金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
★の数は「好み度」または「個人的なお役立ち度」です。
現在、記事の整理中。

ドラマ「ごめんね青春!」♯1~4

2024-11-13 21:00:08 | 2024年に見たドラマ

アマプラにて。

静岡県三島市が舞台だというのを知って見始めた。

 

見たら面白いし、毎回笑っちゃうんだけども、

先が気にならないのと、微妙に嫌な要素があるのとで、

第4話で視聴終了。

宗教も偏差値も異なる私立高校の合併とか、

わざわざ受験を控えた3年生で試験的に男女混合クラスを作るとか、

面白ければ帳消しになる「?」な設定が帳消しにならなかった。

下ネタとか女性の描き方にちらつく「微妙に嫌な要素」は、

10年前のドラマだから仕方ないかな~と思うところもあるんだけども、

第4話は揃いも揃って発情しすぎだろと思っちゃった。

蜂矢先生にはがっかりだよ!

 

嫌いになりきれないので、続きは機会があれば見るかも。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドラマ「無能の鷹」♯1~5

2024-11-09 20:54:44 | 2024年に見たドラマ

友人宅で録画を見せてもらった。

 

原作は最初のほうしか読んでいないのだけども、

結構オリジナルのエピソードや要素が入っているのかな?

 

職場に似たタイプ(おそらく発達に特徴がある)の人がいる場合、

コメディとして楽しめないところもあるのかなあと思う。

でも、ちゃんと登場人物に「自分たちがあいつの給料分働いてる」と言わせていて、

客観的な視点もちゃんと持って作っていますよ、というアピールもされていた。

私は幸いにも職場の人の振る舞いに苦労させられることがほとんどないので、

ベタなコメディ展開にも笑い、屈託なく楽しめた。

 

そこにいてくれるだけでよい……と思わせる菜々緒の美しさが

鷹野役に合っているし、他のキャスティングにも文句なし!

鵜飼さん主役のエピソードが特に好き。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近見たドラマ

2024-09-16 13:54:39 | 2024年に見たドラマ

「刑事ゆがみ」第1・2話

 

TVerにて。

2017 年のドラマ。浅野忠信と神木くんの刑事もの。

主役コンビのキャラはやや弱めに感じるけれども、

しっかり伏線を敷いてそれを回収してくれる爽快感がある。

第1・2話を見た限りでは、テイストはビター。

第1話のゲストだった杉咲花ちゃんと神木くんの組み合わせが

とても可愛い。

そして切ない恋の物語だった第2話、

斎藤工が本筋に絡まないただの下着泥棒だったのがめちゃ面白かった。

無駄にキャラが立っていて、無駄遣いすぎる。

 

「紫式部のスマホ」第1~4話

 

一挙再放送で見た。

このスマホシリーズ、他には義経のやつしか見てないんだけど、

一回一回は短いのでストーリーじゃなく小ネタを楽しむ感じ。

大河ドラマが採用しなかったエピソードを

こちらで拾っていたりもする。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドラマ「滅相も無い」♯7・8

2024-06-11 10:37:18 | 2024年に見たドラマ

TVerにて。

【第7話】

中嶋朋子回。

近所のおばさんは飛び降り自殺するわ、

付き合ってた彼氏は失踪するわ、

彼氏は少年院に入ってたわ、

わけがわからないうえにずっと不穏な感じが続く回だった。

最後にナレーションで言及された三木と井口と梅本の関係、

なんだったのだろう?

梅本から井口に巨大感情があった??

 

【第8話】

最後の主役は、窪田正孝くん。

不気味で落ち着かない回だった。
「夢か現実か」ということよりも、
「頭がおかしい身内が近くにいるという恐怖」がひしひしと感じられた。
 
最終話だからといって、何かが解説されるわけでもなく、
「穴」とか「教祖」についても、解釈のヒントを示すだけで総括はされず。
哲学的な話だったのだろうか。
 
「次が楽しみ」という感じは全然なかったのだけども、
30分と短いのもあり、なんとなく最後まで見てしまった。
「わからないこと」が不快ではないのだよね。
不快かどうかは、演技だったり脚本だったりの「わかる」部分から、
「制作サイドにはおそらく正解があって、でもあえてそれを示していないだけだろう」
と思えるか、
「ちゃんと決めずに、うやむやのままやってるな、迷走してるな」
としか思えないかの違いだと思う。
 
週にドラマを3本も見るという珍しい二ヶ月半で、
ふだんテレビを見ない人間にとっては結構気忙しかったのだけども、
個人的なドラマ月間は今週で終わり。
この期間に見ていた「光る君へ」「95」「滅相も無い」、
いずれもクオリティが高くてよかった。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドラマ「95」♯10

2024-06-11 10:21:25 | 2024年に見たドラマ

うおおおー! 最終回までよかった!!

最初から最後まで面白い、ヒリヒリドキドキする珍しいドラマだった!

第1話から不穏な予告のようなものはずっとあったから、

こんなにハッピーに終わるとは思わなかった。

詰め込みすぎた感もなく、予想以上にあっさり、

でも丁寧に作られた最終回だった。

 

「最終話まで脚本ができあがっている状態で撮影に入った」

というようなことを誰かが話していた気がするから、

それもよかったのかな。

全体像が見えている状態で編集するのと、

はっきり見えない状態で編集するの、やっぱり違うよね。

冷静にふり返れば「?」というところもなくはないのだけども、

リアルタイムで視聴しているときは、とにかく熱量と勢いに流されて

粗が見えなかった。

ラストのカラオケしてるシーンで、うるうるきてしまった

たった一年で青春は終わるし、大きなものも失ったけれど、

明るく前向きでキラキラしていた。

 

先が気になりすぎて原作を読もうかと思ったこともあったのだけども、

我慢してよかったと思う。

特に最終回部分は原作からかなり離れているらしいのだけども、

ドラマ単独ではきちんとおさまりがついていた。

Qもお母さんも、翔もセイラも変わったし、

美人局に加担していたカナがエリコの隣に戻ってきたことに

自分でも意外なほど感動してしまった。

 

それにしても宝来、

行動原理が翔へのコンプレックスだったことは

ずっと描かれてきたんだけども、ここまでとは思わなかった。

もはや恋じゃん……

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドラマ「95」♯9

2024-06-09 21:08:58 | 2024年に見たドラマ

避妊しろ~!!!怒怒怒

がどうしても先に立つ。

たとえ写真ばらまかれなかったとしても、

結局セイラは妊娠で退学になったでしょ……。

家の力に頼らずにこれから二人で生きていこうとしていた矢先、

経済基盤もないのにどうすんだよ……。

カリスマ的なかっこいいリーダーとして登場した翔が、

ここまで弱さと脆さ、未熟さを露呈して、

それでも嫌悪感を抱かないで済んでいるのは、俳優さんの力?

別の俳優さんだったら、どうだったかしら。

 

斉藤由貴演じる翔の母の、悪者になることを承知で

大人として最善を尽くした愛と強さにしびれる。

セイラも、援交してまで翔の近くにいたかった気持ちはわからないけど、

実母がセイラを使ってお金を得ようとしたり、

娘の援交を黙認したりしてたあたりを考えると、

すがれるものは幼いころの恋だけだったのかなと思うと切ないね。

お金をもらったとはいえ、頼りにならなさそうな母と

これから生まれてくる子を一人で抱えて生きていく覚悟だって、

そう簡単に持てるものじゃない。

 

自分の考えを語る牧野に、Qがかつての翔を思い出す演出、よかった。

「結局、翔もたいしたことなかった」なのか、

「牧野には牧野で、人を惹きつけるところがある」なのか、

「同じことを言っているけど、二人は全然ちがう」なのか。

どうとでも取れるシーンだったけれど、

すぐに牧野が写真を撒いたり、花火の妨害したりしようとしたあたり、

「同じことを言っているけど、二人は全然ちがう」だったのかな。

「若いやつは金になる」のが理由だとしても、

若い女の子を買ったり、チーマ―や暴走族とつるんでばかりいる様子なのは、

同世代に相手にされない大人という感じ。

 

くるくる頭の後輩が、いきがって翔にえらそうな口利いたり、

ナイフで刺そうとするのも、

政治家の家の子である宝来が、

薬にまで手を出して拳銃持ってしまうのも、

説明はされないけれども、これまでの描写から

行動原理がわかるようになっていてよい。

逆に、レオ・ドヨン・マルコは、

出番が多かったわりに掘り下げが浅く、

「チーム」を構成するための人数あわせのような状態のまま

ここまで来てしまって残念。

でも、最初からドラマの宣伝として

「高橋海人×中川大志×松本穂香」

をアピールしてたから、メインは

「Q・翔・セイラの三人の関係性」

であって、「チーム」ではなかったんだね、たぶん。

 

いよいよ次回、最終回。

みんな生きていてくれ~!!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドラマ「95」♯8

2024-06-01 14:53:56 | 2024年に見たドラマ
北朝鮮のミサイル発射のせいで、前半15分ほどニュースに差し替え。
なんと、「遅らせて放送」ではなく
「ドラマの途中から放送」になってしまった!!
始まってすぐ、いきなり答え合わせがされてしまい、えーっ!!って感じ。
 
Tverで見られたからいいけど、
SNSで関係者を責めてた人がいたのは嫌だった。
大事なシーンを放送できなかったの、関係者だって悔しいよ……。
(※後日、再放送の告知あり)
 
第4話あたりから、ずっとドロドロしていたこのドラマ、
第8話にして急に「恋!」「友情!」と青春色が強くなっちゃって、
なんだかこっぱずかしかった。
 
セイラの秘密は、予想していた通りで、
援交して牧野に写真を撮られてしまっていたとのこと。
翔がセイラにアタック(死語?)していたのは意外だったけど、
秘密を打ち明けられたのち、自分の家のこともあって
自分ではダメ→Qならセイラにふさわしい、と考えていたのは
第2話以降のセイラやQに対する態度と
ちゃんと整合性がとれていたと思う。
セイラと互いに気遣いながらも微妙な緊張感を漂わせ、
「どこへ連れていってくれるの?」と問うセイラには答えられず、
「セイラにアタックしろ」とQをけしかけてはいるんだけども、
三人で車の中にいたときにはセイラとQのやり取りに
思うところありそうだった。
 
超然としていた翔のやっていることの動機が
「好きな女の子を守るため」で、
「神田川」をやりだしそうなムードになってて、
小者になっちゃった感がすごい
(予告を見る限り、親の力で「神田川」ドリームは打ち砕かれそうだし)。
でも、まあ、これはQが対等な友人になるための展開ではあるし、
対等になりつつあったからこそ見えてきた
等身大の高校性としての姿なんだよね……。
翔とセイラの関係性自体はかなりキュンだし。
ただ、まだ事情はわからんが……避妊しろ!!!!
 
Qは、
「セイラとの一夜、実は勃たずに成し遂げられませんでした」と明らかになるわ、
とんだ当て馬だったことを思い知らされるわでさんざんなんだけど、
彼の中では、
「翔が打ち明けてくれた>失恋」
だったのかな。
Qと牧野の対面、拳銃の登場で、またもや不穏な展開。
今回は癒やしのエンディングもなく、
クライマックスに近づいているムードがひしひし。
 
松本穂香さん、出会いがひどいドラマだったから
取り立てて強い印象がなかったんだけど、
今回のドラマでは透明感とミステリアスなムードが強くでていて
とてもよい。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドラマ「滅相も無い」♯6

2024-05-22 20:36:52 | 2024年に見たドラマ
TVerにて。
 
私も佐藤の葬式には行かんわ~!
佐藤にムカつきすぎて、
「こんなやつと仕事せんでええ! やめろ!」
と思ったし、
しつこく葬式に行かせようとする方を異常に感じてしまった。
今回のテーマは「他者への恨み」だったのかな?
穴に入る前に、自分を恨んでいる人がいれば話したい、と思うの、
ちょっと面白かった。
その心理はわからないけど。
 
穴に入ろうとする理由でしっくり来たのは、
第3話と第5話だけ。
でも、「穴へ入る=死」だと考えるとそれ相応の理由が必要な気がするけど、
「穴へ入る=苦痛もなく現在の人生を終わらせられる」と考えると、
「なんかイヤになっちゃったな~」くらいで入るかもしれない。
 
今回、主人公だけでなく、話を聞く若者たち4人の心理についても
初めて言及されていたけれど、まとめに入っているのだろうか。
それとも、別の意図があった??
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドラマ「95」♯7

2024-05-21 12:41:57 | 2024年に見たドラマ

突然思い出したのだけれども、

このドラマ、以前わたしがドはまりした台湾映画「九月に降る風」と

登場人物配置・ストーリーラインがよく似ている。

「勉強はできるがヤンチャグループに属している主人公」、

「グループのリーダーとしてみんなをまとめ、

 主人公にコンプレックスを抱かせつつも強く惹きつける親友」、

「親友の彼女で、主人公の片想いの相手」。

前半のキラキラ青春感と、

親友の死をきっかけにグループが崩壊していくやるせなさ。

こちらの舞台は1996年。

もちろん、「95」のほうが尺が長い分、エピソードの積み重ねがあって

キャラ立ちしているし、

1995年の渋谷が舞台だというのもあって背景が圧倒的に不穏。

でも、同じ文化圏に属しているのもあって、1990年代の雰囲気というか

トレンドみたいなものは似ていたのかな。

 

さて、第7話。

襲撃事件におけるセイラの関与をかたくなに否定して事情を話さない翔に、

Qの不満が募る。

他のメンバーは、付き合いが長いのもあって「翔がそう言うのなら仕方ない」という

翔に対する信頼がある(あるいは、盲従している?)が、Qは飲み込めない。

付き合いが浅いのもあるし、セイラを挟んで三角関係にあるというのもあるよね。

ドヨンに愚痴をこぼすだけだった彼が、はっきり翔に物申せるようになったことと、

中国拳法を再開して強くなり、自信を持てるようになったことを

リンクさせて描いているのがいい。

まだ翔に対して長々と喋ったりはできないんだけども、

話し方もだいぶん変わった。

一人でチーマ―と戦ったり、薬を売ってた宝来にいきなり襲いかかったり、

かなり危うさを感じさせる様子に。

 

一方の翔は、怪我をしたQに謝ったり、駆けつけたQの両親に頭を下げたり、

ヤンチャぶり・王様ぶりがなりをひそめている。

おそらくセイラと牧野のつながりが関係しているのだろうけれども、

翔が大人にならざるをえない事情を、Qは知らないからね……

翔の態度にイライラカリカリしているQだけれども、

彼のことが好きなんだよね。

いきなり宝来に襲いかかったの、姉の一件もあるのだろうが、

翔を襲撃したのが宝来だと思っているからというのもあるだろうし。

そこへ、

「自分が好きなセイラが、おそらく翔を好き。

二人の間にある事情を、自分は知らせてもらえない」

という状況も影響して、こじれている感じ。

こういうの、大好き!!!! もっとお願いします!!!

 

予告がまた不穏。

第1話でチラ見せされていたクライマックスであろうシーンの

拳銃が出てきちゃった……

 

【その他いろいろ】

・セイラに「アイタイ」とベルを打つ場面の翔の切ない顔よ……

 安定と信頼の中川大志くん。

 

・久々にセイラと話すQが、ベルの返事をもらえなかったことに対して、

 「暇だから適当に打っただけだし」と強がるのが、痛々しい。

 

・宝来、「鈴木は俺にやらせてほしかった」と言っていたのに

 あっさりQにやられて伸びてるの、笑ってしまった。

 適材適所を語った牧野に、人を見る目があるということが

 証明されてしまった。

 

・ここへ来て、

 「レオは翔とは4歳のころからの幼なじみ。翔のことを一番理解している。

 オウムにはまりそうになったのを止めたのもレオ」

 とレオの掘り下げが。

 政治家の孫と、暴力団幹部の息子、その萌え設定はなに……

 

・高橋海人くん、格闘技の動きがビシッと決まっていてさまになる。

 本格的にダンスをやっているからなのね。

 エンディングのメイキング、彼のキュートな笑顔によって

 本編のギスギスヒヤヒヤが中和される。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドラマ「滅相も無い」♯5

2024-05-15 20:48:03 | 2024年に見たドラマ
TVerにて。
人に勧められるような面白さではないのだけども、
30分と短いのと、どうまとめるのかがちょっとだけ気になっているのとで
見続けているドラマ。
 
古舘寛治演じる渡邊、司法試験に12回連続失敗しながらも
働かずに母から金を引き出し続け、
姉にたしなめられてバイトを始めるもまっとうに働くことができず、
姉から金を引き出せないとわかるや、一発逆転を狙ってタイへ……
と考えるも寝坊して飛行機に間に合わず、ドバイへ。
金を引き出せないとわかると逆ギレするし、
バイト先のアイスを盗み食いしていたのがバレても謝らないし、
自由に金を使える客たちをこきおろすし。
本当にもうどうしようもない……というか、
変わることができないのだろうし、穴に入るしかないよね……
とこれまでの5話の中でいちばん穴に入ろうとする理由に納得できた。
 
しかし、実際は直前で母と姉に会いに戻り、
穴に入らずに就職できてしまうのだから、面白いね。
 
第1話の主役だった川端くん、第4話・5話と続いて
結構失言多くないか?
人の語りを聞いているときに、
「いま、それを言う!?」みたいな発言。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする