中国への義援金を呼びかける演説から、
終盤の回想にいたるまで、ボロ泣きしてしまった……😭 😭 😭
両親はじめ、周囲の人々の教えと影響が作ってきた
91年の生涯だったのだと思って。
国が戦争に向かって進んでいっても、
「みんなの幸せのため」「人と仲良く」
というスタンスを崩さなかったところ、
そして現実に願いを打ち砕かれてもめげなかったの、
すごいね。
今回だけでも、
・明治期に作ってきたものが震災で全部燃えちゃう
・10年頑張ってきた移民問題に対する努力が無駄に
・老体にむち打って集めた救援物資が
満州事変のために拒否された
ってひどい展開なのに「もうやーめた!」にならない。
とにかく止まれない人だったんだろうな……。
個人的には『青天を衝け』は『いだてん』と
同じカテゴリーに属する大河で、
「『ものすごく好き!!』とか『めちゃくちゃハマった!』って
わけじゃないけど、よくできていて、おもしろさが高値安定」
という評価だったのだけども、
・エピソードの積み重ねにおける無駄の少なさ
・盛り上がりどころの置き方を含めた全41話の構成
でみたら、今まで見た大河でいちばんよかったんじゃないだろうか。
(私の中では『清盛』と『直虎』が同じカテゴリーで、
これらは「めちゃくちゃ好き!」なところと、
「いまいち」なところの差が激しい)
【その他いろいろ】
・最後まで出てきた家康。
ドラマの主みたいに、視聴者へのメッセージを告げる。
・老けメイクすごいけど、やっぱり遠目に見ると
若いのがわかっちゃう。
・北里柴三郎「感染症を防ぐためにはマスクが一番」
これ、コロナ下だから出してきたシーンでしょ……
・「沢山の子や孫に恵まれた」
いいことみたいに言うな!
・大隈重信「わせだ」栽培
・栄一、移民たちのために82歳で再度渡米。
栄一が渡米すると首相が殺される。
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次の『鎌倉殿の13人』は、いちばん好きな時代だというのもあって、
期待のハードルを上げすぎてる自覚がある。
初回放送が怖くなってきた。