【小説】
好み度★5
朱野帰子『対岸の家事』
谷津矢車『廉太郎ノオト』
好み度★4のうち印象に残っているもの
永井紗耶子『木挽町のあだ討ち』
砥上裕將『線は、僕を描く』
知念実希人『仮面病棟』
井上ひさし『東慶寺花だより』
垣谷美雨『老後の資金がありません』
柚木麻子『早稲女、女、男 』
澤村伊智『ぼぎわんが、来る 比嘉姉妹シリーズ』
内館牧子『十二単衣を着た悪魔 源氏物語異聞』
柚木麻子『らんたん』
【追悼・永井路子先生】
たぶん、私が人生で初めて「作者読み」したの、永井先生だったと思う。
「鎌倉殿」効果でいっぱい復刊してくれて、本当によかった。
そして、著作はすでに図書館にも置かれなくなっているので、
電子書籍の時代になったのもありがたい。
【小説以外】
倉本一宏『権記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典』
西田友広『吾妻鏡 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典』
植村直巳『青春を山に賭けて』
稲垣栄洋『世界史を大きく動かした植物』
三土たつお『街角図鑑』
吉岡乾『なくなりそうな世界のことば』
toka『おうちを楽しむマイルーティン』
安藤ゆき『町田くんの世界 』
荒井ママレ『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり』
の2作は面白かったし好きだけど、
まだ最初の1~2冊しか読んでいないので保留に。
漫画、電子書籍の積ん読がすごい量になっているので
来年は少しずつでも消化したい。
【映像作品】
映画『神は見返りを求める』
映画『犬部!』
映画『色男ホ・セク』
今年見た映画は14本。
『インディペンデンス・デイ』は初見じゃなかったので除外すると、
好み度★5をつけた映画は一つもなかった。
好みじゃないけれど印象的だったのは、上記の4作。
『犬部!』は好み度としては★3.5だったのだけども、
インパクトがあった。
そして、今年の大河ドラマを3ヶ月で脱落してしまった代わりに、
ドラマはわりと見ていた。
仕事の資料として何人かの俳優さんの出演作を見ていたためだけど、
完走できたのは以下の4作のみ。
ドラマ『夜行観覧車』
ドラマ『ONE DAY ~聖夜のから騒ぎ~』
ドラマ『ボクの殺意が恋をした』
ドラマ『SPEC』
大河ドラマ以外にテレビを見てこなかった人間の
所感だけども……
大河ドラマも「明らかに尺の配分がおかしい」とか
「整合性が取れない」とかあるけど、そこは天下のNHKで、
まだ良い方なのだということがわかった。
テレビドラマって、映画とちがって、
完成していない作りかけの段階でリリースしちゃうから、
「放送し続けていい出来じゃないだろ」という代物でも
最後まで遂行しなきゃいけないのね……。
頑張っている俳優さんとかスタッフさんたちが
気の毒になるものもある……。
あと、「単純接触効果」の影響は思っていたより大きく、
いろんな媒体でその人に触れて情報が蓄積していくと、
解像度が上がって魅力がわかるようになることもある。
俳優のYYくん、苦手な顔だな~と思ってたけど、
わりと好きになっちゃったもん。
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2024年の大河ドラマは、藤原道長×紫式部になりそうなのが
やや不安ではあるのだけども、かなり楽しみ!
「風と雲と虹と」「炎立つ」も平安時代中期だけど、
地方が主な舞台で武士が主人公だったから、
「平安貴族もの」はおそらく初のはず。
ご訪問くださっているみなさま、今年もありがとうございました。
よいお年を!