さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

神津島の酒 最初の夜 

2023年11月25日 | 関東甲信越


島のビール醸造所、Hyuga Breweryに予約を取りました。このオフシーズンで観光客も
少ないから予約はいらないんじゃ、と思いましたが、宿の女将さんが「どこもキャパは
小さいし、集まりがあると入れなかったりするので、是非予約を取れ」という。
さらに店によっては前もって予約をしないと仕入れをしなかったりもするというので
これからの4泊、次々に電話をしてすべての夜の予約を入れたのでした。スマホが
あるから検索して電話できたけど、前時代はどうしてたんだろう。


まずはお試しセットで全種類飲んでみる。なかなか美味いぞ^^


店員さんは若い人たちが数人。とってもモダンな感じの店です。


入ったときに数人のグループがいましたが、西洋人のお嬢さんがモデルになってて
何やら撮影をしていました。10分くらいで帰って行ったので、広い店内に客は
俺ひとりになりました。学生さんみたいなバイトの若いお嬢さんひとりが店内に
立っていて、あとはみんな厨房にいる。つまりふたりきりで、俺はひとり座って飲んで
いる。ちと居心地が良くないぢゃないか。。。


神津島の名物、明日葉を使ったピザ。なかなか悪くない。


さっき飲んだなかで一番美味いと思った「燈」を追加して、デザートのりんごを
煮たやつとアイスを食べる。


ビールも食べ物も旨かったけれど、なんか不完全燃焼だよなあ~~。全然酔っ払って
ないし…(~_~;)


居酒屋「たつみ」の前を通ると、中から賑やかな声が聞こえてきた。看板もなけりゃ
暖簾もない。普通の家という感じだが。。。この理由はあとあとわかったので、
そのときにまたご説明します。とにかくもちっと酒を飲むために入ってみました。
少し勇気のいるところだぞ。


ザ・酒場という感じで、俺の入るべき場所だよ。空いているカウンターに座り、
短冊にある「赤イカ」を注文したが、残念ながらナイということで「赤むつ」にする。
いやあコレが旨かったぞ。こうでなくちゃなあ。酒はこの島の焼酎「盛若」の水割り。


二杯目はロックにしました。この店には海で働く労働者たちが集うらしく、時間も
少し遅くなってきたのでみんな酔っ払ってきて大声で楽しんでいる。だんだん
すごいカオスとなってきました。酒場はこれでなくちゃあねえ~www


多幸湾

2023年11月24日 | 関東甲信越


西風が強い時などは東に面しているこちらの港を使うそうだが、この日は風もないので
神津島港を使っており、ここはとても静かで人もいない。


関心があれば説明をお読みください(^益^)w


待合所は使っていないと廃墟のようでした。右の自販機www


誰もいないのでとってもよかったぞ。


向こうにうっすらと三宅島が見えていました。あの島は2000年に大噴火して、
2005年まで全島民が避難していたんですよね。そりゃ大変だったろう~~w
ものすごい噴火はここからでも見えたでしょう。


あの先にあるのが湧水だ。


露天風呂でもあるのかと思うよね。


水は美味かったぞ。ペットボトルも一杯にする。山登りの汗で濡れたハンカチも洗う。
風が吹いているのですぐに乾くだろう。しばらくすると大きなタンクを持って車で
やってきた住民が来ました。

そのあとで、観光客のお嬢さんがひとりでやってきた。そして俺に「コレって、コレ
ですよね?」と聞く。質問が意味不明だろ。「ここの湧水って、この流れているやつ
ですよね」という意味なんだろう。それ以外にないと見ればわかると思うが。


海の色がすごくきれいだよ。


波って見てて飽きない。きれいな海ならね。


毎回形が違うんだよ。


11月はオフシーズンなのでとっても人が少ない。風が涼しくてとてもいい気候なので、
暑い夏よりもいまの時期のほうがずっといいぞ。


またあの坂道を登るのは大変なので、しばらく待って帰りのバスを待つことにする。


バス停に行ったら、「コレってコレ」のお嬢さんがいました。彼女もここまで歩いて
きたけれど、帰りはバスに乗りたいと言っていました。とにかく虫が多いのがイヤだと。
そりゃあ~こういう自然のなかですからね^^;

「帰りはヘリに乗る」とか言うので、「そりゃあ~とっても高いでしょう」と言うと、
その値段は俺が帰りに乗るプロペラ飛行機と同じ金額だ。聞いていると、どうやら
お嬢さんはその飛行機のことを「ヘリ」と呼んでいることがわかった。「ヘリ」って
「ヘリコプター」のことでしょ。。。

時間になって「バス」が来ると、それはワゴン車でした。マイクロバスかなあと
思ってたんだけど、もっと小さかった。それも近年本数が減ってしまったそうです。
不便だけど乗る人もいないからなあ。。。


多幸湾へ歩いて行く

2023年11月23日 | 関東甲信越


民宿へチェックインしてから港に戻り、「よっちゃ~れセンター」で昼飯。
「漬け丼」を頂きましたが、これで1000円は素晴らしい! 英国に滞在している
知り合いからは、「昼食はまずいくせに2~3000円かかるので、一番安いサンドイッチ
にするけれど、それでもひとつ1000円だ」という話を聞きました。これを見たら
発狂するでしょう(^益^;


神津島はむかし神集島とも書かれました。神様たちの集まる島です。湧水を求めて
神様たちが集まるほどに島のあちこちで水が湧いているとか。以前に松本に行った
とき、ホテルの部屋で飲むために(やたらに酒を飲むから)コンビニでペットボトルを
買いました。しかし、ホテルの横に湧水があって、わざわざ車で汲みに来るやつが
いるほどにいい湧水だったと知って馬鹿なことをしたと思ったのです。だから今回は
カラのペットボトルを持ち込んでいたのです。


民宿の女将さんに湧水の場所を聞いたら、島の北端の赤崎と、島の東側の港の多港湾に
あるとかw さっと歩いて行ける距離じゃないよねー!バスは1日に何本もないし。
「島のあちこちに素晴らしい湧水があると聞いたのですが」と言ったら、女将さんは
苦笑い。でも飲む価値はあるというので、多幸湾のほうに行くことにしました。

地図で、今いるのが西側の湾、神津島港です。東側にも多幸湾というのがあり、特に
冬などは西風が強いので、そんなときは船は東向きの多幸湾に着くそうです。歩いて
行くと2㎞ちょっとか。でも山越えなのです。。。まあ行ってみますかーw


スタートから坂道です。島というのは海に突き出た山の頂上ということですから、
基本海岸からは坂道だ。朽ち果てつつある雑貨屋さんがありました。何やら布団が
山積みだな。


スタートからして息が切れそうだw


あの山の横を通り抜けて反対側に出るのですー。


ちらほらと商店がありました。とっても昭和な感じです。


小学校がありました。みんな元気そう。


「よたね広場」に着きました。「星空のモニュメント」だそうです。ここでは星空
観測が出来ます。夜に星の写真撮るぞ♪


だいぶ登ってきたでしょう?まだまだこれからなんですよ。。。


ゆるやかに曲がりながら登っていく舗装道路があるのですが、図書館の裏からショート
カットできる階段があるというので行ってみた。なかなか急だぞw


蜘蛛の巣はあるし、もんのすごく気持ち悪い虫はいるし、息が切れて汗をかくwww


しかしすぐに「よたね星空展望台」に着いたぞ。暗くなってからここまで来るのは
大変すぎる。車があればだな。つまり俺には縁がない。


船が着いた波止場と、さっきいた広場が見えるよ。


こんな橋を渡ったりしてずんずん山道を登っていきました。さっきみたいに急では
ありませんが、やはり上りが続くとなかなか大変だぞ。


峠を越えて下りを進むと反対側の海が見えてきましたよ。


多幸湾が見えましたー。なかなかの壮観です!


神津島に上陸

2023年11月22日 | 関東甲信越


岩礁が見えました。船乗りは気をつけないとね。


平らな式根島を通過すれば、まもなく神津島。


見えてきたぞ~。山の上には雲がかかってますね。


もちろん後方には何も見えない。


だんだん近づいてくると、乗客のみなさんもデッキに出て島を見ました。


なかなか大きい。向こうに村落が見えてきましたよ。


山はなかなか急なようですぞ。後日これを登ります。


右に式根島と向こうの左には新島。ここまで来ると近い。いずれあっちにも行って
みたいと思っています。


島の北端は岩礁だ。あそこにも後日行きますよ。


いよいよ接岸ですぅ。


降りたのは数人。出口には警察官が立っていました。そおか、お尋ね者が離島に
逃げて来たりすることもあるんですよね。ひとりひとり顔をチェックしていましたよ。


まもなく昼という時間ですが、宿からは「着いたらまずチェックインしてくれ」と
言われているので、昼飯の前に直行しないといけません。離島では宿泊施設でも
飲食店でも、微妙に独自のルールがあります。それはまたおいおい。。。


下田から神津島へのフェリーは行く

2023年11月21日 | 関東甲信越


下田湾を船が出て行こうとするとき、水上オートバイが追いかけるようにやって
きました。


水しぶきを上げながら、こっちを見てるぞw


そして船はついに外洋に出て行きました。


すぐに利島が見えてきました。あそこの山は登るのに急だろうなあ。


その向こうにはでっかい新島が見えています。


あれは漁船かな。


東京湾が近いしあちこちにいろんな船が通ります。


下田はだいぶ離れてきました。そもそも乗客がすごく少ないので、デッキには若者が
ひとりいるだけでした。


あそこは伊豆半島の最南端、石廊崎ですね。前にいったことあるなあ。


船っつ~のは車や電車と違って、まわりには海が広がるだけなので、それはそれで
気持ちいいものだねェ。そして意外とスピードが早いものですね。


しばらくすると伊豆の陸地は見えなくなってきましたよ。2時間半の航行なので、
一度船室に入りましょう。


トイレに入ると、なんだコレは(^益^)w 船酔いリバース噴射用ですね^^
むかし英国からアイルランドに渡るとき、船に乗ったらすごく揺れてグラグラし、
トイレで逆噴射している人を見ました。この日は天気がよくてよかったな~(*´ω`)