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はらだみずき『
サッカーボーイズ 再会のグラウンド![](http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=rhodonitegard-22&l=as2&o=9&a=4043899017)
』(角川文庫)
★★★☆☆
ジュニアサッカーチーム・桜ヶ丘FCに所属する遼介は、
4・5年生と続けて学年キャプテンをつとめていたが、
6年生になってから、
キャプテンの座とレギュラーポジションを失い、
監督には怒鳴られてばかり。
チームの雰囲気が悪くなる中、監督が峰岸から木暮に代わり、
チームメイトとの関係も変わっていく。
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最初の50ページくらいが退屈すぎて、
もう途中で読むのをやめようかと思ったのだけど、
小暮が監督になったあたりから読ませる展開に。
後半はなかなかおもしろかったのだけど、
評判の割りに「すごくよかった!」という感じがないのは
文章のせいかなあ……。
著者がサッカー指導の経験者なのが影響しているのかどうか、
物語の中に「記録」が入っちゃってるんだよね。
「ここは読み飛ばしても大筋には関係ないところだな」と
わかるような、やたらと説明的な部分があって、
ストーリーの勢いをそいでしまう。
続編もあるようだけど、読むかどうかは未定。