2日目の朝一は名護のネオパークに向かうことにしたのだけど、
その前に途中通りかかる名護市役所だけはまた見ておきたい~と寄ってもらった。
昭和56年に象設計集団によって建てられた市役所。
とても市役所とは思えないようないでたちの建物で、初めて見た時も衝撃を受け、感動した記憶があるのだけど、
今回も又緑に包まれ、いい具合に風化していてなんだか遺跡のような風格も漂っていた。
ほんとにすてきだなあ~
コンクリートの柱に植物の緑が絡みつき、一体化してる
建物から深く張り出した軒は、沖縄の強い日差しをさけ、風を取り入れると共に広場のような効果をもたらして
人々が集えるコミュニティの場になればという思いが込められているという。
色とりどりの琉球ガラスがはめられた屋根も。
あちらこちらに開けられた空間、開口部に、
そして沖縄特有の「花ブロック」がまた風通しの良さや涼しさを演出してる。
前回訪れた時に市役所の方にお聞きしたのだけど、当初はどこからでも入れる風通しのよい役所を
イメージし、特に正面玄関は設けられてなかったそうだけど、
分かりにくい、などの意見があり、途中から市役所のネームプレートが入れられ、便宜的に設けられた正面玄関。
コンクリートやガラス、やきものなど素材は全て沖縄産のものが使用されていて
扉の取っ手もインパクトのあるやきものでつくられている。
床にいられれたモザイクもかわいい。
掲示板や窓ガラスの周囲には色ガラスが。
建物正面は大きく張り出したスロープに
このスロープの上も歩いてみたかった・・
が、家族が待ってるのでダッシュで戻らないと;
正面の壁面には56体のシーサーが貼り付いている。
シーサーは全て姿形が違うもので、それぞれに特徴があって面白いなあ。
これは体がモザイク瓦貼り?になってる。
どのシーサーも味わい深かった。
沖縄らしさ満点の名護市役所、再訪することができてよかった~満足。。