飛騨金山のメンバーがチェックしていたもう一つのスポットは、この銭湯跡。
昭和63年まで営業していたという銭湯は、現在男湯の方だけ開放されていて、中まで見ることができる。
引き戸を開けると、年季の入った木製のロッカーがずらりと並ぶ。
この辺りでは2軒あった銭湯のうちの一つだそうだけど、こじんまりとしている。
ロッカーは番台に置かれてた鍵?でこんな風に引っかけて扉を開けるのだとか。
よそのグループを案内してたガイドさんが教えてくれた。
どのロッカーも共通の鍵なんだなあ。
鏡の前にはちょっとしたカウンター
そしてこちらの銭湯の見どころはもちろんタイル。
浴室の手前に付く手洗いはタイル尽くしの手洗いに。
水墨画のような松竹梅の絵付けのされた渋いタイルを雷紋のボーダーマジョリカタイルが囲み、
シンク中央には染付の本業タイルがはめられていた。
手洗いの対面には鏡の下に同じようなパターンでタイルが貼られてる。
こちらは真ん中に富士山、両脇にはなでしこ?の花のような
よく見ると、水辺に帆掛け船みたいなのが可愛く描かれてた。
そして浴室の入口前はタイル貼りに。
赤ちゃんの標準の身長と体重の表
浴室へ入ると、白と黒のタイルが市松状にびっしりと。
浴槽には、底には本業タイルがびっしりと敷かれてた。
入口そばにあった水槽は、隣の女湯とつながっているそうで、
この壁の下から声を掛け合って、物の貸し借りなど(家族で?)
行われていたてのだとか。
こちらの水槽もモザイクタイル貼り。