つい先日、義理の叔父(父方の叔母のご主人)から電話がありました。久しく会っていなかったですし、ましてや電話をもらったことはなかったので、何事かと思いました。
話を聞くと、自分の弟の孫がある有名私立で野球をやっているので、うちの倅もどうかと勧めてくれたのでした。私の出した年賀状に倅の野球のことを書いてあったので、親切で言ってくれているのですが、セレクションでしか入れない高校ですから、どうかと言われてもどうにかなるものでもありません。
ありがたくお礼を言って電話を切りましたが、後で調べてみると、結構すごい選手でびっくりしました。1年からレギュラーとなり、甲子園にも出場し、プロも注目の逸材とのことでした。倅に話すと、「血はつながっているの?」と聞かれました。残念なことに、血はつながっていないんですね。
血がつながっていなくても、これだけの選手と知り合いの知り合いというのはすごいなあと思いました。しかし、米の社会心理学者が行った有名な実験で、適当な二人を選んだときに、知り合いをたどっていくと、平均して六次以下の隔たりでつながるというものがあるそうです(「もっとも美しい数学 ゲーム理論」文春文庫)。私-父-その妹-そのご主人-その弟-その子-その子で、まさに六次の隔たりです。ですから、確率的にはそんなにすごいことではないのかもしれません。
そういえば、家を建てるときに世話になったカミさんの遠縁(正確には知り合いですが、狭い村のことで隣近所は誰かしら縁戚関係にあるのだそうです)の人のお父さんの葬儀の時、その伯母さんの義理の子(再婚だったご主人の子供)の息子がジャイアンツに入団したと聞きました。こちらも六次前後のつながりです。
誰でも知り合いの知り合いを辿れば、結構すごい人がいるものですね。ただ、倅には残念ですが、どちらも血はつながっていません。少しでも血がつながっていると思えばモチベーションがあがったかもしれませんが、自分の力で何とかがんばるしかないですね。
↓ 自分の力でがんばるように、ぽちっとお願いします。
今日のジョグ
本屋に長居しすぎてお休み。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます