金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
★の数は「好み度」または「個人的なお役立ち度」です。
現在、記事の整理中。

ドラマ「滅相も無い」♯7・8

2024-06-11 10:37:18 | 2024年に見たドラマ

TVerにて。

【第7話】

中嶋朋子回。

近所のおばさんは飛び降り自殺するわ、

付き合ってた彼氏は失踪するわ、

彼氏は少年院に入ってたわ、

わけがわからないうえにずっと不穏な感じが続く回だった。

最後にナレーションで言及された三木と井口と梅本の関係、

なんだったのだろう?

梅本から井口に巨大感情があった??

 

【第8話】

最後の主役は、窪田正孝くん。

不気味で落ち着かない回だった。
「夢か現実か」ということよりも、
「頭がおかしい身内が近くにいるという恐怖」がひしひしと感じられた。
 
最終話だからといって、何かが解説されるわけでもなく、
「穴」とか「教祖」についても、解釈のヒントを示すだけで総括はされず。
哲学的な話だったのだろうか。
 
「次が楽しみ」という感じは全然なかったのだけども、
30分と短いのもあり、なんとなく最後まで見てしまった。
「わからないこと」が不快ではないのだよね。
不快かどうかは、演技だったり脚本だったりの「わかる」部分から、
「制作サイドにはおそらく正解があって、でもあえてそれを示していないだけだろう」
と思えるか、
「ちゃんと決めずに、うやむやのままやってるな、迷走してるな」
としか思えないかの違いだと思う。
 
週にドラマを3本も見るという珍しい二ヶ月半で、
ふだんテレビを見ない人間にとっては結構気忙しかったのだけども、
個人的なドラマ月間は今週で終わり。
この期間に見ていた「光る君へ」「95」「滅相も無い」、
いずれもクオリティが高くてよかった。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドラマ「95」♯10

2024-06-11 10:21:25 | 2024年に見たドラマ

うおおおー! 最終回までよかった!!

最初から最後まで面白い、ヒリヒリドキドキする珍しいドラマだった!

第1話から不穏な予告のようなものはずっとあったから、

こんなにハッピーに終わるとは思わなかった。

詰め込みすぎた感もなく、予想以上にあっさり、

でも丁寧に作られた最終回だった。

 

「最終話まで脚本ができあがっている状態で撮影に入った」

というようなことを誰かが話していた気がするから、

それもよかったのかな。

全体像が見えている状態で編集するのと、

はっきり見えない状態で編集するの、やっぱり違うよね。

冷静にふり返れば「?」というところもなくはないのだけども、

リアルタイムで視聴しているときは、とにかく熱量と勢いに流されて

粗が見えなかった。

ラストのカラオケしてるシーンで、うるうるきてしまった

たった一年で青春は終わるし、大きなものも失ったけれど、

明るく前向きでキラキラしていた。

 

先が気になりすぎて原作を読もうかと思ったこともあったのだけども、

我慢してよかったと思う。

特に最終回部分は原作からかなり離れているらしいのだけども、

ドラマ単独ではきちんとおさまりがついていた。

Qもお母さんも、翔もセイラも変わったし、

美人局に加担していたカナがエリコの隣に戻ってきたことに

自分でも意外なほど感動してしまった。

 

それにしても宝来、

行動原理が翔へのコンプレックスだったことは

ずっと描かれてきたんだけども、ここまでとは思わなかった。

もはや恋じゃん……

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドラマ「95」♯9

2024-06-09 21:08:58 | 2024年に見たドラマ

避妊しろ~!!!怒怒怒

がどうしても先に立つ。

たとえ写真ばらまかれなかったとしても、

結局セイラは妊娠で退学になったでしょ……。

家の力に頼らずにこれから二人で生きていこうとしていた矢先、

経済基盤もないのにどうすんだよ……。

カリスマ的なかっこいいリーダーとして登場した翔が、

ここまで弱さと脆さ、未熟さを露呈して、

それでも嫌悪感を抱かないで済んでいるのは、俳優さんの力?

別の俳優さんだったら、どうだったかしら。

 

斉藤由貴演じる翔の母の、悪者になることを承知で

大人として最善を尽くした愛と強さにしびれる。

セイラも、援交してまで翔の近くにいたかった気持ちはわからないけど、

実母がセイラを使ってお金を得ようとしたり、

娘の援交を黙認したりしてたあたりを考えると、

すがれるものは幼いころの恋だけだったのかなと思うと切ないね。

お金をもらったとはいえ、頼りにならなさそうな母と

これから生まれてくる子を一人で抱えて生きていく覚悟だって、

そう簡単に持てるものじゃない。

 

自分の考えを語る牧野に、Qがかつての翔を思い出す演出、よかった。

「結局、翔もたいしたことなかった」なのか、

「牧野には牧野で、人を惹きつけるところがある」なのか、

「同じことを言っているけど、二人は全然ちがう」なのか。

どうとでも取れるシーンだったけれど、

すぐに牧野が写真を撒いたり、花火の妨害したりしようとしたあたり、

「同じことを言っているけど、二人は全然ちがう」だったのかな。

「若いやつは金になる」のが理由だとしても、

若い女の子を買ったり、チーマ―や暴走族とつるんでばかりいる様子なのは、

同世代に相手にされない大人という感じ。

 

くるくる頭の後輩が、いきがって翔にえらそうな口利いたり、

ナイフで刺そうとするのも、

政治家の家の子である宝来が、

薬にまで手を出して拳銃持ってしまうのも、

説明はされないけれども、これまでの描写から

行動原理がわかるようになっていてよい。

逆に、レオ・ドヨン・マルコは、

出番が多かったわりに掘り下げが浅く、

「チーム」を構成するための人数あわせのような状態のまま

ここまで来てしまって残念。

でも、最初からドラマの宣伝として

「高橋海人×中川大志×松本穂香」

をアピールしてたから、メインは

「Q・翔・セイラの三人の関係性」

であって、「チーム」ではなかったんだね、たぶん。

 

いよいよ次回、最終回。

みんな生きていてくれ~!!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドラマ「95」♯8

2024-06-01 14:53:56 | 2024年に見たドラマ
北朝鮮のミサイル発射のせいで、前半15分ほどニュースに差し替え。
なんと、「遅らせて放送」ではなく
「ドラマの途中から放送」になってしまった!!
始まってすぐ、いきなり答え合わせがされてしまい、えーっ!!って感じ。
 
Tverで見られたからいいけど、
SNSで関係者を責めてた人がいたのは嫌だった。
大事なシーンを放送できなかったの、関係者だって悔しいよ……。
(※後日、再放送の告知あり)
 
第4話あたりから、ずっとドロドロしていたこのドラマ、
第8話にして急に「恋!」「友情!」と青春色が強くなっちゃって、
なんだかこっぱずかしかった。
 
セイラの秘密は、予想していた通りで、
援交して牧野に写真を撮られてしまっていたとのこと。
翔がセイラにアタック(死語?)していたのは意外だったけど、
秘密を打ち明けられたのち、自分の家のこともあって
自分ではダメ→Qならセイラにふさわしい、と考えていたのは
第2話以降のセイラやQに対する態度と
ちゃんと整合性がとれていたと思う。
セイラと互いに気遣いながらも微妙な緊張感を漂わせ、
「どこへ連れていってくれるの?」と問うセイラには答えられず、
「セイラにアタックしろ」とQをけしかけてはいるんだけども、
三人で車の中にいたときにはセイラとQのやり取りに
思うところありそうだった。
 
超然としていた翔のやっていることの動機が
「好きな女の子を守るため」で、
「神田川」をやりだしそうなムードになってて、
小者になっちゃった感がすごい
(予告を見る限り、親の力で「神田川」ドリームは打ち砕かれそうだし)。
でも、まあ、これはQが対等な友人になるための展開ではあるし、
対等になりつつあったからこそ見えてきた
等身大の高校性としての姿なんだよね……。
翔とセイラの関係性自体はかなりキュンだし。
ただ、まだ事情はわからんが……避妊しろ!!!!
 
Qは、
「セイラとの一夜、実は勃たずに成し遂げられませんでした」と明らかになるわ、
とんだ当て馬だったことを思い知らされるわでさんざんなんだけど、
彼の中では、
「翔が打ち明けてくれた>失恋」
だったのかな。
Qと牧野の対面、拳銃の登場で、またもや不穏な展開。
今回は癒やしのエンディングもなく、
クライマックスに近づいているムードがひしひし。
 
松本穂香さん、出会いがひどいドラマだったから
取り立てて強い印象がなかったんだけど、
今回のドラマでは透明感とミステリアスなムードが強くでていて
とてもよい。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドラマ「滅相も無い」♯6

2024-05-22 20:36:52 | 2024年に見たドラマ
TVerにて。
 
私も佐藤の葬式には行かんわ~!
佐藤にムカつきすぎて、
「こんなやつと仕事せんでええ! やめろ!」
と思ったし、
しつこく葬式に行かせようとする方を異常に感じてしまった。
今回のテーマは「他者への恨み」だったのかな?
穴に入る前に、自分を恨んでいる人がいれば話したい、と思うの、
ちょっと面白かった。
その心理はわからないけど。
 
穴に入ろうとする理由でしっくり来たのは、
第3話と第5話だけ。
でも、「穴へ入る=死」だと考えるとそれ相応の理由が必要な気がするけど、
「穴へ入る=苦痛もなく現在の人生を終わらせられる」と考えると、
「なんかイヤになっちゃったな~」くらいで入るかもしれない。
 
今回、主人公だけでなく、話を聞く若者たち4人の心理についても
初めて言及されていたけれど、まとめに入っているのだろうか。
それとも、別の意図があった??
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドラマ「95」♯7

2024-05-21 12:41:57 | 2024年に見たドラマ

突然思い出したのだけれども、

このドラマ、以前わたしがドはまりした台湾映画「九月に降る風」と

登場人物配置・ストーリーラインがよく似ている。

「勉強はできるがヤンチャグループに属している主人公」、

「グループのリーダーとしてみんなをまとめ、

 主人公にコンプレックスを抱かせつつも強く惹きつける親友」、

「親友の彼女で、主人公の片想いの相手」。

前半のキラキラ青春感と、

親友の死をきっかけにグループが崩壊していくやるせなさ。

こちらの舞台は1996年。

もちろん、「95」のほうが尺が長い分、エピソードの積み重ねがあって

キャラ立ちしているし、

1995年の渋谷が舞台だというのもあって背景が圧倒的に不穏。

でも、同じ文化圏に属しているのもあって、1990年代の雰囲気というか

トレンドみたいなものは似ていたのかな。

 

さて、第7話。

襲撃事件におけるセイラの関与をかたくなに否定して事情を話さない翔に、

Qの不満が募る。

他のメンバーは、付き合いが長いのもあって「翔がそう言うのなら仕方ない」という

翔に対する信頼がある(あるいは、盲従している?)が、Qは飲み込めない。

付き合いが浅いのもあるし、セイラを挟んで三角関係にあるというのもあるよね。

ドヨンに愚痴をこぼすだけだった彼が、はっきり翔に物申せるようになったことと、

中国拳法を再開して強くなり、自信を持てるようになったことを

リンクさせて描いているのがいい。

まだ翔に対して長々と喋ったりはできないんだけども、

話し方もだいぶん変わった。

一人でチーマ―と戦ったり、薬を売ってた宝来にいきなり襲いかかったり、

かなり危うさを感じさせる様子に。

 

一方の翔は、怪我をしたQに謝ったり、駆けつけたQの両親に頭を下げたり、

ヤンチャぶり・王様ぶりがなりをひそめている。

おそらくセイラと牧野のつながりが関係しているのだろうけれども、

翔が大人にならざるをえない事情を、Qは知らないからね……

翔の態度にイライラカリカリしているQだけれども、

彼のことが好きなんだよね。

いきなり宝来に襲いかかったの、姉の一件もあるのだろうが、

翔を襲撃したのが宝来だと思っているからというのもあるだろうし。

そこへ、

「自分が好きなセイラが、おそらく翔を好き。

二人の間にある事情を、自分は知らせてもらえない」

という状況も影響して、こじれている感じ。

こういうの、大好き!!!! もっとお願いします!!!

 

予告がまた不穏。

第1話でチラ見せされていたクライマックスであろうシーンの

拳銃が出てきちゃった……

 

【その他いろいろ】

・セイラに「アイタイ」とベルを打つ場面の翔の切ない顔よ……

 安定と信頼の中川大志くん。

 

・久々にセイラと話すQが、ベルの返事をもらえなかったことに対して、

 「暇だから適当に打っただけだし」と強がるのが、痛々しい。

 

・宝来、「鈴木は俺にやらせてほしかった」と言っていたのに

 あっさりQにやられて伸びてるの、笑ってしまった。

 適材適所を語った牧野に、人を見る目があるということが

 証明されてしまった。

 

・ここへ来て、

 「レオは翔とは4歳のころからの幼なじみ。翔のことを一番理解している。

 オウムにはまりそうになったのを止めたのもレオ」

 とレオの掘り下げが。

 政治家の孫と、暴力団幹部の息子、その萌え設定はなに……

 

・高橋海人くん、格闘技の動きがビシッと決まっていてさまになる。

 本格的にダンスをやっているからなのね。

 エンディングのメイキング、彼のキュートな笑顔によって

 本編のギスギスヒヤヒヤが中和される。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドラマ「滅相も無い」♯5

2024-05-15 20:48:03 | 2024年に見たドラマ
TVerにて。
人に勧められるような面白さではないのだけども、
30分と短いのと、どうまとめるのかがちょっとだけ気になっているのとで
見続けているドラマ。
 
古舘寛治演じる渡邊、司法試験に12回連続失敗しながらも
働かずに母から金を引き出し続け、
姉にたしなめられてバイトを始めるもまっとうに働くことができず、
姉から金を引き出せないとわかるや、一発逆転を狙ってタイへ……
と考えるも寝坊して飛行機に間に合わず、ドバイへ。
金を引き出せないとわかると逆ギレするし、
バイト先のアイスを盗み食いしていたのがバレても謝らないし、
自由に金を使える客たちをこきおろすし。
本当にもうどうしようもない……というか、
変わることができないのだろうし、穴に入るしかないよね……
とこれまでの5話の中でいちばん穴に入ろうとする理由に納得できた。
 
しかし、実際は直前で母と姉に会いに戻り、
穴に入らずに就職できてしまうのだから、面白いね。
 
第1話の主役だった川端くん、第4話・5話と続いて
結構失言多くないか?
人の語りを聞いているときに、
「いま、それを言う!?」みたいな発言。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドラマ「95」♯6

2024-05-14 00:12:31 | 2024年に見たドラマ
TVerにて。
 
アイドルの高橋海人くんに、
女子高生妊娠させた男の役をやらせんだろ……という予想で
未遂で終わると予想してたんだけども、完遂してしまった(?)様子。
避妊しなくてもいいというセイラ、
夏の間、二度とセイラと会わなかった、と言ってるのが不穏すぎる。
 
Qが発案した打ち上げ花火は実現しなかったものの、
みんなでキャッキャと花火に興じる青春な夏。
この後、絶対、ひどいことが起こるんでしょ……
もう心構えはできているよ……
と思っていたら案の定、予告にあった通りに、
翔が襲撃されて入院。
「相手は目出し帽をかぶっていて顔が見えなかった」
と嘘をついたのは、報復の連鎖を止めるためもあったのだろうけど、
何やら事件に関わっているらしいセイラを庇うため??
姿を見せないセイラを心配してポケベル打ってるQには
おそらく連絡はしていないのに、翔のところへは来るセイラ。
泣くセイラを抱きしめちゃう翔。
あああ、三角関係が切ないね……
 
てっきりカナがスパイになってチームの情報を
流していたのだと思っていたけど、
カナがやっていたのは援交。
「チームのこと話すな」というQのセリフ、
予告ではカナに言ってると思ったんだけど、
意外なことにお母さんに対するセリフだった。
(このお母さんも、明らかに息子の様子がおかしくなってるのに
 思い切り現実から目をそらしてて、
 プラスに受け取ろうとしてるのが怖い)
翔が絶対に援交を許さないというのは、
セイラと関係あるのかな。
前回のセイラ、ラブホに慣れきってたしね……。
 
翔が襲撃されたことで、再び格闘技をやり始めて
めちゃくちゃ強くなってるQ、
やばい方向に進んでて、本当に心臓に悪い。
つきまとってた爆発頭の後輩も、
煙草吸ってかなりガラ悪くなってる。
 
エンディングのメイキング、いつもみんな笑顔で可愛く、
本編との落差がすごい。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドラマ「滅相も無い」♯3・4

2024-05-10 20:29:03 | 2024年に見たドラマ
TVerにて。
第1話は起伏が少なくあっさり、第2話は落ちもあってかっちり作られてる、
という印象だったんだけど、第3話、まったくわけがわからなかった。
いや、もちろん一つ一つのエピソードの意味はわかるんだけども、
主人公の彼女の振るまいも病気も、同姓同名の女性たちのエピソードも、
いったい何を言うためだったのか。
私の読解力のなさゆえに、「????」の状態で終了。
 
第4話はわかりやすい。
「私が毒親みたいじゃない!」と抗議する毒親の母……。
そもそも、子どもをまったく日本語が話せない状態のまま、
普通の(おそらく公立)小学校に放り込む時点で配慮がなさすぎる。
バレエの先生に対しても、
「せめて受験が終わってからにすればいいのに」
「内緒でさせるなら、内緒は貫かなきゃ」
と思うけど、
「親というものは子どもの頑張りや意欲を大切にするものだ、
 心から気持ちを伝えれば受け入れてくれる」
と無邪気に信じていたのかな。
そっくりな言動の親を見たことがあるので、
めちゃくちゃ沈んだ気分になってしまった。
第1話の川端くんもそうだったけど、
子どもはそれでも親のいるところへ行きたいのね……
 
そして、自分は「楽しかった思い出」「特別な友だち」と思っていたのに
相手にとっては印象の薄い、あっさり忘れてしまえるようなこと/人間だったの、
つらすぎる。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドラマ「95」♯5

2024-05-10 20:17:57 | 2024年に見たドラマ
TVerにて。
毎週楽しみにしているんだけども、
情緒をめちゃくちゃにされて眠れなくなる危険があるので
リアルタイムでの視聴を避けているのだ……。

 

次回予告がまたもや不穏。
襲われた翔は重傷ではなさそうだけども、
コギャルの一人がスパイ?してたの?
そして今度はQが翔のために報復に出ちゃうの??

 

来週が気になるけれども、ひとまず第5話。
不穏なスパイスを散りばめつつも、今回は恋と青春の苦みがメイン。
セイラに言われっぱなしではなく、Qが彼女に
「小馬鹿にしてる。普通洗脳とか言わないでしょ」
とちゃんと抗議するの、よかった。
彼女の前で強い男でいたい、かっこつけたい男心よ~。
第2話から彼女のことをかなり気にして、
好きになっちゃってるのは明確に描かれていたんだけども、
初デートにドキドキしたり、彼女と翔との関係を気にしたりでぐるぐるしたあげく、
「ずっと一緒にいたい」をセックスの要求だと受け取られて、
急展開でラブホテルへ。
翔との関係を問われて「だって彼女がいるんでしょ」と答えるセイラ。
デートはしたことないというのに、明らかにラブホに慣れてるセイラ……。
それで、一度は「やっぱりやめよう」と言ったのに、
拒む彼女を力で押さえつけちゃったところで「次回へ続く」。

 

セイラがあっさり抵抗をやめてしまったところ、
「秩序おじさん」の牧野と何やら関係がありそうなところ、
闇が深そう……。
そして、自分からラブホに連れてきてシャワーを浴びてから拒む彼女に
「そりゃないよ」と思うのはわかるけど、
結局、Qは宝来と同じことをやりかけてるのよね。
現代パートで、セイラの娘に「父親を探してる」と言われたときの
動揺のない様子を見る限り、おそらく身に覚えがない
=未遂で終わったんじゃないかと思うけど。
付き合ってはいなさそうな翔とセイラ、
でもたぶん、お互い好きだよね。
何らかの事情があって、恋人になっていないだけで。
そして、翔にコンプレックスを抱いて彼の意向や心証を気にしつつ、
Qは翔に憧れてるし好きなんだよな~。
単純でない三角関係、切ない。

 

今回は、優しいドヨンになついてるQににっこり。
高橋海人くん、笑顔がso cute。
チーマ―狩りに参加しないQ、普通なら詰められてるとこだけど、
ドヨンいわく、「翔は殴らないスタンスを認めてる」。
謎だわ~。
 
そして、大人になってから、Qとマルコは年賀状のやり取りをしているけど、
二人とも他のメンバーとは没交渉だというのも、切ないね。
裕福なお坊ちゃまたちと庶民派、別れてそれぞれが元いた世界に戻ってしまったのか。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする