抱いているけれども、

定子さまは初恋のお姉さんでもあるし、

唯一の心のよりどころでもあったのだものね。

すべてはアホ兄弟のせい!!

伊周を捕まえようと踏み込んできた検非違使の前で

定子さまが自ら髪を切ってしまうエピソード、

映像化されると、なおつらい。

 

まひろ、勝手に父ちゃんのかわりに申文書いた~!!

おかげで為時は越前守に。

道長との関係を問う父に手短に答えつつ、

過去は過去だとさっぱり前向きな発言。

でも、筆跡に気づいた道長が、まひろからの文を見ていた姿、

倫子さまに見られちゃったよ……。

 

今日の倫子さまは、恐ろしいくらいの「できる正妻」だった。

*************

倫子、仕掛けられた呪詛に気づく

→女院に報告。

→女院「中宮は私を嫌っておる!」

→倫子、道長に「この件、私にお預けくださいませ」

→呪詛の件がなぜか実資にバレてて、帝に報告がいってしまう

→帝、激怒

*************

つまり、呪詛は倫子さまの仕込みだったってことよね??

夫の政敵を追い落とすための。

体調の悪い女院に、呪符を見せるの、おかしいもん。

こんな怖い正妻と戦えるんか、まひろ……。

ちょっとでも疑いが向いた時点でジ・エンドでしょ、これ。

 

【その他いろいろ】

・こんな大変なことになったのは自分のせいなのに、

「今さら言ったってしょうがない」

 と全然悪びれない隆家。

 しかも、「ヤダヤダ、どこにも行きたくないよ~!!」と

 見苦しくごねる伊周とは対照的に、さっぱりと自ら出頭して株を上げる始末。

 晴明が道長に「隆家は、いずれあなたの力になる男」と、

 予言もしている。

 ……繰り返し言うが、そもそも隆家のせいだからな……??

 

・宣孝とまひろの間の雰囲気が、本当に少しずつ少しずつ

 微妙に変わってきてるの、うまい描写だね。

 

・斉信とのつながりもあり、清少納言は同僚たちから裏切り者扱い。

 定子さまに諭されて、家に戻るが、まひろのところへ来て、

 一緒に中関白家の邸に潜入。

 すんごくナチュラルに、かつ真面目に

 アホコント(木の枝を持ってのぞき見)するな!!!!

 検非違使に取り囲まれてる邸に、どうやって入ったんだよ!!

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

105-110:最近読んだ本。

2024-05-18 12:56:03 | 24 本の感想
 午鳥志季『君は医者になれない 膠原病内科医・漆原光莉と血嫌い医学生』
 
登場人物がちゃんと説明すれば済むことを、
特別な理由もなく説明させないことでストーリーを動かす。
これはもう、本当にやめてほしい……。
第四章のその手抜きに、がっかりしてしまったのだけども、
自己免疫疾患を題材にしている点で、
数ある医療ものとの差別化に成功しており、
興味深かった。
作者自身が医学部卒であるという強みも活かせていた。
 
 
丸井とまと『ひとりぼっちの私は、君を青春の亡霊にしない』
 
恋愛要素や、この手の青春ものに頻出の特殊能力は、
あるにはあるのだけれども、比重は軽め。
メインは学校生活や友だち関係の難しさ。
実際、中高生にとって切実な問題なのは、
恋愛よりもそっちだよね。
 
主人公が確たる根拠もなく、
「~くんは~ちゃんが好きなんだ……」
と思い込んで、それを恋の障害にするのは、
作者にとって都合がいいだけだからやめてほしい。
 
 
 村上祥子『ちょっとおしゃれでずっと元気に暮らす』
 
料理家の村上祥子さん、結構な高齢でいらっしゃるのね。
 
 
 ぼやきD『テレビADの真実』
 
セルフパブリッシング。
テレビ業界、全然馴染みがないから知らないことだらけで面白かった。
 
 
 村上萌『NEXTWEEKEND ♯週末野心 おてんばな野心を、次の週末叶える本』
 
写真がおしゃれで明るくて、見ていて楽しい。
 
 
cafenoma『最高の暮らしを楽しむ住まいのレシピ』
 
鑑賞用。
写真集のように見た。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画:『碁盤斬り』

2024-05-18 11:15:30 | 映画の感想
2024年の映画④『碁盤斬り』(白石和彌 監督)
★★★★☆4寄りの3.5
 
【シネマトゥデイのあらすじ】
 
いわれのない嫌疑をかけられて藩を離れ、
亡き妻の忘れ形見である一人娘・お絹(清原果耶)と共に
貧乏長屋で暮らす浪人・柳田格之進(草なぎ剛)。
落ちぶれても武士の誇りを捨てず、
趣味の囲碁にもその実直な人柄が表れており、
うそ偽りない勝負を心掛けていた。
しかし、あるきっかけから隠されていた真実が明らかになり、
格之進は娘のために命懸けの復讐を誓う。
 
********************************
 
映画館にて。
公開初日だったためか、作中のキーアイテムである小判のシールがもらえた。
 
落語の「碁盤斬り」にオリジナルのエピソードを絡めているとのこと。
もとの落語は知らないけれども、たぶん、
藩を離れたいきさつと、それに絡んだ仇討ちの部分はオリジナルなんだろう。
というのも、ここは、
「主人公を江戸から離す」
「タイムリミットを設けて緊迫感を出す」
というストーリー上の必要性しか感じなかったから。
ただ、この過程で生まれた「清廉潔白な生き方への疑問」も、
タイトルにもなってる「碁盤切り」につながってないこともないのかな。
 
感想としてはまず、
 
「弥吉、お前、報連相をちゃんとしろ~!!!!!」
 
だ。
いくら番頭に言われたといっても、主人公は主人の客人なのだから、
主人に許可を取ってから小判の行方を聞きにいけ!
断りもなく主人の首を賭けるな!
そもそも、
「主人が小判をどこにやったか忘れてしまったのだが、覚えてないか」
という訊き方をすれば角が立たなかっただろ!!
 
……いや、わかっています。
弥吉がちゃんとしてたら、話が終わってしまうということは……。
お絹が身を売って五十両を作る必要もなくなるし、タイムリミットもなくなるし。
中川大志くんはストーリーの犠牲になったのだ……。
まあ、でも、手代にしては長身で見映えがいいこと、
もともとは武士の子という設定で、見苦しくあがかず
自分の首一つでおさめようとしたこと、で
「なんでハッピーエンドにおさまってるんだよ」という反発は
和らげていると思う。
 
敵役だった斎藤工は、一貫してクズでよかった。
主人公の清廉潔白な生き方は完全に肯定できるものなのかという視点を
提供するキャラクターでもあり、
賢さや、武士らしい矜持もちらりと見せているんだけども、
やっていることはやっぱりクズ。
(余談だけど、首を落とすシーンをはっきり描いていることに驚いた。
 大河ドラマとかだと、たいてい、そのものは映さないから……)
斎藤工、第一印象が大河ドラマ「江」で、
「いっつも同じ顔してる……。演技下手だな」と思ってたんだけど、
息の長い俳優さんになったのね……
 
主人公役の草彅くんは本当にこういう寡黙な武士の役が似合う。
貧乏だからって、自分のしたことの償いに、
藩主の絵をあてようとしたことは理解できんが……。
もとは斎藤工がパクって「売り払った」と言ってたものだからいいと思った?
これが、仇討ちを通して生じた「清廉潔白な生き方が正しいのか?」への
アンサーでもあったのかな?
 
悪役として登場したかと見せかけて、
主人公に惚れ込み感化されていく國村隼は始終可愛かったし、
小泉今日子は女郎屋の主人らしい厳しさも見せつつ、結局甘かった。
そういう終盤のとんとん拍子具合、世界の優しさ、都合のよさは
やっぱり気になったけど、四季の描写は美しいし、
時代劇は日本に残ってほしい。
 
見終わった直後は、好み度★3かな、と思ってたんだけども、
これだけ感想に書くことがあるってことは、好きだったんだろうな。
というわけで、★4寄りの★3.5。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドラマ「滅相も無い」♯5

2024-05-15 20:48:03 | 2024年に見たドラマ
TVerにて。
人に勧められるような面白さではないのだけども、
30分と短いのと、どうまとめるのかがちょっとだけ気になっているのとで
見続けているドラマ。
 
古舘寛治演じる渡邊、司法試験に12回連続失敗しながらも
働かずに母から金を引き出し続け、
姉にたしなめられてバイトを始めるもまっとうに働くことができず、
姉から金を引き出せないとわかるや、一発逆転を狙ってタイへ……
と考えるも寝坊して飛行機に間に合わず、ドバイへ。
金を引き出せないとわかると逆ギレするし、
バイト先のアイスを盗み食いしていたのがバレても謝らないし、
自由に金を使える客たちをこきおろすし。
本当にもうどうしようもない……というか、
変わることができないのだろうし、穴に入るしかないよね……
とこれまでの5話の中でいちばん穴に入ろうとする理由に納得できた。
 
しかし、実際は直前で母と姉に会いに戻り、
穴に入らずに就職できてしまうのだから、面白いね。
 
第1話の主役だった川端くん、第4話・5話と続いて
結構失言多くないか?
人の語りを聞いているときに、
「いま、それを言う!?」みたいな発言。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドラマ「95」♯6

2024-05-14 00:12:31 | 2024年に見たドラマ
TVerにて。
 
アイドルの高橋海人くんに、
女子高生妊娠させた男の役をやらせんだろ……という予想で
未遂で終わると予想してたんだけども、完遂してしまった(?)様子。
避妊しなくてもいいというセイラ、
夏の間、二度とセイラと会わなかった、と言ってるのが不穏すぎる。
 
Qが発案した打ち上げ花火は実現しなかったものの、
みんなでキャッキャと花火に興じる青春な夏。
この後、絶対、ひどいことが起こるんでしょ……
もう心構えはできているよ……
と思っていたら案の定、予告にあった通りに、
翔が襲撃されて入院。
「相手は目出し帽をかぶっていて顔が見えなかった」
と嘘をついたのは、報復の連鎖を止めるためもあったのだろうけど、
何やら事件に関わっているらしいセイラを庇うため??
姿を見せないセイラを心配してポケベル打ってるQには
おそらく連絡はしていないのに、翔のところへは来るセイラ。
泣くセイラを抱きしめちゃう翔。
あああ、三角関係が切ないね……
 
てっきりカナがスパイになってチームの情報を
流していたのだと思っていたけど、
カナがやっていたのは援交。
「チームのこと話すな」というQのセリフ、
予告ではカナに言ってると思ったんだけど、
意外なことにお母さんに対するセリフだった。
(このお母さんも、明らかに息子の様子がおかしくなってるのに
 思い切り現実から目をそらしてて、
 プラスに受け取ろうとしてるのが怖い)
翔が絶対に援交を許さないというのは、
セイラと関係あるのかな。
前回のセイラ、ラブホに慣れきってたしね……。
 
翔が襲撃されたことで、再び格闘技をやり始めて
めちゃくちゃ強くなってるQ、
やばい方向に進んでて、本当に心臓に悪い。
つきまとってた爆発頭の後輩も、
煙草吸ってかなりガラ悪くなってる。
 
エンディングのメイキング、いつもみんな笑顔で可愛く、
本編との落差がすごい。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大河ドラマ「光る君へ」♯19

2024-05-12 21:24:04 | 大河ドラマ「光る君へ」
公卿のトップになった道長は、うまく根回しして反発を抑え、
自分のアンチである出仕拒否中の伊周・隆家兄弟も
陣の定めに引っ張り出すことに成功。
公任はこれ以上の出世を望まず趣味に生きたいと言って
(実際の公任は、そんなわけないと思うが)
参謀としてアドバイスしてくれるし、
達筆ゆえに女性たちとつながりが多い行成も
情報収集に協力してくれるし、
義兄の俊賢も藤原氏でないことを使って
うまく伊周・隆家を引っ張り出してくれる。
めちゃうまくいってる。
 
そして、まひろも、漢籍を嗜んでいることと、
清少納言とのつながり、宋人の漂着が
うまく作用しあって、結果的に無職だった父が出世。
 
めずらしくハッピー☆ハッピーな回!!
……と思っても、そうはいかないよ?とばかりに、
ラストで大事件。
伊周の恋人のところに忍んできていたと思しき男に
隆家が矢を射かける→男は花山院でした!
さすがの隆家も、「やべえ……」って顔してたよね。
今回、帝にすらうんざりされてた伊周、
もうどんどん悪い方向へ。
このドラマのこの兄弟、悪く描かれすぎていて
同情の余地もないのだが、
定子さまが後ろ盾を失って窮地に陥ることになるのがつらい……
 
【その他いろいろ】
 
・伊周が道長にタメ口で突っかかり、
 みっともないことになったのを面白がってる実資。
 
・清少納言のつてで後宮へ来たまひろ、
 古式ゆかしい少女漫画の嫌がらせ・画鋲の洗礼を受ける。
 「いっつもやられてるけど、平気!!!!」
 と聞こえよがしに言う清少納言、強い。
 
・帝、昼間から定子さまといちゃいちゃした後に伊周から
 「妹に御子をさずけて!」
 と言われる。さすがにうんざりするよね……
 
・女を盗られた(と誤解している)伊周が泣いてるの、
 ちょっと可愛かった。
 本人の中で「それもこれも関白になれなかったせい」に
 なってるのは、まあ、もうどうしようもないね……
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドラマ「滅相も無い」♯3・4

2024-05-10 20:29:03 | 2024年に見たドラマ
TVerにて。
第1話は起伏が少なくあっさり、第2話は落ちもあってかっちり作られてる、
という印象だったんだけど、第3話、まったくわけがわからなかった。
いや、もちろん一つ一つのエピソードの意味はわかるんだけども、
主人公の彼女の振るまいも病気も、同姓同名の女性たちのエピソードも、
いったい何を言うためだったのか。
私の読解力のなさゆえに、「????」の状態で終了。
 
第4話はわかりやすい。
「私が毒親みたいじゃない!」と抗議する毒親の母……。
そもそも、子どもをまったく日本語が話せない状態のまま、
普通の(おそらく公立)小学校に放り込む時点で配慮がなさすぎる。
バレエの先生に対しても、
「せめて受験が終わってからにすればいいのに」
「内緒でさせるなら、内緒は貫かなきゃ」
と思うけど、
「親というものは子どもの頑張りや意欲を大切にするものだ、
 心から気持ちを伝えれば受け入れてくれる」
と無邪気に信じていたのかな。
そっくりな言動の親を見たことがあるので、
めちゃくちゃ沈んだ気分になってしまった。
第1話の川端くんもそうだったけど、
子どもはそれでも親のいるところへ行きたいのね……
 
そして、自分は「楽しかった思い出」「特別な友だち」と思っていたのに
相手にとっては印象の薄い、あっさり忘れてしまえるようなこと/人間だったの、
つらすぎる。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドラマ「95」♯5

2024-05-10 20:17:57 | 2024年に見たドラマ
TVerにて。
毎週楽しみにしているんだけども、
情緒をめちゃくちゃにされて眠れなくなる危険があるので
リアルタイムでの視聴を避けているのだ……。

 

次回予告がまたもや不穏。
襲われた翔は重傷ではなさそうだけども、
コギャルの一人がスパイ?してたの?
そして今度はQが翔のために報復に出ちゃうの??

 

来週が気になるけれども、ひとまず第5話。
不穏なスパイスを散りばめつつも、今回は恋と青春の苦みがメイン。
セイラに言われっぱなしではなく、Qが彼女に
「小馬鹿にしてる。普通洗脳とか言わないでしょ」
とちゃんと抗議するの、よかった。
彼女の前で強い男でいたい、かっこつけたい男心よ~。
第2話から彼女のことをかなり気にして、
好きになっちゃってるのは明確に描かれていたんだけども、
初デートにドキドキしたり、彼女と翔との関係を気にしたりでぐるぐるしたあげく、
「ずっと一緒にいたい」をセックスの要求だと受け取られて、
急展開でラブホテルへ。
翔との関係を問われて「だって彼女がいるんでしょ」と答えるセイラ。
デートはしたことないというのに、明らかにラブホに慣れてるセイラ……。
それで、一度は「やっぱりやめよう」と言ったのに、
拒む彼女を力で押さえつけちゃったところで「次回へ続く」。

 

セイラがあっさり抵抗をやめてしまったところ、
「秩序おじさん」の牧野と何やら関係がありそうなところ、
闇が深そう……。
そして、自分からラブホに連れてきてシャワーを浴びてから拒む彼女に
「そりゃないよ」と思うのはわかるけど、
結局、Qは宝来と同じことをやりかけてるのよね。
現代パートで、セイラの娘に「父親を探してる」と言われたときの
動揺のない様子を見る限り、おそらく身に覚えがない
=未遂で終わったんじゃないかと思うけど。
付き合ってはいなさそうな翔とセイラ、
でもたぶん、お互い好きだよね。
何らかの事情があって、恋人になっていないだけで。
そして、翔にコンプレックスを抱いて彼の意向や心証を気にしつつ、
Qは翔に憧れてるし好きなんだよな~。
単純でない三角関係、切ない。

 

今回は、優しいドヨンになついてるQににっこり。
高橋海人くん、笑顔がso cute。
チーマ―狩りに参加しないQ、普通なら詰められてるとこだけど、
ドヨンいわく、「翔は殴らないスタンスを認めてる」。
謎だわ~。
 
そして、大人になってから、Qとマルコは年賀状のやり取りをしているけど、
二人とも他のメンバーとは没交渉だというのも、切ないね。
裕福なお坊ちゃまたちと庶民派、別れてそれぞれが元いた世界に戻ってしまったのか。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする