金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
★の数は「好み度」または「個人的なお役立ち度」です。
現在、記事の整理中。

八竜緑地

2015-05-31 19:17:30 | おでかけの記


山じゃないけど、友だちの誘いでハイキング。
名古屋市交通局と名鉄が共同で開催しているみたい。
交通局の方の「駅ちかウォーキング」は中吊り広告でよく目にしていたけど、
参加するのは初めて。
添乗員付きのツアーのごとく、「みんなで一緒に歩きましょう!」みたいな
感じかと思ってたんだけど、無料だし、
勝手に始めて勝手にゴールしてもいいとのこと。
ルートを示した地図をもらえるし、スタッフもたくさんいて、
これ利益出るのかな……と心配になってしまう。

コースは名鉄印場駅から八竜緑地経由でナゴヤドーム前矢場駅まで。
所要時間は2時間40分。
マイペースに歩いてもいい、とは言っても一本道をたくさんの人が歩いていくので
後ろの人々の存在に、どうしても急かされる感じはあり。
ぺちゃくちゃしゃべっていたせいか、せかせか歩いていたせいか、
全コースのうち、「緑地」パートは「あれ、もうないの??」という少なさ。
一般の道路を歩いていた時間の方が圧倒的に多かった……。
この日も夏日でひたすらに暑かったけれど、平地で歩きやすいし、
一人でも参加できるのでこの「駅ちかウォーキング」、
運動不足解消にはいいかも。

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冠岳・浄法寺山・南丈競山

2015-05-30 19:17:11 | おでかけの記
ゴールデンウィーク明けに突然、喉が見たこともないほどの炎症を起こして発熱、
病院に行っても「細菌が原因」としかわからない状態で
点滴を打つために3日間通院。
なかなか治らないなあ……と思ってたら今度は風邪か?
くしゃみと鼻水が止まらず体がだるい。
そんなこんなで半月、寝てばかりだったので体力的に不安だったのだけど、
そろそろ動かないとますます寝付くことになってしまいそう……
というわけで、登山サークルの福井行きに参加。

朝4時に待ち合わせで、結局一睡もできないまま。
寝ていないことに関しては、思ったよりしんどくなかった。
最初は冠岳。
いきなりハードな山道。
岩ばかりの急坂で泣きそう。

9時過ぎに山頂に到着。
よれよれだったけれど、山頂の見晴らしはよい。
遠くの市街地まで見えました。

そして冠岳の山頂から、次は浄法寺山の山頂へ。

撮影時間は10:28。
このころになると日もずいぶん高くなっていて、
暑さに気力を奪われる……
見晴らしがよいと達成感も倍増。

これで終わりかと思ったら、もう一つ、南丈競山の山頂へ行くとのこと。
(計画書に事前にアクセスできず、ルートを知らなかった)
写真を撮り忘れてしまったけれど、ここには立派な山小屋があって、
冷房もないのに風通しがよくて快適。
大先輩たちが持ってきてくださっていたコンロでお湯をわかし、
カップラーメンを食す。

つらかったのは帰り道。
南丈競山から浄法寺山へ、浄法寺山から冠岳山頂への道は比較的楽だったのだけど、
そこからの下山コースが地獄のようだった……。
行きとは違う道で、最初は平坦だったのに、途中から
険しい岩場になっていて、手を使わないと動けない。
その夜からすでに全身筋肉痛。
翌日の仕事が休みでよかった。立ち上がるのも億劫だった。
行きよりも帰りの方が脚にくるので、
「しんどくないコツ」はないかと訊いたのだけど、
「足腰を鍛えること」だそう。ですよね……。
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映画:『シンデレラ』

2015-05-29 11:43:59 | 映画の感想
映画:『シンデレラ』(ケネス・ブラナー監督)
★★★★☆

【シネマトゥデイの内容紹介】

古くから人々に親しまれている「シンデレラ」の物語を
実写化したラブストーリー。
継母と義姉妹から冷遇される日々を送っていた女性が、
未来を切り開く姿を追い掛ける。
メガホンを取るのは、演技派俳優で『ヘンリー五世』などで
監督としても高い評価を得ているケネス・ブラナー。
テレビドラマ「ダウントン・アビー」で注目を浴びた
リリー・ジェームズがシンデレラにふんし、
その脇を『ブルージャスミン』のケイト・ブランシェット、
『英国王のスピーチ』のヘレナ・ボナム=カーターといった実力派が固めている。

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この前見た『美女と野獣』がいまいちだったので、
どうしようかな~……と思ってたんだけど、予想以上に良かった。
話の展開は当然ながら分かっているので、
「どう描くのか」「どうアレンジしているのか」
という点が見どころだと思う。
魔法使いのおばあさんの登場にもきちんと伏線を作っていて
おとぎ話なりのリアリティを出そうという試みは感じられたし、
ロマンチックなドレスや小物を見ているだけで楽しい。
(屋根裏に閉じ込められてるなら体も洗ってないだろうし、
 王子との再会のシーンでは臭くなってるんじゃないか? 
 と気になってしまったが……)
ヒロインが舞踏会に足を踏み入れたシーンでは、
ちょっと泣きそうになってしまった。
これは映像と音楽の力だと思うんだけど、
舞踏会のきらびやかさと、日常のみじめさのコントラストが激しくて、
本当に一夜限りの夢であるということが、言葉にされなくてもわかるし、
ヒロインがそれを自覚している、ということも伝わってくるのだった。

そして、歳のせいか、継母の気持ちもわかるんだよね。
彼女の心理描写はそれほどないんだけども、
ちょっとした表情やヒロインに対するわずかなセリフに、
前妻とその娘の存在に対するおびえ、
自らの遺伝子の敗北と子育ての失敗の自覚みたいなものも
読みとれてやるせない。
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映画:『美女と野獣』

2015-05-01 13:38:48 | 映画の感想
映画:『美女と野獣』(クリストフ・ガンズ監督)
★★★☆☆

【Amazonの内容紹介】

バラを盗み、命を差し出せと言われた父の身代わりに、
野獣の城に囚われた美しい娘ベル。
死を覚悟するも、野獣はディナーを共にすること以外、何も強要しない。
やがてベルは、野獣の恐ろしい姿の下にある、もう一つの姿に気付き始める。
かつてその城で何があったのか、野獣が犯した罪とは?
いま、真実の愛が、隠された秘密を解き明かしていく─。

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そういえば絵本やディズニーの映画しか見たことがなくて、
記憶も曖昧だし、原作も読んだことがなかったな。
だから、どこまでがオリジナルの民話で、
どこからがこの映画のアレンジなのかわからないのだけど、
自分の知っている話とずいぶん違うところがあって、
その点ではおもしろかった。
自分の知っている話との相違点はこんな感じ(ネタバレ注意!)。





・ヒロインは6人兄弟(男3・女3)の末っ子
・父親は大商人だったが没落
・兄がろくでなし
・野獣(王子)がバツイチ
・王子が野獣になった理由は、黄金の雌鹿(正体は××)を射殺したため
・ヒロインが実家に帰省中、ろくでなしの兄が借金を清算しようと
 ゴロツキどもと一緒に野獣の城を襲う

豪奢なドレスやロマンチックな調度品、花にあふれた映像は
うっとりするほど。
ストーリーも前述のとおり、自分の知っている話と違うという点では
おもしろかったのだけど、釈然としない点が多い。
ヒロインが野獣を愛するようになった過程が丁寧でないので
ラストの展開が唐突に思えてしまうし、
父親が城を訪れた際、どうして馬が手当させていたのか、
女物の化粧品やらショールやらがなぜ並んでいたのか、
まったくわからなかった。

盛り上げるべきところは盛り上げ、決して退屈ではなかったんだけどね。


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