牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

三世紀に亘り問屋を営む升本総本店の徒然を毎日更新!!商品情報からビアガーデン・試飲等イベント情報、酒文化経済・書評等々!

博物館から骨董、川喜田半泥子作の日本製の写しまで。髭徳利いろいろ。

2022-07-12 12:07:46 | 酒の道具など
                          
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昨日は日経に出ていた、フレーゲルの「静物画」の髭徳利に触れ、「日本語になるほど有名なら、模倣して作られた例とかもありそう」などと記しましたが、実際、日本での髭徳利、どうなんでしょうね。


ちょっとググってみたら、アサヒビールの大山崎山荘美術館に舶来物が所蔵されていました。
(ちなみにこの美術館、元はニッカやアサヒビールとも縁の深い実業家の別荘で、1989年にマンション建設のために取り壊されそうになったのをアサヒビールが譲り受け、1996年に開業したものらしい)




ドイツ 塩釉髭徳利(えんゆうひげどっくり)



京都国立博物館にも所蔵されているようで、こちらも塩釉髭徳利。



(文化遺産オンライン)


こんな感じで本家ドイツ(orデルフト?)のものは一般的になっているようですね。
実際、アンティークとして実際にネットショップで売られていたりもする。





送料無料!で20万円ナリ。
高いのか安いのかわかりませんが、たぶん安いのでしょう。


博物館所蔵品からネットショップへと、だんだん身近になってきましたが、後は日本製の写しがあるのかどうか。


デジタル社会というのか、案外あっさりと見つかりました
しかもこちらも古物商のページ。





自分も名前だけは知っている、川喜田半泥子の作。
(チベット探検やKJ方で有名な川喜田二郎先生のお父様ですね)

陶芸家というより、実業家としても含め多方面で活躍した川喜田半泥子の手慰みの髭徳利でしょうか。

説明によれば、下部には「By Handyshi 1948」と刻銘があるそうです。
「Handeishi」ではなく「Handyshi」= Handy(使いやすい)となっているのも趣ですね。

欲しいけど、sold-outらしい。

残念ですが、ドイツ製はコロナ明けにドイツとかデルフトの骨董屋さんで探すことにして、日本では日本製の写しを探してみようかな。



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髭男爵ではなくて髭徳利、です。

2022-07-11 15:35:56 | 酒の道具など
                          
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先週の日経朝刊文化面。



「名画の器」というシリーズで、フレーゲルの「静物画」が取り上げられていました。

中央の魚とか左側のリアルな葱などが目に付きますが、文章ではこうあります。


より目を引くのは、右の丸い器である。立派な髭をたくわえられた男の顔がつけられ、(中略)こうした髭男の器は、後年、江戸時代の日本にも伝来してきて、髭徳利とも呼ばれている。


なるほど、髭男爵ならぬ髭徳利ですか。





ちなみに、フレーゲルは他の静物画でもこの髭徳利を描いているのですが、同じものに見えます。



こうした意匠はなんとなく知っていましたが、日本(語)で「髭徳利」というジャンルになっているほど有名だったのですね。
日経の記事でそのアイコニックな意味として、「酒の守護神説、森の野人説、あるいは魔術用の器、、、」と言及されているのも、重要性を示しているとも考えられるし。


日本でも有名で、かつアイコニックに重要な意匠であれば、日本でも模倣して作られた例とかもありそうですが、どうなんでしょうね。
(後で調べてみましょう)




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謎解きゲーム? 「ほほおちゴハン」で出てきた酒樽の神社は新川大神宮ですヨ!

2022-07-09 17:40:20 | 新川大神宮と新川
                          
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先々週くらいでしたか、テレビ東京さんから新川大神宮の境内で撮影したいというお話がありました。

なんでもBSテレ東の「ほほおちゴハン!」というグルメ番組で、ご近所の洋食の名店「津々井」さんの取材の前フリで新川大神宮を撮影したいとのこと。

「(元?)乃木坂46の高山一実さんがMC」というのには残念ながら今一つピンとこなかったのですが、ご紹介いただけるのはありがたいということで筆頭総代さんにお立合い頂き撮影依頼を受けることになりました。


で、その放送が今朝でした。

番組のホームページによれば放送後はネット上でも見られるようなので、「テレビの前に正座」はせず、先ほど外出から戻って、見てみると、、、、、





なるほど、神社から始まるパターンが多いんですね。
(確かに以前の吉田類さんの「酒場放浪記」も冒頭でした)





お酒の積み樽を前に、番組紹介をしたり、





ゲストのきれいなお姉さん(、、し、知らない)も出てこられましたが、、、、

番組中、酒樽の「さ」の字も、新川大神宮の「し」の字も出てこないまま、「津々井」さんに移動しちゃいました。

場所(地名)も「茅場町」一本で、本来の住所「新川」も出てきません。
強いて言えば、津々井さんの紹介の時に「茅場町で洋食と言えば『新川 津々井』」とあったくらい。


「乃木坂アイドルが酒樽の前で一杯」とかを勝手に期待しちゃった自分が悪いのですが、残念。


ただ、知らない人には冒頭の酒樽とか気になりますよね。
謎解きゲームみたいに関心を持ってもらえれば良いかな。

ということで、検索した時に引っ掛かるように、今日の記事を書いてみましたとさ。





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NO CORK NO LIFEではなくて、NO CORKのスクリューキャップのスパークリングワインです

2022-07-08 13:03:38 | 酒の道具など
                          
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先般、展示会で見つけたワインをとりあえず買ってみた。






De Bortoli
Jean Pierre Brut NV

デ ボルトリ
ジャン ピエール ブリュットNV


オーストラリアワインに特化したインポーターさんのスパークリングワインです。



展示会で試飲をした上で「とりあえず」買ってみたという理由はこれ。






このスパークリングワイン、首にNO CORKとあるように、スパークリングなのに「スクリューキャップ」なんです。


スパークリングワインの栓は、一般的にはコルク

「ガス圧を保つためにはコルク」ということらしく、教科書的にはスパークリングと呼べるのは3気圧以上とか、シャンパーニュは5~6気圧でクレマンは3.5気圧とか、ランブルスコなど微発砲性のフリッツァンテは1~2.5気圧とか言う中、スクリューキャップは微発泡性のものに限られていました。


ところが、このキャップ、5気圧のスパークリングワインに使用できる特許を取得したもので、開けやすいのはもちろん、「再栓が可能」で「再栓後の気泡の抜け」が最小限に抑えられるのが特徴らしい。

試飲会で味見はしたのですが、「再栓が可能」「再栓後の気泡の抜け」という状況はよく判らなかったので、買ってみた、という訳。


改めての味見でも、シャルドネベースでコスパの良いオーストラリアのスパークリングという感じ。

泡も結構細かく、グラスの底からの泡立ちも、(底にあるポイントのせいでもありますが)一列に細かく立ち昇っていてキレイ
インポーターさんによれば、「翌日まで大丈夫ですよ」ということで、「こりゃイイね!」と思ったのですが、、、、、、



結局食事の時に全部飲んでしまって、「翌日まで大丈夫」という確認はできませんでした。

トホホ。
今週も買って帰ろうかな。





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七夕と言えば笹の葉さらさら、笹と言えば「おささ(お酒)」、お酒は竹葉で、竹葉亭は白鷹(なんのこっちゃ)

2022-07-07 15:48:26 | 酒の情報(酒エトセトラ)
                          
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今日は七夕。



七夕に因んだお酒としては、ウチでもお扱いのある焼酎「七夕」を以前ご紹介しましたが、それ以外は見当たらないんですよね。

「笹の葉さらさら」で連想すると、これも以前ご紹介した奈良の大安寺さんの癌封じの「笹酒(祭り)」があるのですが、これは新年(1/23と日で決まっているらしい)の行事です。





「笹酒」ではありませんが、歌舞伎とかで女郎がお酒のことを「おささ」って呼んでますよね。

あれも笹つながりかなと思って調べるとビンゴ!で、そもそもお酒のことを「竹葉」と呼んだようです。

しかも鰻の「竹葉亭」はそれに因んだネーミングだそうです。


知らなかった!!!!


で、竹葉亭と言えば、白鷹の蔵元さんにある施設「白鷹禄水苑」には東京竹葉亭さんが入っていますね。



お酒はもちろん白鷹。


本社のある名古屋のお店でも白鷹がラインナップ


ちなみに東京竹葉亭さんは銀座の竹葉亭さんとは暖簾分けの関係にあるようで、でも銀座の竹葉亭さんもお酒は白鷹なので、暖簾分けの前から白鷹さんなんですね。

とは言えその銀座の竹葉亭さん、以前とある蔵元さんから「ウチのお酒を出しているんで」とお招きいただいたのですが、確かにネット等を見ると、今はその蔵元さんの方を前面に打ち出していますね。
世の中、なかなか難しい。


あれれ、七夕と言えば笹の葉さらさら、笹と言えば「おささ(お酒)」、お酒は竹葉で、竹葉亭は白鷹。

なんのこっちゃですね。
訳が分からなくなったので、おしまい。





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銘酒屋って何でしょうか?

2022-07-06 11:18:33 | 附属酒類経済研究所
                          
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一昨日話題にした、待合四天王「あるまじき所に酒樽」

その記載のあったwikipediaの裏をとるため、引用文献である「東京の裏面」という書物を探して確認したところまでは書きました。




(某古本屋さんのネットカタログより)

せっかくなので、とその本の目次を見ていると、、、






「花柳界の女中」とか「神官の裏面」とか「政治家の裏面」など、文春砲か「噂の真相(古い!)」かという怪しい目次が並んでいますが、その中に「銘酒屋」というのがありました。
(上の写真の上段、左から5番目)


これ、気になりますよね!!
国会図書館のデジタルサービスで読んでみた。





読んでみるとこの「銘酒屋」、「銘酒」を売るというのは名ばかりで、実態はキャバクラとかピンサロみたいなお店のようです。

一種の魔力を有するお世辞に魅せられ、微笑みの針に釣込まれるようなら堪らない。恐ろしい浅草名物だ。
尤も小石川柳町指ヶ谷町、芝神明等にもあるが、是は極めて少数であるから、先ず浅草を本場と云わねばならぬ。

浅草(公園五区六区の辺りらしい)を中心に流行っていたようです。

銘酒屋のお姉さん(「主婦」と書いてある)の喩えとして、その昔、旅人に石の枕を与え、夜半熟睡している頃を見計らって上からその石を落として殺したという老婆のようなものだとしているくらいですから、その怖さたるや、です。

恥ずかしながら知りませんでした。

ただ、「広辞苑」にも「銘酒屋」という項目があって、「銘酒を売る家」という第一の字義に加え、第二の字義として「明治時代、銘酒を飲ませることを看板にし、私娼を抱えて営業した店」というのがありますから、ある意味常識的なことのようですね。

間違っても(本当の意味での)銘酒を売る店を開いたときに「銘酒屋升本」とかしちゃいけませんね。
あぶない、あぶない。




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「花街神楽坂」って「新銀行東京」みたいなものですか?

2022-07-05 15:16:08 | 神楽坂とインテリジェントロビーの徒然
                          
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神楽坂とか料亭とかの話が続いていますが、そんな料亭や待合や置屋などが集まる地域を花街(かがい、はなまち)と呼びますよね。

【広辞苑】
はな-まち(花街)
料理屋・芸者屋・遊女屋などが多く軒を並べている街。色町。色里。

かがい(花街)
遊郭。花柳街。いろまち。


神楽坂も花街として有名ですし、それが地域のアイデンティティの一つであるのも事実ですが、普段使っている「新明解国語辞典」には「花街」として「遊郭の婉曲表現」ともあるように、ちょっと婉曲な気持ち(何だ?)を感じることもまた事実です。

そんな中、こんな看板を見た。






Staryline
スタートライン

花街神楽坂店



不動産屋さん(の支店)のようですが「花街神楽坂店」と、「花街」を前面に押し出しています。

神楽坂の説明をするときに「花街」という言葉を使うことはありますが、支店名というのは聞いたことがないですね。
(神戸などで「北野異人館店」というのはありそうですけど)

不動産屋さんなので、その街の特徴を支店名にするのかな、と思ってホームページを見ると、、、、







うーん、他のお店は普通の名前です。

なんで神楽坂だけこうなったのか、マンションでも借りにお店に入って聞いてみようかなっと。






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あるまじきところに酒樽、とはどこ?

2022-07-04 13:01:31 | 酒の道具など
                          
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神楽坂の老舗料亭「うを徳」さんの取り壊しについて先ごろ触れましたが、ついに3軒になってしまった神楽坂の料亭、最盛期には?とちょっとググってみて、昔の花街を紹介する文章などに「料亭●軒、待合●軒」という記載があるのに気付きました。


外形的には料理を出すのが料亭で、そうでないのが待合で、でも待合は色々あるし、というレベルの知識だったので、一応、wikipediaで確認してみた。

確かにそんな感じだったのですが、その中で興味深い記載がありました。

その他、門口に盛り塩、帳場に縁起棚、あるまじき所に酒樽、眉毛のあとの青いかみさんが待合の特徴と言われた[7]。


「あるまじき所に酒樽」、、、、


あるまじき所⇒本来あるはずではない場所、ということだと思うのですが、実際、どんな意味なのでしょうか。

お店の入り口にはあってもよさそうだし、部屋の中だって飲む場所(でもある)なのであっても悪くないし。

気になったので、上のwikipediaの記載の引用文献([7]というもの)を見てみた。

「東京の裏面」という本の「待合」という章。



「裏面」という怪しげな本ですから、内容もそんな感じで、料理を出さないという外形的な建付けの裏側は、、、、というもの。

で、その最後に確かにこう書いてありました。





門口に盛り塩、
帳場の何処ぞに縁起棚、
有るまじきやうの処に酒樽、
眉毛のあとの青いかみさん、

是れ待合の四天王である。


「四天王」とは恐れ入りましたが、「有るまじきやうの処」がどこなのかはわからない。

別に言及のある「門口(入口)」「帳場」ではないでしょうし、台所(ないけど)でもないでしょう。
トイレとかお風呂とかにはあるまじきですが、本当にあるまじきです。

どこなんだろう?






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軽子坂ではなく軽子橋、でした。

2022-07-02 11:29:23 | 神楽坂とインテリジェントロビーの徒然
                          
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昨日金曜は、埋められてしまった新川に架かっていた今は無き一之橋、二之橋、三之橋を話題にしましたが、その際にちょっと調べて見つけたミツカンさんの埋められた川と橋の資料。





昨日の話題の画面中段右寄りの新川から少し下がった辺りに、こんな橋がある(あった)のを見つけました。





その名も「軽子橋」


軽子と言えば、荷物を担ぐ人足さん。
ウチの本拠「揚場町の軽子坂」も、お酒を荷揚げする「揚場」とお酒を担ぐ「軽子」から来ていますが、こちらは坂ではなくて橋ですよ。


ググってみたら鏑木清方がこの橋を描いたデッサンが残っているようで、鎌倉市の美術館のHPでも公開されていました。








橋のたもとで釣りをして遊んでいる子供の絵。
時代的にはすでに物流が舟運から陸運に転換している時代なので、軽子などは描かれていませんが、場所的には築地川ということもあり、築地市場の軽子が行き交っていたのでしょうか。


この「軽子橋」、現在では橋もその名も残っていないようですが、こうした地物の名前って歴史を語るものだし、うまく伝えていきたいものですよね。
(自分も軽子坂がなければ軽子という存在も知らなかったし)








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新川の一之橋、二之橋、三之橋ってどちらから数えているのかな?

2022-07-01 11:06:39 | 新川大神宮と新川
                          
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昨日、新川が埋め立てられた云々について書いた際、その頃のことをちょっと確認しようと思って調べていて、興味深い資料を見つけました。





「銀座の井戸跡 埋め立てられた掘割に架かっていた橋」という地図。

お酢の「ミツカン」さんが「水の文化センター」という活動をされていて、そこでの資料です。

文字通り、埋め立てられた掘割(水路)に架かっていた橋を示したもので、画面中段の右側に新川も見られます。

で、そこに架かっていた橋が上流側から一之橋、二之橋、三之橋の3つの橋。




新川大神宮のホームページに掲載してある昔の絵図にも出ている3つの橋ですね。






新川が埋め立てられた現在、この橋はどうなっている(あるいはどんな場所?)でしょうか。


上流側(茅場町側)から見てみましょう。


まずは一の橋





卸組合のある旭塩業ビル(このビル自体が新川の跡地に建っている)から新川大神宮への入り口のところ、です。


次に二の橋





新川大神宮から2つ目の交差点、蔵元さん「北川本家」さんの出張所の先です。


そして最後の三の橋





こちらは鍛冶橋通りを越え、隅田川の手前の公園(新川の碑とかがある)のところですね。


これで一、二、三の橋をコンプリート。

それはさておき、麻布の「一の橋」「二の橋」は下流側から数えているのにこちらは上流側から。
数え方が逆なのは何か意味があるのでしょうか。




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