八王子市散田町在住のスポーツ好き親父の戯言!

八王子市の学童野球チーム散田ドラゴンズ元管理人(2007年3月~2016年2月)のブログです。

好みの問題はありますが…

2009年11月14日 14時33分36秒 | プロ野球・高校野球

今オフは、二人のメジャーリーガーの去就が話題になりました。一人は、昨日4年20億円で阪神入団が発表された城島健司捕手で、もう一人は言うまでもなくワールドシリーズMVPのヤンキース松井秀喜です。

 

松井秀喜のこれまでの軌跡を特集したネット記事を見ていたら、巨人時代最後の頃のことが書いてありました。最後のシーズンである2002年は、ご承知の通り自身初の50本の本塁打を放ち、日本一にも貢献し最高のシーズンになりました。一方、もう一人の主砲清原とは互いに認め合いながらも野球に対する考え方の違いもあり、チームメイトが清原になびく風潮の中で、松井は少し浮いた存在になっていたと書いてありました

 

それが原因でメジャーに行ったわけではないと思いますが、記事の中にもありましたが、日本球界は松井には少し窮屈になっていたのでしょう。プライベートな面ではチームの中心ではなかったかもしれませんが、野球の面では松井が屋台骨だったのは間違いなく、松井が去ったあとの巨人は、今年まで日本一を奪還することはなかったのです。勝利するうえで大切なのは仲良し集団になることではなく、「チームのために」何が出来るかを考える選手が何人いるかでしょうね。

 

ONとして一時代を築いた王さんと長嶋さんは、性格も選手としての個性もまったく違い、プライベートではまったく付き合いはありませんでしたが、お互いの力を認め合い、チームが二分されることもなかったです。仲がいいわけでもないのに、二人とも「誰にも分からなくても、二人だけで分かりあえる関係」と言います。より高みを目指して競い合った二人だけにしか分かりあえない世界があったのでしょうね。生え抜きで入団が一年違いだった王・長嶋と違い、生え抜きで伸び盛りの松井とFA移籍で力が衰えつつあった清原では、二人だけでしか理解できない世界は築けなかったのでしょう。

 

好みの問題はありますが、私は清原のように殊更に観客にアピールするタイプではなく、やはり松井のように黙々とチームのためにプレーする選手が好きですね。そして、その結果は間違いなくファンを引き付けてやまないですからね。

 

これまでも書いてきましたが、私が好きになった選手は、王貞治、西本聖、松井秀喜と野球に対する取り組み姿勢が同じような選手ばかりです。もちろん、他にも好きな選手はたくさんいますし、長嶋茂雄、江川卓、清原和博だって嫌いではありません。しかし、思い入れを込めて見ていたのは、やはり前者のようなタイプの選手で、自分の価値観が出てしまいますね。

 

余談ですが、他には、地味なところでは河埜和正選手とかが好きでした。桑田真澄の姿勢も立派でした。王監督つながりでは小久保、松中などもチームリーダーですね。今だとヤクルトの宮本、日本ハムの稲葉、巨人の小笠原といった選手がいいですね。投手では、楽天の岩隈・田中、日本ハムのダルビッシュ、ケガで休んでいますがソフトバンクの斉藤和己らの試合は見たいと思いますね。もっとたくさん、そういう選手が出てくると、自然とプロ野球も盛り上がるでしょう。

 

今日のジョグ

朝起きると雨が止んでいたのでクロの散歩に行くと、ところどころ雲が切れているのに、雨がポツポツと。今のうちにと走りに出ると、普通の小雨になり、ほどほどで切り上げて家の近くからは本降りになりました。その後、晴れ間が出たと思ったら、猛烈な雨が落ちてきたりと変な天気です。

 10km  57分13秒

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