WBCがものすごい盛り上がりを見せていますね!
不振の福留の代打ホームランで優勝した2006年の第1回大会(このブログ始めてませんでした)、やはり大不調のチームの支柱イチローの決勝打で優勝した2009年の第2回大会(「WBC連覇!」)も盛り上がりましたが、MLBの一昨年のMVPである正真正銘のスーパースター大谷翔平、大会前に異例の長期契約を結んだ36歳ダルビッシュ、日本球界の大エース山本由伸、160kmの完全男佐々木朗希、三冠王村上宗隆、レッドソックス入りした吉田正尚など錚々たるメンバーを集めた今大会は注目度が違います。
そして、その戦いぶりも極めて安定してます。打線も好調ですが、やはり日本の投手力の高さがものを言っています。上記の4投手以外にも、戸郷、今永、宮城、高橋奎二などが第2先発として安定した力を発揮し、伊藤広海、大勢、宇田川、湯浅、高橋宏斗、松井なども皆安定していました。
打線も、献身的な守備や走塁も光るペッパーミルパフォーマンスのヌートバー、近藤健介、大谷翔平、吉田正尚の上位打線の出塁率が極めて高く、一次リーグで不振だった岡本、村上にも当たりが戻ってきて、下位でも山田or牧、源田or中野、中村などもしぶとい打撃を見せて貢献しています。
辛口野球評論家の広岡達朗氏などは、「大谷、ダルビッシュなどもまだ本調子ではない」などと言っていますが、それは他の国も同様で、その中では極めてバランスが良い状態にあるのが日本チームであるのは間違いないと思います。
この後、舞台をアメリカに移し、21日の準決勝で日本はメキシコと対戦し、そこで勝利すると、22日の決勝では、キューバとアメリカの勝者と戦うことになります。試合時間が8時からとなり、仕事の日でもなんとか途中から観戦できたこれまでと違い、試合を観ることが出来ませんが、日本チームを応援したいと思います。
国際競技連盟が主催するサッカーやラグビーのワールドカップ(W杯)と違い、ワールドベースボールクラッシック(WBC)は、アメリカのメジャーリーグ(MLB)と選手会が主催をする特殊な大会で、今回も急遽準決勝の日程が変更になるなど、不可解なことがあります。しかし、大会がこれだけの盛り上がりを見せ、大いに大会を盛り上げた新興国チェコなど、野球の普及拡大を考えると、今後の大会運営は、他のスポーツと同じようなものにしてほしいですね。
1次リーグ
初戦 日本 8 - 1 中国 大谷翔平の安定感あるピッチングと2点タイムリーが効きました!
2戦目 日本 13 - 4 韓国 ダルビッシュが打たれるも、ヌートバー・近藤・吉田で逆転!完勝!
3戦目 日本 10 - 2 チェコ 序盤軟投派投手に苦しめられるも、自力の差で逆転勝ち!佐々木も圧巻!
4戦目 豪州 1 - 7 日本 大谷140m弾と山本由で完勝!
準々決勝
日本 9 ー 3 イタリア 大谷気迫の投球とセーフティバント。岡本5打点、村上も復調!
今大会の日本ラウンドについては、熱心な日本のファンも世界から大きな称賛を集めています。それを裏づけるように、今大会のテレビ中継についても、大変な視聴率を叩き出しています。価値観が多様化し、一つのコンテンツに人気が集中することなく、媒体も多様化する中、中国戦41.9%、韓国戦44.4%、チェコ戦43.1%、オーストラリア戦43.2%、イタリア戦にいたっては、何と48.0%です。この人気が野球人気の復活につながるといいですね!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます