成巽閣を後にし、バスに乗って西茶屋街方面へ。
途中、大正11年に建てられた料亭、山錦楼へ立ち寄った。
さすがに食事をしなければ内部見学はできないようで、ランチでも高額なので
ここはあきらめて外観の見学のみ。
西茶屋街へやってきた。
雨は更に激しく・・
大正11年に建てられた西茶屋街の芸妓たちの稽古場兼管理事務所。
更に歩いて石坂遊郭跡へ。
タイル物件を発見!
玄関床と玄関扉脇のゆるくアールを描く壁に貼られたタイルがとてもきれいなミントグリーン。
この床のタイルは3Dにも見える。
こちらの建物も1階、2階の窓周りはタイルで覆われてる。
この後、雨は更に激しくなり、皆の疲れもピーク、ギブアップ寸前になったけど、
まだ肝心のタイル尽くしの「カフェ凛凛」にも行き着いてなくて、一人で居残って探そうかと思ってた矢先に、、
やっとカフェ凛凛を発見!
ここでひと休みしていくことに。
玄関ポーチのタイルがなんとも華やかで美しい。
玄関を入ると、またまた素敵な空間が広がってた。
玄関ポーチのタイルと同じタイルが玄関のたたきにも全面に敷き詰められてる。
更に腰壁には大理石風マーブル模様の入ったタイル!
そしてその上には雷紋の縁取りタイルも。
なんてゴージャスな空間。
この界隈でここまでタイルがそのまま残されているところはさすがにないそう。
ちょっと無理言って見せて頂いた洗面所周りにも、ピンクとグリーンのかわいいタイルがびっしり。
お風呂場もきれいに残されてる。
素敵だなあ~
建物に囲まれた坪庭もあって、窓越しの坪庭もいい感じ。
カフェは2階。
階段を上がって
お部屋はきれいに改装されて、畳敷きの落ち着いた空間になっていた。
建具などは昔のままだろうか
昭和レトロな型板ガラス
ここでほうじ茶ラテお菓子付きを頂いて一服。
あといくつかチェックしていたタイル物件もこのカフェの周りにあったようで、
帰りに、又大雨の中、チェック。
漆喰装飾が入れられた玄関扉上部
ポーチに貼られたタイル
どこももう廃墟化していて、せっかくのタイルやら凝った窓の意匠などもボロボロ状態に
こちらも玄関扉上にステンドグラスが残っているようだったけど、
雨もひどいし、よく撮れなかった。
この後はお昼ご飯へ、今度は東茶屋街の方へタクシーで向かった。