蓼科農園については、先(4月10日~)の「畑開き準備」で、前年に積み残したマルチ・
防草シートはがしと芋がら、枯れ枝などの整理を終えて、今回、4月23日~26日に「畑開き」
を実施しました。
前回のオートスライド「♫ 春まだ浅い 信濃信濃路へ~」の余韻のまま・・
K邸は、“高原の春”たけなわで、広い庭の桜は、今満開でした。 こぶしの大きな花も
一面に白いアクセントをつけ、ウグイスはしきりに鳴いていました。 標高が高いせいか、
石楠花、ツツジはもう少し先のようで、グランドのスイセンは咲き始め、ニホンサクラソ
ウの群生は、ようやく出そろってきたところでした。
K邸の春
出発時点の天気予報では、かき入れの中2日が雨模様とあり、なので、初日から雨に急
かされるような密な作業となりました。 2日目は、午後3時頃までは何とか持ちそうとの
予報にかわり、朝早めのスタートにして、予定の作業を確保することにしました。
どんよりしたお天気は、気が気ではありませんでしたが、反面、肌寒いくらいなので、
大した暑さがなかったのが幸いしました。 結局、夕方薄暗くなる 6時半まで作業ができ
たおかげで、予定の進捗を上回る成果となりました。
縄文の湯に疲れを癒し、外に出ると、雨が降っていました。
耕運機による畝つくり マルチ、防草シート張り
ジャガイモの植え付け お茶タイム
3日目は、夜に かなりの雨足で降り、午前中いっぱい雨は残りました。 時折、突風の
ような強い風がありましたが、昨日の疲れを癒すための休息を 天が与えてくれていたの
かもしれません。のんびりと午前中を過ごし、午後3時からネット張りなどの作業を再開
しました。
おかげ様で、次回でも差支えない2か所の“ネット囲い”も完成し、さらに、畑の周囲
にも防草シートを張り巡らすなども出来、畝建てした20本余りのマルチの列とその間を
防草シートで埋め尽くされたその姿は、更地の畑に新しい息吹が吹き込まれ、イキイキと
生まれたのでした。
畑開き 完成(中央に鹿対策ネットが見えます。)
(右端の白い3つは、そら豆の霜よけです。)
最終日は、朝から輝くように晴れ、北、中央、南アルプスの山々の、クッキリと冠雪
した美しい頂は、それぞれに自慢し合っているようでした。
帰路、小淵沢あたりから、早くも前方に雨上がりの綺麗な富士の姿を捉えることが出来、
中央道を 長坂、須玉、韮崎・・と近ずくにつれ、いっそうクッキリと大きな富士を目前
に、“畑開き”が無事完成したことの充実感と共に ホッと開放感を味わうのでした。
今回は、ジャガイモ200個、サトイモ120個を植えつけました。 次回「大合宿」では、
いよいよ、一面の畝に、種まき、苗の植え付けを行い、今年の作付がすべて出揃うことに
なるのです。
東京練馬では、pookyさんが、大合宿で植えつけるための苗たちを、その日に苗丈が短か
すぎず 長すぎない 丁度良い大きさに育つように逆算して、丹念に育苗しています。
カボチャ、スイカ、ナス、米ナス、トマト、ミニトマト、タカノツメ、あまながトウガ
ラシ、パセリ、イタリアンパセリ、ピーマン、長ネギ、下仁田ネギ・・などたくさん育苗
されています。
練馬で育苗している元気な苗たち(部分)
お待たせしました。オートスライドをお楽しみください。(約4分半)