野球とは関係ありませんが、今、日本経済は未曾有の危機状態にあり、政治のリーダーシップがこれほど求められる時はないにもかかわらず、今、日本の政治も未曾有の危機、いえ、既に終わった感があります。麻生総理のブレブレ発言はもはや日常茶飯事となっていて驚きもありません。政治家の命は「言葉」と言われますが、これほど言葉に重みがない総理も珍しいでしょう。最近では口を滑らせないように慎重な物言いをしていますが、そうすると内容が全く空疎になります。つまり、本音を話してもダメ、建前でもダメというどっちに転んでもダメな総理だということです。そこに中川財務大臣の「ろれつが回らない」会見です。正直もう終わったと思いますが、自民党も予算案を通さなければなりませんし、麻生さんじゃ選挙は戦えないので、これだけひどい状況になっていても、暫く現状維持というひどい状況です。一年で衝撃的に政権を投げ出した安倍晋三さんは三世でした。反対運動が渦巻く中日米安保同盟を結んだおじいさんの岸信介は、良いか悪いかは別にして、安倍さんよりはるかにタフでした。同じく自分よりは良いだろうと謙虚に身を退いて「はりぼて」の麻生さんに後を託した福田康夫さんは、政治家としては有能だと思いますが、父赳夫さんのようなコミュニケーション能力や、人間味がありませんでした。そして麻生さんです。母方の祖父は言わずと知れた吉田茂で、戦後の日本を導いた政治家です。しかし、孫は馬鹿な育てられ方をして、文字通り言葉すらまともに使えない「馬鹿」になってしまいました。そして、その盟友中川昭一も二世です。二世がすべていけないとは言いませんが、やはり、これだけ感受性の鈍さ、厚顔無恥を見せられると、公務員の「渡り」ではありませんが、二世自体を禁止した方がいいんじゃないかと思えてきます。二世が参入するとしたら、今別な話題になっている「漢検」受験を条件にするとか…。
野球界ではWBC代表の合宿が話題になっています。33人から28人に絞られるため、選手も目の色を変えているようですが、イチロー、松坂、ダルビッシュ、岩隈、城島、松中、福留、村田、中島、、岩村といった超一流の面々はみな「一世」です。もちろん、野球界でも二世選手はいますが、それには当然実力の洗礼を受けなければならないのです。野球の世界もいろいろありますが、政治の世界の体たらくを見ていると、やっぱり実力勝負の世界はいいなあと思います。
野球界ではWBC代表の合宿が話題になっています。33人から28人に絞られるため、選手も目の色を変えているようですが、イチロー、松坂、ダルビッシュ、岩隈、城島、松中、福留、村田、中島、、岩村といった超一流の面々はみな「一世」です。もちろん、野球界でも二世選手はいますが、それには当然実力の洗礼を受けなければならないのです。野球の世界もいろいろありますが、政治の世界の体たらくを見ていると、やっぱり実力勝負の世界はいいなあと思います。