金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
★の数は「好み度」または「個人的なお役立ち度」です。
現在、記事の整理中。

ウォーキングと大道芸。

2016-03-19 21:06:05 | おでかけの記


とんとん拍子に進んでいた副業の案件が、最後の最後で足踏み。
自分が「これしかない!」と思っていた案が通らず、
先方の出してきた案は承服しかねる。
もう一か月、この状態。

そんなこんなで悶々としていたけれども、
気分転換に長久手のウォーキングイベントに。
リニモはなみずき駅から陶磁資料館南駅まで
ひたすら歩くというもの。
しゃべりながら、2時間くらい歩く。
終点の会場では、何やらPRイベントをやっていた。
説明を聞いたけれど、何のイベントなのか、
半日たった今ではすでに忘れてしまった。
こういうキャラクター作ると、なんかメリットあるのかなあ。


美浜の塩のソフトクリーム。
写真じゃよくわからないけど、淡い水色。
ソフトクリームはどこで食べてもたいていおいしい。
ただ、風が強かったせいでどんどん溶けていくのには閉口。

帰りはモリコロパークへ。
愛知万博には嫌な思い出しかないのだけども、
今日はあちこちで大道芸や無料の催しものをやっていて、
とてものどかでのびのびとした雰囲気。
久しぶりに時間を気にせずに心穏やかに過ごせた。
大道芸は、芸そのものも大事だけど、
とにかくトークのうまさが印象を左右する気がする。
人が集まっているところ、盛り上がっているところは、
たいてい芸より話術で人を惹きつけている。
いくつか見たうちの2人は、
「おひねりに500円なら払ってもいいかな?」
と思うくらい楽しかったけれど、
日本で大道芸によって身を立てるのは非常に難しそう。
応援の気持ちでお金を払う人が少ないイメージ。

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映画:『シェル・コレクター』

2016-03-02 00:00:08 | 映画の感想
映画:『シェルコレクター』(坪田義史監督)
★★★☆☆

【シネマトゥデイの内容紹介】

目が不自由ながらも、貝類学の権威として有名な学者の男。
しかし、彼は妻子と離れて沖縄の孤島へと移り住み、
社会と隔絶するようにして貝を集める日々を送っていた。
ある日、いづみ(寺島しのぶ)という画家が島に漂着。
奇病に侵されていた彼女だったが、貝の毒で偶然治ってしまう。
やがて、そのうわさを聞きつけた人々が
貝毒を用いた治療をしてもらおうと島にやって来る。
島を訪れた者の中には、息子の光(池松壮亮)もいて……。

********************************

映画館にて。
大衆受けしなさそうな映画だなあ。
素材自体は、いくらでもスリリングに、
ドキドキハラハラさせる展開にできそうなのに、
そうならないんである。
奇病だったり、自分の世界を壊されいく主人公の苛立ちだったり、
自然と人間の関係だったり、要素要素は深堀りできるはずなのに
それがないもんだから「あれ、これで終わり?」って感じ。
命を救われた娘とか、あれ、何のために再登場したんだ。

非常に人をイラッとさせる息子のキャラ付けはよかった。
「今も戦争は起こってるんだよ!」
「環境を守らないと!」
と正しいことを声高に叫びながら、社会人としてはまるでダメな感じとか、
ああこういう人いるわ……としみじみ。
そして、今回も思ったが、あまりにも美男美女がいないと映画はダメである。
寺島しのぶも、本当に女優さんとしてはすごいが、なんというか、
演じるキャラクターの行動とも相まって、
あまりにも美化しなさすぎなのが絵面としてつらい。

しかしこの映画、嫌いじゃない。
ストーリーを構成している要素は本当にいいんだ。




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