2020年は、いくつか兼ねている仕事のうちの一つを
ほとんど放棄していたおかげで、
趣味に走った一年となりました。
放棄していることに焦りはあるけれど、
自分のキャパをこれだけ食われていたのだな、と
認識することに。
来年は心機一転、その仕事もがんばる予定。
みなさま、よいお年を!
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【一般小説】
①永井路子 『炎環』
②塚本邦雄 『藤原定家―火宅玲瓏』
③塚本邦雄 『菊帝悲歌―後鳥羽院』
④吉田一 『藤原定家―美の構造』
⑤田中阿里子 『猪名の笹原かぜ吹けば 紫式部の娘 賢子』
⑥澤田瞳子『秋萩の散る』
⑦佐藤雫 『言の葉は、残りて』
珍しく趣味に走った一年。
原点回帰で歴史&古典に浸っていたので、
好み度の高かった本もその関係ばかりに。
【古典】
①繁田信一 『御堂関白記 藤原道長の日記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典』
②山本淳子 『紫式部日記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 』
③池田亀鑑 『平安朝の生活と文学』
④長谷川法世 『マンガ日本の古典 源氏物語上・中・下』
「古典」と「歴史」の線引きが難しい。
『御堂関白記』は「歴史」じゃないか? とも思うのだけど、
「日本の古典」と銘打たれているからこっちへ、
電子書籍のセールをしていた影響で、
ビギナーズ・クラシックスのシリーズを結構読んだ。
「御堂関白記」はこれまで関連書籍を読んでこなかったため
特におもしろく感じた。
【歴史】
①繁田信一 『かぐや姫の結婚』
②山中智恵子 『「明月記」をよむ―藤原定家の日常』
③村井康彦 『藤原定家 『明月記』の世界』
④ 大岡敏昭 『新訂 幕末下級武士の絵日記』
⑥松薗斉 『王朝日記論』
『明月記』もジャンルに迷ったけれど、こっちへ。
『幕末下級武士の絵日記』、興味の薄いジャンルだったけど
ほんわかした絵柄になごむし、当時の風俗や武士の生活が
伺えておもしろかった。
【その他】
①鵜飼秀徳『仏教抹殺 なぜ明治維新は寺院を破壊したのか』
②宮口幸治 『ケーキの切れない非行少年たち』
③石徹白未亜『節ネット、はじめました。』
④サンキュータツオ『ヘンな論文』
今年は仕事関係の本をほとんど読まなかった。
そのため言語関係の本がない。
【漫画】
①遠藤達哉『SPY×FAMILY 1~3』
②杉田圭 『超訳百人一首 うた恋い。』1~4巻
③石川ローズ 『あをによし、それもよし 3 』
④スズキダイチ 『ヒロイック・コンプレックス(1)』
⑤鶴谷香央理『メタモルフォーゼの縁側(1)~(3)』
⑥D・キッサン『千歳ヲチコチ: 4~8』
⑦えすとえむ 『いいね!光源氏くん1~4』
⑧伊藤ゆみ 『お寺のおくさん1~4』
漫画は積読解消で結構読んだけれど、
数のわりにあまり記憶に残ってないな……。
③と④は応援したい! という心持ちで。
【映画】
①『薬の神じゃない!』
②『ジョジョ・ラビット』
③『パラサイト 半地下の家族』
④『来る』
『来る』は決して出来はよくないのだけど、
一点突破のおもしろさがあった。
今年は映画館の会員になったため、
わりと映画館によく見に行っていた。
それでも、コロナウイルスの影響で
行けない期間があり、見たのは17本。
映画も積読というか、アマプラの視聴リストに
入ったままのやつがたくさんあるので、
来年は消化したい……。