豊田市美術館、初めて行った!
豊田には、昔仕事で通っていたのだけれども、
20年ぶりに行ったら、めちゃくちゃ駅前が開けていてびっくり。
20年前は駅付近で時間を潰すのに結構苦心していたのだが、
カフェやファーストフード店がいっぱいできていた。
さて、エッシャー展。
この美術館が特別にそうなのか、今の時代を反映して多くの美術館がそうなのか、
今回たまたま版画メインだったからなのか?
よくわからないけれども、写真OKだった。
写真用のコーナーもいくつかあった。
入り口にあった、撮影用の壁。
芸術に疎いので、騙し絵のことしか知らなかったのだけど、
最初からそちらで売っていたわけではなく、
蔵書票なんかのデザイン性が高いものや、本の挿絵を書いていたらしい。
この時期の絵がわたしはとても好き。
ものの見え方に興味を持っていたと思しき時期。
点数が多いと途中で集中力が切れてしまうので
美術館では見たいところを絞って、
あとはさっと流すようにしているのだけれども、
たくさんある時期ごとに作品を流して見ると、
やっぱり流れというか、この時期はこれにはまっていたのだなとわかるので面白い。
取り憑かれたように同じモチーフを描いていたり、
ある時点から絵の方向性がかなり変わったり。
エッシャーの絵の空白部分を数学者が埋めていたりして、
本当に数学の世界に近い思考をして絵を描いていたのだとわかる。
【おまけ】豊田市のマンホールのふた