現在、大阪で世界陸上が開催されています。ホスト国として活躍が大いに期待されるところですが、400ハードル為末、走り高跳び醍醐、ハンマー投げ室伏、200末續、棒高跳び沢野、女子走り幅跳び池田など期待選手が次々を破れ去りました。室伏選手などは北京に目を向けており、今大会にあえてピークを持ってくるような調整をしていなかったようでさっぱりしていましたが、醍醐、末續、沢野、池田などはプレッシャーに破れ去ったような感があります。特に、醍醐、沢野などは足がつるなど、トップアスリートにはあり得ないような事態でほとんど競技をできずに破れ去りました。
以前プレッシャーについて書きましたが、これまで何度も同じことを繰り返しているのに、それが生かされていないと感じます。人の期待に応えるためではなく、自分のベストのプレーをすること、そのために「自分がコントロールできること」に集中すること、精神論ではなくて、それができるようにメンタルトレーニングなど行うこと。トップ選手にはこうしたことを組織的に取り組んでほしいものです。
逆に、リラックスしすぎると、緊張感がゆるみ、集中力がなくなります。散ドラ諸君はプレッシャーよりもこっちのケースの方が多いと思いますので、適度の緊張感を持ちながら、結果ではなく、自分のベストを出すことだけを考えてプレーしよう!ガンバレ!ドラゴンズ!
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