「やれば~出来る子~YDK♪」
「やる気スイッチ 君のはどこにあるんだろ~♪」
前向きなメロディーに乗せていますが、要するに(やれば出来るのに)やらない、(やれば出来るのに)やる気が起きないということです。
どちらも学習塾のコマーシャルソングですが、故なきことではないのでしょう。つまり、強いられる受験勉強が好きになれないということです。
で、やれば出来る子になる、やる気スイッチはどこにあるのか。それは、やはり「好きになる瞬間」なのではないかと思います。そして、それが一番難しいんですけどね。
受験勉強とはちょっと違いますが、野球でもあるんですよね。同じようなことが。もちろん、みんな好きだから入団するんでしょうけど、そのテンションというか、ボルテージというか、好きの大きさは個人差があります。
一言えば十響くような好きで好きでたまらない子もいれば、友達から誘われて面白そうで入った子もいれば、勢いで何となく入ってしまった子もいたりして、千差万別です。そんな感じですから、人それぞれ、「好き!」と感じることも違いますね。温度が低い子ほど、やる気スイッチが入るのはなかなか難しいですね。
そんな子たちでも、「好きになる瞬間」に出会えたら、きっと何かが変わるのでしょうね。昨日の練習では、まだ経験浅い部員たちのナイスプレーが続発しました!これって、周囲もそうですが、本人たちが一番「やった~」と感じていると思うんですよね。これが是非とも、やる気スイッチになってくれるといいですね。
かくいう私も、野球をやっていて感じるやる気スイッチが忘れられずに、いまだにコーチを続けているのかもしれません。打つことはあまりありませんが、トスバッティング、フリーバッティングなどで守る機会は今も多いですが、その時のギリギリの打球をキャッチした時の快感はなかなか他では味わえないものです。
そんな快感を一つでも多く感じて、野球を好きになってくれる子が増えてくれると嬉しいですね。今年、横中に入ったOB2人は、5年生からの入団で学年でも2人しかいませんでしたが(ガクやサヤハルよりキャリアは下です)、見事、野球にはまってくれて今があります。きっとやる気スイッチが体中にあったのでしょうね。
これはコーチ冥利に尽きますが、現実はこのようにうまくいかないものです。道は険しいですが、できるだけ、それぞれが「好き!」と感じられる瞬間を作れるようにがんばっていきたいですね。
しかし、それ以前に、散ドラ(学童野球)に興味を持ってもらうことにも努めないといけませんね。子どもだと思っていた下級生も、今や4年生です。3年生、2年生の求人活動をしないといけません。やる気スイッチのもう一つの要素として、下からの突き上げというのもありますからね。
野球の底辺拡大については、to be cotinued です。
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