初戦は敗戦だったようですが、つい先日まで単独チームでの出場が難しいと思われていた散ドラが、部員14人で新シーズンを迎えられたことは、奇跡のようですね!とはいえ、新入団生の大半が新5年生ということで、これはこれで、なかなか大変かもしれません。
身近で見たことはありませんが、本当にすごい選手は、1年生で始めようが、6年生で始めようが、モノになると思います。しかし、普通の選手だったら、始めるのは2年生の終わり頃から4年生初めくらいが一番ちょうどいいのではないかと思います。それより早いと、教えてもなかなか言ったことが伝わりませんし、それより遅いと、言ったことは伝わっても身体がそれについて行かなかったりするからです。
しかし、そういう希望は、誰もが野球をするのが当たり前だった時代の発想ですね。サッカーをはじめとして、数多くのスポーツと競合する現在では、そんな贅沢なことは言っていられません。スポーツをしていなかった子が、5年生や6年生になって、ちょっと楽しそうだから野球でもやってみようかというのも、これからの新しい形かもしれません。
昔のように誰でも野球をやる時代ではなくなっても、大谷翔平選手のようなスーパースターは現れてきます。そういう意味では、始める時期は遅くて、甲子園に出るような選手にはならなくても、「俺も小中学校では野球をやっていたんだよ」と言って、大人になっても野球ファンであり続けたり、子どもと野球をするようになったりする人を増やすのが、本当の底辺拡大と言えるのではないかと思います。
ここ数年の散ドラは、本当に高学年での新入団選手によって何とかチームの命運を保っているような状態ですが、真の意味で底辺拡大の貢献するチームと言えるのではないかと思います。そんなチームが、勝ち得た勝利はまた格別ですね。そんな勝利を目指して、今年もガンバレ、散田ドラゴンズ!
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