蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

第5番とナンバー5  (bon)

2022-08-24 | 日々雑感、散策、旅行

 奇妙なタイトルですが、2つの音楽が合体された曲の演奏を取りあげました。

  ベートーベンの「交響曲第5番」とマンボの王様ペレス・プラドの「マンボ・ナ
ンバー・ファイブ」を合体させた曲なんですね。 まったく正反対?のような曲を
合体することにすでに驚嘆してしまいますが、よくもまあ、まとめてみたものだ
と思います。しかし、ちょっと無理があるような気がするところもありますね。
(文末にyoutube動画を載せました。)このようなたまに面白い試みもありますが、
通常の演奏会は、合唱団もすごい人数の大音楽会が主流です。

        Voces para la Paz(平和への声)
         (同HPより)

 ネットサーフしていましたら、突然このような奇妙というか、おふざけというか
珍しい演奏に遭遇しました。  なんだろうと、少し深入りしてみましたら、次の
ことが分かりました。

 「1998 年に設立されたVoces para la Paz (平和への声)は人道支援団体
で、スペインの主要なオーケストラや合唱団の音楽家で構成されています。
  貧困の根絶と、世界中の最も脆弱で不利な立場に置かれた人々や地域社会の生
活条件の改善に貢献するプロジェクトを実施しています。  これまでアフリカ、
アジア、ラテンアメリカ諸国など世界 21か国以上のプロジェクトで、橋、学校、
図書館、診療所、孤児院、井戸、灌漑システムなどが建設されました。」とあり
ます。

      (例)コンゴで学校の再建
        (同HPより)

 つまり、ボランティアの音楽家、合唱団らで構成され、音楽会の入場料などを
関連団体と協力して、これら恵まれない人々のための活動を展開しているのです。
これまでこのような趣旨で活動されている世界募金団体と違って、音楽関連の
人々で構成された、世界貧困等支援活動を直接展開されている団体であることを
知りました。

 今まで、この団体とは知らずに、利用させていただいたyoutube動画がありました。
また、これを知って調べてみましたら、モーツアルト、ビゼー、ベートーベン、
ヘンデル、グリーク、ベルディ、バッハなどなどずいぶんたくさんの楽曲を演奏
されています。(youtube で見ることが出来ます。)

              

 このような具体的で立派な活動により、多くの成果を上げていることに頭が下
がる思いです。

 

 

 

5ª SINFONIA / MAMBO Nº 5. Beethoven/Pérez Prado.

 

 

 

コメント
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